ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

“うまい!” をアーティスティックに

2008年01月28日 | 造形憧憬


わが家の 「家めし」 で活躍中の面々!
野球で云えば、ここ一番のセットアッパー!
サッカーで云えば、やはりスーパーサブ的な存在でしょうか。





“ちょい何か足りひんのんちゃう ・・・ ?”
“そない言われると、そんな気ぃするなぁ~!”
時々、わが家で地上1㍍辺りを山なりに飛び交っている言葉です。
もちろん、“頭” の話ではなく、“味” の話ですが ・・・ 。

いくら素材にこだわっても、本当に “うまい!” と言い切れる味に出会える
可能性は、電車の中で自分の超理想の異性に出逢うようなものです。ましてや、
スーパーの安売り素材ともなれば、満員電車の身動きが取れない中で、たまたま
横になった人がとびっきりの美人だったようなもので、可能性は限りなく ・・・
やはり、自分が理想とする異性(味)が出没しそうな処へ 「出向く努力」 が確率を
上げる方法だと言えます。もっと云えば、自分の理想だと断言できる異性(味)を
「探す工夫」 が必要です。

とは云っても、家庭を持つ身としては、毎日グルメなお店に通うことはできず、
「家めし」 で何とか工夫して “うまい!” を引き出さなければなりません。近年、
「家めし」 を充実させるべく、デパ地下惣菜コーナーやデリカテッセンなどの
中食がレベルを上げています。また、地元商店街で代々続くパパママ店も
“うちの手造り○○をおかずの一品に加えて!” というアピールで手造り惣菜の
店頭売りを再強化しているようです。

当然、
主婦としては手抜きでは無いのでしょうが、“あと一品” とか “一品味の変化が
ある惣菜を・・・” という感覚で利用されるのだと思います。しかし、裏返せば、
やはり時間の短縮とレパートリーの少なさが原因という方が多いのでは ・・・ 。
わが家も同じようなものです。しかし、時には手抜きも悪くはありません。
手抜きの時にこそ “美味しさ” を発見する可能性が高くなります。なぜなら、
いつものスーパーで、同じ具材を買ってきて、同じ分量で味付けした家庭料理から
新たな “美味しさ” を発見できるでしょうか。もちろん、それが “最良の味” なら
文句は言えませんが、“また、○○○ ・・・” と子供に言われるようなことがあれば、
やはり変化(工夫)は必要です。そういう意味では、家庭の味とは違う味付けの
料理を摘んでみることでプラスになるものです。 

さて、写真 【左】 は、

  

■ 唐辛子ゆずポン酢 『 ちょい辛 とりぽん 』 360ml 680円

 いつもの料理にかけるだけ!
 新鮮な辛さが食欲をそそります!!
 タイの唐辛子 プリッキ-ヌ(พริกขี้หนู) と
 鶏がらのうまみが 凝縮された
 ピリッと辛い ゆずポン酢です。
 
チカミミルテック㈱ http://www.prikkheenhu.com/

これは某百貨店の食料品売り場で見つけたのですが、「ちょい辛」 が気になって
買って帰ったのですが、その日は、ちょっと味見を ・・・ “わ~ぁ、そこそこ辛いわ!”
という感想だけでそのまま冷蔵庫へ ・・・ 。先日、鍋(蟹ちり)をした時に、いつもの
ポン酢に少し加えてみました。その日、カニよりも一押し食材の豆腐を一つすくって
薬味の紅葉おろしも青ねぎも加えず試食 ・・・ “旨い!やん。何で?” と思わず
つぶやいてしまいました。この 「ちょい辛ポン酢」 を入れたことで、ベースのポン酢
の嫌な味(雑味)が消されています。そして、程よい辛味があるので紅葉おろしと
青ねぎは入れずに済み、豆腐本来の口当たりの良さと大豆の旨味がストレートに
伝わってきます。久々に “旨い湯豆腐” を食べた感覚でした。このポン酢、単体で
使用すると辛くて抵抗がありますが、「ちょっと加える」 「少し混ぜる」 で力以上の
仕事をするタイプの調味料です。私の今一番のおすすめです。

写真 【中央】 は、
 
■ 金色のお醤油 『 金醤(kinjan) 』 130ml 450円

 鮮度の良い魚も鮮度の落ちた魚も同じ濃口醤油で食べるという事に
 疑問を抱き、「鮮度の良い魚用」に開発したのが金色のお醤油 「金醤」
 新鮮な刺身を 「目で味わい、噛んで味わい、舌で味わい」 快眠活魚を
 体験してみて下さい。

 おさかな企画 http://www.kaimin.co.jp/kinjan/

淡白な魚の刺身も脂の乗った青魚も、真っ黒のたまり醤油にわさびという
同じスタイルでしか提供できない飲食店には疑問を感じますよね。私自身
元々、「濃口醤油 + たまり醤油」 の刺身醤油が好きではありませんので、
家では必ず自分好みの割り醤油を使います。定番は 「かつお醤油」 ですが、
2~3種の醤油をブレンドして調合することもあります。この醤油はテレビで
「快眠活魚」 という魚を眠らせて新鮮なまま流通させるという仕組みを開発
した会社(おさかな企画)を見て、ネットで調べていくうちに見つけたものです。
“淡白で新鮮な魚用の刺身つけ醤油” を期待してオーダーしました。私の
感想としては、刺身のつけ醤油よりも “もう少し味がほしい魚料理” 全般に
活躍します。煮付けや鍋にちょっと加えるだけで味が膨らみます。なかなか
重宝する魔法の一滴かもしれませんよ。

写真 【右】 は、
  
■ イカリソース 『 辛口たまりソース 』 150ml 380円

 ウスターソースの熟成工程でタンクの底にたまる
 「澱(たまり)」 の部分を再現した辛味と旨みたっぷりの
 プレミアムソース ウスターソースの熟成工程でタンクの
 底にたまる 「澱(たまり)」 の部分を再現した辛味と旨み
 たっぷりのプレミアムソース

 イカリソース㈱ http://www.ikari-s.co.jp/

このソースも活躍しています。ソース焼そばには当然ですが、お好み焼に
マスタードを塗るのであれば、このソースを少し加えた方が全体の味に辛味が
よく馴染みます。また、醤油を使った炒め物や和え物の隠し味にも使えたり
します。もちろん、先に出た 「ちょい辛ポン酢」 同様に、加え過ぎには注意が
必要ですが、少量加えることで、まろやかな味わいが生まれます。料理によっては
アーティスティックなものになる可能性もありますが、色々トライしてみる価値は
あると思いますよ。 新たな “うまい!” を求めて ・・・ 。