「特定看護師(仮称)」見切り発車か?
まさか「特定放射線技師」も?
厚労省の第5回「チーム医療推進会議」(2/25)で、「特定看護師を認めるかどうかも決めていない段階で、4月からの試行事業を想定して、3月から実施施設の募集を開始するのは『見切り発車ではないか』との批判が噴出しました。
厚労省医政局医事課長は「業務試行事業は、あくまでも病院の業務のなかで行う医療行為であり、何らかの問題が生じた場合、病院長の責任である」と説明。「充分な安全管理体制の下で実施しても差し支えない」と語りました。
必修教育内容として①フィジカルアセスメントに関する科目。②臨床薬理に関する科目、③病態生理学に関する科目、の3つを挙げています。
「これら3つを勉強すれば、『特定薬剤師』や『特定放射線技師』として、様々な医行為ができるという認識を持たれては困る」とする意見もでました。
さらに「医行為を実施するには、解剖学、免疫学、遺伝学など、様々なことを学ぶ必要がある」との指摘もだされ、制度創設に反対する意見もだされました。