高島城天守閣(2024/10/29)iPhone写
13:00 北参道のお店で昼食!
【本宮】は表(南)参道と北参道がありますが、北参道のほうが鳥居も大きく、お土産屋さんも並んでいるので、私達と同じように参拝の順を間違えた人も多いと思います。
(タクシーも北参道前で下ろしてくれたけど・・・)
参拝が終わったころチラチラと雨が降り始め、気温が下がったためか急に寒くなって入ったお店で暖かいおうどんを食べました。
愛想良い気さくな女性の店員さんが、甘栗の試食をさせてくれたり、タクシーも呼んでくれました。
それでふたりはタクシーを待っている間にせいろ蒸しのお饅頭を食べ、甘栗もお土産に買いました。(商売上手です!)
上社の【前宮】と【本宮】の参拝にタクシーを使ったせいか思いのほか早く廻ることでき、まだ宿に戻るのは早いので相談の上、
翌日行く予定だった高島城を見学することにしました。
14:00 【高島城】
本宮の北参道からタクシーで15分程で高島城へ着きました。
道すがら運転手さんの話によると、この辺の街は湖を埋めて作ったということでした。
そして高島城の別名は諏訪の浮城といわれ【日本三大湖城】のひとつだ教えてくれました。
三大湖城とは、この高島城(長野県上諏訪市)膳所城/ぜぜじょう(滋賀県大津市)松江城(島根県松江市)だそうです。
天守閣入場券とパンフレット
桜・藤の季節、雪の季節はとても綺麗だろうなと思うパンフレットの写真ですが、当日(10月29日)でも充分美しいお城でした。
【高島城】
天正18年(1590)当時、諏訪領主諏訪頼忠が徳川家康の関東転封に従って武蔵国へ移った後、秀吉の家臣【日根野織部正高吉(ひねのおりべのかみたかよし)】が、諏訪に転封領主となり、7年程かかって築城。
廃藩置県により一度撤去され高島公園として一般に公開、1975年に天守閣が復興されました。(※パンフレット)
左から【冠木門(かぶらぎもん)・冠木橋・天守閣】
【角櫓(すみやぐら)・冠木門(かぶらぎもん)・冠木橋】
冠木門の内側(とても風情を感じる門です)
本丸は庭園になっていました。
彫刻家・細川宗英作のモニュメント【いらか】(このへんからまた雨がちょっと降ってきました)
天守閣に登ってみました。
1階 郷土資料室、2階 高島城資料室、3階 展望台
天守閣から諏訪湖を望む
お堀側からの展望
雨は止みましたが、相変わらずの曇天でお天気なら素晴らしい風景だったと思うとちょっと残念でしたが・・・(あんまり降られなかっただけ良しとしよう!)
資料室に【由布姫/ゆうひめ】の人形がありました。
由布姫は小説【風林火山】での名前ですが、諏訪頼重の娘とされています。
物語によって、由布姫(ゆうひめ)または湖衣姫(こいひめ)諏訪御寮人(すわごりょうにん)とも呼ばれ、絶世の美女とも言われています。
諏訪は諏訪の豪族であった諏訪氏が支配していましたが、諏訪頼重の時に、武田信玄により滅ぼされてしまいます。
※アニメ逃げ上手の若君より!
またまた登場する諏訪頼重!史実では亡くなってしまうので残念です。(アニメではどうなるのでしょう?2期が待ち遠しい!)
由布姫は父を討った武田信玄の側室になり、後に武田家の当主になる武田勝頼を産み、25歳の若さで亡くなったとされる悲劇の姫として語られています。
天守閣から私達の宿としているホテルが見えました。👀
これならそろりとろり姉妹でも「迷わず行ける」と高島城見学の後、この一本道をてくてくと宿まで歩いて帰りました。