日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

一般質問登壇!しかし、残念な出来事が…。

2018年09月13日 22時38分48秒 | 日記
議会中は集中している為、帰宅すると疲労感でいっぱいになります、いかわたいきです。
日田市議会、一般質問2日目(9月13日)終了しました。私も本日登壇し、市内の消費喚起や市役所内の不祥事再発防止、そしてカラーユニバーサルデザインについて質問しました。











カラーユニバーサルデザインはいわゆる色弱者に対する配慮や支援であり、画像にある通り視力が低い訳ではなく、色を感じ取る部分が欠けている事にあります。
例えばある児童が「○○の仕事をしたい!」と目指しても色弱によって希望職種につけない場合もあります。その為、出来るだけ早い内に色弱を認識する事と同時に学校現場や市報などにおいて、見やすい感じやすい配慮を行うべきと提案した所、かなり前向きな答弁を頂きました。
大きな変化は小さな変化から…1つ1つ着実に進めていき、住民福祉の向上に努めて参ります。

そして、表題にある通り、残念な出来事も併記しておきます。そもそも画像の通り、一般質問を行う際は「発言通告書」というのを提出します。これが無いと一般質問での発言自体が行えません、例えば「教育について」や「観光振興について」などの大項目を立ててそこからどの様な目的でどんな議論をするか?また再質問はこんな事を検討している等を大まかに書いて提出して、その後大項目に該当する担当課職員が聞き取りにお越し下さいます。
時にはこう言ったやり取りは邪推と考えるかもしれませんが、お互いの議論や主張を噛み合わせる為にもこの様な前打合せは必要と私は考えます。しかし、そこには聞き取りする職員、考えを話す議員との信頼・信用があって成り立つものです。その根底を覆す事が起きれば上記の通りではありません。
今回、私は聞き取りを行う担当職員を信頼してこの様な目的で質問して、(想定されるべき答弁に対して)この様な再質問を検討している。とお伝えし、共に議論していきたい旨を伝えたつもりです。(ボイスレコーダーも録っている為、そこは間違いないかと。)
しかし、今日私の一般質問では、私が登壇で聞いた質問に関する答弁以上に「再質問でやり取りすべき答えを壇上で聞きもしないのに答える場面」がありました。
この様な経験は初めてであり、過去に聞き取りを行なって様々な議論を行なってきた他担当課の方々の積み重ねた信用さえも否定する位、私には衝撃的過ぎて何とも残念な気持ちになりました。担当課には上記の事を端的にお伝えしましたが…

ただ、考えを切り替えれば本来、壇上で質問してその答弁によって再質問やその後の提案などがある訳で、質問する前から再質問がある事自体、違和感があります。事細かに記載して「こう言います。」というのもデキレースと言われても仕方ないので、今日は通告書の本来の姿を認識する事が出来ました。次回以降は、議案質疑も含め「大項目のみ記載して再質問は答弁を聞いたのちにしか考えられない。」そういったスタンスで行い、議場で議論していきたいと考えます。議場での答弁が「検討します。」「手元に資料がありません。」「詳しい事はお答え出来ません。」と執行部が応えても、やり取りをご覧になる市民の方々が良し悪しを判断して頂ければ幸いです。

改めて、今日は多くの学びとなりました。



では、また。