気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり姉妹旅【諏訪】⑧【高島城】

2024年11月10日 | 旅行

高島城天守閣(2024/10/29)iPhone写

13:00 北参道のお店で昼食!

【本宮】は表(南)参道と北参道がありますが、北参道のほうが鳥居も大きく、お土産屋さんも並んでいるので、私達と同じように参拝の順を間違えた人も多いと思います。

(タクシーも北参道前で下ろしてくれたけど・・・)

参拝が終わったころチラチラと雨が降り始め、気温が下がったためか急に寒くなって入ったお店で暖かいおうどんを食べました。

愛想良い気さくな女性の店員さんが、甘栗の試食をさせてくれたり、タクシーも呼んでくれました。

それでふたりはタクシーを待っている間にせいろ蒸しのお饅頭を食べ、甘栗もお土産に買いました。(商売上手です!)

     

上社の【前宮】と【本宮】の参拝にタクシーを使ったせいか思いのほか早く廻ることでき、まだ宿に戻るのは早いので相談の上、

翌日行く予定だった高島城を見学することにしました。

14:00 【高島城】

本宮の北参道からタクシーで15分程で高島城へ着きました。

道すがら運転手さんの話によると、この辺の街は湖を埋めて作ったということでした。

そして高島城の別名は諏訪の浮城といわれ【日本三大湖城】のひとつだ教えてくれました。

三大湖城とは、この高島城(長野県上諏訪市)膳所城/ぜぜじょう(滋賀県大津市)松江城(島根県松江市)だそうです。

天守閣入場券とパンフレット

桜・藤の季節、雪の季節はとても綺麗だろうなと思うパンフレットの写真ですが、当日(10月29日)でも充分美しいお城でした。

【高島城】

天正18年(1590)当時、諏訪領主諏訪頼忠が徳川家康の関東転封に従って武蔵国へ移った後、秀吉の家臣【日根野織部正高吉(ひねのおりべのかみたかよし)】が、諏訪に転封領主となり、7年程かかって築城。

廃藩置県により一度撤去され高島公園として一般に公開、1975年に天守閣が復興されました。(※パンフレット)

左から【冠木門(かぶらぎもん)・冠木橋・天守閣】

【角櫓(すみやぐら)・冠木門(かぶらぎもん)・冠木橋】

冠木門の内側(とても風情を感じる門です)

本丸は庭園になっていました。

彫刻家・細川宗英作のモニュメント【いらか】(このへんからまた雨がちょっと降ってきました)

天守閣に登ってみました。

1階 郷土資料室、2階 高島城資料室、3階 展望台

天守閣から諏訪湖を望む

お堀側からの展望

雨は止みましたが、相変わらずの曇天でお天気なら素晴らしい風景だったと思うとちょっと残念でしたが・・・(あんまり降られなかっただけ良しとしよう!)

     

資料室に【由布姫/ゆうひめ】の人形がありました。

由布姫は小説【風林火山】での名前ですが、諏訪頼重の娘とされています。

物語によって、由布姫(ゆうひめ)または湖衣姫(こいひめ)諏訪御寮人(すわごりょうにん)とも呼ばれ、絶世の美女とも言われています。

諏訪は諏訪の豪族であった諏訪氏が支配していましたが、諏訪頼重の時に、武田信玄により滅ぼされてしまいます。

アニメ逃げ上手の若君より!

またまた登場する諏訪頼重!史実では亡くなってしまうので残念です。(アニメではどうなるのでしょう?2期が待ち遠しい!)

由布姫は父を討った武田信玄の側室になり、後に武田家の当主になる武田勝頼を産み、25歳の若さで亡くなったとされる悲劇の姫として語られています。

(調べれば調べるほどに、諏訪は歴史的に奥深い!)

     

天守閣から私達の宿としているホテルが見えました。👀

見ると道が真っ直ぐではないか!

これならそろりとろり姉妹でも「迷わず行ける」と高島城見学の後、この一本道をてくてくと宿まで歩いて帰りました。

⑨【諏訪の旅/二日目の宿】へ続く・・・(といっても今回は二泊同じ宿です!)

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そろりとろり姉妹旅【諏訪】⑦【上社/本宮】

2024年11月09日 | 旅行

上社/本宮/北参道の大鳥居(2024/10/29)iPhone写

【上社/前宮】で待って貰っていたタクシーで次の目的地に向かいました。

11:50 【上社/本宮】着

ここも、逞しく凛々しい狛犬のお出迎えです。

狛犬の傍に【手水舎】があります。

【明神湯】手水舎のすぐ右後ろにありこれもお清めですが、温泉が出ています。(硫黄の匂いがして、ちょっと熱いです!)

