流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

キレハイヌガラシを食べてみた

2022年12月24日 | 野山旬菜
スカシタゴボウかと思ったが果実は細長くふくらみは無い。

抜いた地下茎は短く、葉は羽状に細く裂けているのでおそらくキレハイヌガラシだろう。

アブラナ科なので食べても問題ないと思うが、ネットで調べてもよくわからない。
葉を噛むとやや青くささは感じるがピリッとした辛味もある。

やわらかそうな芽先を摘んで試してみよう。

よく茹でて水気を切って皿に盛る。
菜花のようなうまそうな香りはなく、食感もボソボソした感じ。

不味いかと聞かれたら・・さぁ、どうしよう?
米、麦、芋と混ぜた雑炊仕立てにしたらうまそうだが・・

救荒食料としてなら食べる価値はあると思うが、そんな時代にならないことを願う。

旨味が足りないのですりごまを加えたが、これなら酒のつまみにぴったりな感じ。

年末には寒さで葉先が枯れてしまうクコだが、今の時季に野草を食べるならこっちのほうがはるかに旨い。