妹が指さす窓や冬の虹
季語:冬の虹(冬)
※俳句歳時記:単に虹といえば夏の季語であるが、まれに見る冬の虹もまた美しい。→虹(夏)
去年の暮、妹との旅先で見た冬の虹を詠んでみました。
前夜に降り始めた雨は翌朝に止んだばかりで、そういった気象の場合は虹が出るかもしれないと…、妹は食堂へ行く前から言っていました。
そんなわけで空の様子を窺っていたことは確かですが、偶然と言えば偶然です。
他の食堂にいた人達も気づいてなかった様子でした。
冬の虹が珍しいのは冬には雨が少なく、太陽の光も弱まるので見かけることが難しくなるためだそうです。
そして生まれても淡くぼんやりとして消えるのも早いようです。