【雷電為右衛門の像】

このお相撲さんは長野県出身の江戸時代の力士で、大相撲史上最強の力士と言われており、勝負事に強いということでお参りする人も多いそうです。

茅野市出身の彫刻家、故矢崎虎夫氏の文部大臣受賞作品ということです。※説明板より

【清祓池】

【一之御柱】

     

私達は廻る順序を間違えたらしく、この階段を上り幣拝殿の方へ先に行ってしまいました。

実はこの前を左に行って布橋という廊下を通り、そこから幣拝殿の方へ入っていくのが正しい廻り方だったらしいです。

ということで入り直しました。

こちらが【表参道】

御柱はここから入ってくるらしいです。(先に入ったところは北参道、難しい)

太鼓橋のような橋を渡るとそこに鳥居がありました。

【布橋】の入口が見えました。(右側の建物は工事中でした)

右側に【二之御柱】を見ることができました。

【布橋】長さ76m

反対側から

途中に徳川家康が寄進したといわれる【四脚門/よつあしもん】がありました。

     

境内にも龍神の手水舎がありました。(ちょっと怖い竜神様!)

ここでも工事が行われていました。

境内でカリンの実を見ることができました。

     

【本宮】も無事に参拝ができ、ここで四社全て廻りました。

時間も13:00、お昼過ぎなのでお腹もすいてきましたので、北参道のどこかのお店で食事をし次に行くところを相談することにしました。

⑧【高島城】に続く・・・

 

 

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そろりとろり姉妹旅【諏訪】⑥【上社/前宮】

2024年11月08日 | 旅行

諏訪大社/上社/前宮

(2024・10・29)iPhone写

10月29日(火)

6:00 起床 

旅の二日目です。

あいにくの曇りでしたが、雨は降っていませんでした。

部屋から見た諏訪湖

反対側から

この十字架のある三角屋根の教会のような建物は、ホテル敷地内にあり、結婚式などが行われているのではと思い?

ホテルの方に聞こうと思っていましたが、聞く機会を逃しました。

8:00 朝食(バイキングでした)

     

二日目の予定は諏訪大社【上社/前宮】と【上社/本宮】参拝です。

地図 ※神社旅のススメさんより

10:00 宿の車で上諏訪駅まで送ってもらい、そこから茅野(ちの)駅に行き、先ず【前宮】に行くことにしました。

【茅野駅】は上諏訪駅から一駅です。

上諏訪駅には珍しく構内に足湯がありましたが、今回の旅では残念ながら入る時間が持てませんでした。

10:22 上諏訪駅発➜ 10:28 茅野駅着(JR中央本線)

茅野駅を降りると左手に【姥塚古墳】がありました。

茅野駅から前宮まで、地図だと2.5km、若く健脚なら歩くところでしたが、老齢の私達はタクシーで行くことにしました。

     

11:00 【諏訪大社/上社/前宮】に到着

タクシードライバーは中年女性の気さくな方で「時間的にその方が良い」と提案され、

【上社/本宮】まで行ってもらうことにし、前宮前で待ってもらうことにしました。

【手水舎】

手前から、狛犬・鳥居・十間廊(左)・内御玉殿(右)

【十間廊】

奥の階段を上りきった内御玉殿(うちみたまでん)ところに大きな欅の木と杉の木の間にある小さな祠があります。

【御室社/おむろしゃ】欅と杉の木の間にある社

【水眼の清流】昔禊(みそぎ)のために使われていた綺麗な水が流れています。

     

【御柱】前宮では御柱を全部まわりました。

【一之御柱】

【二之御柱】

【三之御柱】

【四之御柱】

全ての御柱をまじかに見えたのはこの【前宮】だけです。

もちろんすべて触ってまわりました。(御利益があることでしょう!)

     

【前宮水眼広場】

下水道のマンホールがありました。

【前宮本殿】諏訪大神が最初に居を構えた地と言われているそうです。

本殿があるのはこの前宮だけです。

いざ鎌倉!と言った時代の名残として、本殿の横にはこんな道しるべがありました。

こんな遊歩道もあるらしいです。

そして、アニメ【逃げ上手の若君】に出てくる【諏訪頼重の供養塔】がありました。

※アニメ逃げ上手の若君より

 

アニメファンからか、写真と花が添えてありました。

北条時行と諏訪頼重の写真でした。

※アニメ逃げ上手の若君より

この前宮は諏訪大社4宮のなかでも、いちばん自然に囲まれていて、より神様を感じるところでした。

そしていよいよ、次は4宮最後になる【本宮】です。

⑦【上社/本宮】に続く・・・

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そろりとろり姉妹旅【諏訪】⑤【諏訪の旅/一日目の宿】

2024年11月06日 | 旅行

宿の部屋から見た諏訪湖の夜景
(2024/10/28)iPhone写

17:17下諏訪駅発➜17:21上諏訪駅着(中央本線)

