日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

久々更新

2011年12月17日 15時47分30秒 | 日記
久々です!いかわたいきです。

ちょっと遅いですし、もうすぐ閉会ですが、報告がてら一般質問が終わりました。



僕は二日目の最後の登壇でした。



質問した内容は・・・

〇 口腔ケアについて
〇 市役所の窓口・電話対応のサービスについて
〇 不妊と府に治療について

です。口腔ケアの「口腔」とはお口の中のことを指します。口腔衛生の改善のためのケア,すなわちお口の中の清掃を指します。
そして私たちの生命活動は、言うまでもなく食べることによって支えられています。食べるために無くてはならない器官が“歯”。ところが、歯の寿命は、長くなった平均寿命に追いついていません。なかでも歯周病は、糖尿病や心臓病と同じ仲間の生活習慣病に位置づけられています。
糖尿病、高血圧症、心臓病といった生活習慣病に共通しているのは、初期段階では本人にあまり自覚症状がないことです。生活習慣病のひとつである歯周病もその仲間。気がついたときには、かなり進行しているケースが多いのです。
歯周病は単なる口の病気ではありません。最近、さまざまな研究により、歯周病と全身の健康との関係がつぎつぎにわかってきました。たとえば、糖尿病の人には歯周病になっている人が多く、また歯周病が治りにくいという報告があります。歯周病と心臓病・肺炎・低体重児出産・骨粗しょう症などとの関連も指摘されています。

これから介護は「治療」と「予防」に力をいれなければならないですし、行政としてはそれにプラスして「元気な人達を増やし、保険料や治療費を抑える働きかけ」を行うべきだと考えます。その1つの位置づけとして歯磨きをしっかりすればメリットがこんなにあり、なおかつ保険料や医療費を抑えられますよ。という事の周知を施設や歯科衛生士だけではなく市民に周知をしているか?とお聞きしましたが、そこまではやってないみたいですね。逆に僕は、これからの福祉について5、10年後のビジョンはあるか?ともお聞きしましたが、曖昧な答えしか返ってこなかったのが非常に残念です。


2点目に市役所サービスについては、市職員は、様々な行政サービスの提供者として、常に迅速・的確な対応が求められます。全ての市民に満足していただけるサービスを提供することは中々難しいことですが、最も重要なことは、職員一人ひとりが市民の立場に立って対応する。これこそが、市民に最高のおもてなし(サービス)を提供する事に繋がります。職員の誰もが市民にとっての窓口であり、常にその事を意識しなければなりません。そして市職員として例え1人の行動、発言であってもそれは「日田市役所」としての対応です。部署により対応業務が違いますが各人が日田市役所を代表するものです。

この事は、他市では当たり前となっている「接遇」という、市役所に訪れた市民にもてなすと意味の接客の1つ上に位置する接遇を行っているか?とお聞きしました。
日田市の接遇マニュアルをみせて貰いましたが、「これいつの時代のマニュアル?」という位の古い冊子でしたので、早急に変更する事を強く提言しました。もし仮に日田市役所の接遇が市民にとって満足できたものでしたら、こんなに市民から「対応が悪い」とのクレームがこないと思いますが…接客・接遇を知っているのと出来ているは違います。

3点目に不妊と不妊治療については、不妊とは妊娠を希望する夫婦が、ある一定期間、通常の性生活を行っているにもかかわらず妊娠しない場合を不妊(症)といいます。一般不妊治療とは、性交のタイミングを指示したり、排卵誘発剤を使ったり、基本的な治療のことを指します。特定不妊治療とは、高度生殖医療といわれる「体外受精」と「顕微授精」のことを指します。治療が高度になればなるほど保険適用外で金額が高額になり、金銭的に苦労することもあります。
不妊症の治療には、時間とお金と知識が必要です。でも残念ながら、医学的には年齢が若いほど妊娠率は高く、卵巣は38歳で老化が始まり、妊娠は45歳がほぼ限界といわれ、加齢とともに子宮内膜症など不妊症になりやすい病気も増加します。今後増々不妊が増えていくと予想されますが、日田市での不妊の現状と今後の対策をお聞きしました。

この問題については平成21年の12月議会で前市議の財津さやか氏が質問され、当時は日田市が行っている「日田市不妊治療費助成制度」の補助金(日田市では不妊治療を行う方に通算5年で1年に10万円を限度に補助している(最大で50万円))の増額をとの訴えでしたが、執行部側の答弁では「増額は行わず一層の周知を行う」とのことでした。
まずはそこからお聞きしましたが、あっけにとられる答えとして「特段変わった周知していない」とし、そして、不妊の定義は?現在何組に1組が不妊と言われているか?とお聞きしましたが、それも分からないとの事。
ここからは略しますが、現在自分が調べた状況と行政側が捉えている現状は違うんだと熱弁。それに加えて先ほどもビジョンはあるか?と行政側にお聞きしましたので、ここで僕のビジョンと提案をさせて頂きました。現在の予算内で具体的数字を出し、不妊治療にかかわる経済的負担を少しでも軽くできる様にこういう制度改正はどうだろうか?と。
しかし、これもうまく伝わらなったのかとても悔しいです。少しの制度変更で助かる夫婦もいるのに…

ちなみに、この不妊と不妊治療に関しましては市民から反響があった分クレームも来ました。直接自宅に電話が掛かってきましたし、後日議長室に呼ばれ表現の注意を受けました。

確かに語弊や誤解を生むような僕の表現の仕方は間違っていたかもしれません、しかし、僕は間違った事は言ってもウソは言いません。

僕は「日田市が少しでも住みよい街にする」という信念で発した言葉は訂正しません。

なぜなら僕は政治屋ではなく、政治家で居たいからです。

※政治屋=自分の選挙・当選の事等を中心に考え、議員であることが目的の人
※政治家=高い志を持って国家・国民ことや将来展望を考える人

長文でしたが・・・では、また。


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