上諏訪駅に着くとあたりはすっかり夕闇になっていました。

宿の迎車の最終時間は5:30!宿の方は電話で教えてくれました。

「改札口を出て右に行くとエレベーターがあり、それに乗って2階へ行き、そこの通路を右に行くと、またエレベーターがあるのでそれに乗って1階に降りると屋根のあるバス乗り場があるので、その辺に迎えにでています。」(その後2度ほど利用したので今だと分かりますが…)

いつものことながら私は余り長い説明には脳がシャットダウンします。(でも聞き返すのは悪いと思う私の悪い性格)

私たち姉妹がエレベーターの前で迷っていたところ、現れた男性が「華乃井ホテルの車があそこにありますよ!」と声をかけてくれ、案内してくれました。

そしてさり気なく背をむけて帰りました。

勤め帰りなのか?よくここへ出張に来る方なのか?わかりませんが、助かりました。

「旅であったイケてるおじさん一号」です。(実はその後、別のもうひとりの二号に合います。諏訪の男性はみな優しいのかもしれません)

     

そんなこんなで無事、宿に着きました。

見出しに「一日目の宿」としましたが、今回の旅では同じ宿に二泊します。

RACO華乃井ホテル】※写真/楽天トラベルより

部屋にはいると広い玄関があり、そこにこのような浮世絵がありました。

Google検索をしてみると、鳥文斎栄之「青楼芸者撰_いつ花」とでました。

【部屋】※写真/楽天トラベルより(実際には椅子が4脚ありました)

夕食前に温泉に浸かりました。

【風呂】※写真/楽天トラベルより(何種類ものお風呂が楽しめます)

     

19:30 夕食

前菜

お鍋は【信州ポークの味噌バター焼き】お酒は【真澄】

食事も済んで部屋に戻り、せっかくレイクビュー(5階)の部屋なので、夜景を写してみました。

うまく写せませんでしたが、対岸の灯りがとても綺麗でした。

そして就寝です。

     

『談話』

この宿の近くには、湖沿いの道にかりんの木が並んでいます。

かりんは諏訪市の市木だと、迎車の運転手さんが言っていました。

市のマスコットキャラクターや路線バスの名前(かりんちゃんバス)にも使われています。

諏訪湖畔のかりん並木には、かりん・マルメロ(在来種、スミルナ種)が合わせて約 230本植えられており、かりんは濃いピンク色、マルメロは淡いいピンク色の花を付けます。かりんの木は、JR上諏訪駅諏訪湖口でも見られます。秋には、かりんの実を鑑賞できます。

※諏訪観光協会

かりんの花は5月頃咲くそうです。

その日はもう暗く、写真には撮れませんでしたが、ところどころにまだ実がなっていました。

⑥【上社/前宮】に続く・・・

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そろりとろり姉妹旅【諏訪】④【下社/秋宮】

2024年11月05日 | 旅行

諏訪大社秋宮【幣拝殿】

浮島社前のCafé【花結び】で一休みし、春宮をあとに、今度は秋宮へ向かって歩きました。

前回のブログ②【下社/春宮】にも書きましたが、春宮と秋宮間では御霊代の入った神輿に乗られて神様が移動します。

春宮には2月~7月、秋宮には8月~1月にいらしゃるので、この10月はこの秋宮にいられるというわけです。

祀られている神様は【八坂刀売命(やさかとめのみこと)】で、上社の【建御名方命(たけみなかたのみこと)】の奥様だそうです。

・・・の命(みこと)・・・名前がなかなか覚えられません!

※神社旅のススメ/諏訪大社マップより

秋宮は旧中山道と甲州街道中(現在の甲州街道)の分岐点という交通の要所だったらしく街並みが宿場町という風です。

紅葉した花水木の足もとにユリの蕾がありました。

何故か?アトムのマンフォールの蓋!

そうこうしているうちに秋宮に着きました。

境内の外にある【手水舎】(境内には温泉の出る手水舎もあります)

【鳥居】

御祈祷受付の幕が貼ってありました。そういえば、もうじき七五三の日です。

階段登ると樹齢600年以上と言われる【寝入りの杉】

「この杉の木は凡そ樹齢六~七百年で丑三つ時になると枝先を下げて寝入りいびきが聞こえ子供に木の小枝を煎じて飲ませると夜泣きが止まるといわれている」と書かれていました。

【神楽殿】注連縄が見事で、青銅製の狛犬も逞しい。

神楽殿の後方に【幣拝殿】がありました。

左の白い松の木は【展覧の松】昭和天皇と皇后陛下が御覧なされた松

右側【一之御柱(いちのおんばしら)】

その後、まだ残りの御柱や小さな社などと、見るところは有りましたが、上諏訪駅に宿の迎車が来てくれることになっているので下諏訪から上諏訪まで一駅戻らなくてはなりません。

時間がないので見学せず、タクシーで下諏訪駅に戻ることにしました。

【下諏訪駅】

⑤【諏訪の旅/一日目の宿】に続く・・・

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