特定看護師と臨床検査技師の業務
ヒヤリングへの日臨技の回答
第8回目の「看護業務検討WG」が12月6日、厚労省で行われ、これまでのヒヤリング内容の議論と整理がなされました。
また、日本栄養士会や薬剤師会など、9つの職能団体に行った、「アンケート調査」の結果も報告されました。
日本臨床検査技師会の回答としては次のようでした。
◆採血管の種類、分量、目的、方法を熟知した検査技師が行うことが望ましいい。
◆検査についての説明は、臨床検査技師が行うのが望ましい。
◆「検査実施の判断」と「検査結果の評価」については、「それ相応の教育・研修を受けたものが行うべきで、各職種間で十分協議し、慎重を期すべき」、と回答しています。
◎臨床検査技師の業務範囲を拡大する“千歳一隅の好機”と思いますが、具体的な細部の業務までは、全く触れていませんでした。
この程度の回答で、いいのかしら?
1ヶ月以上も、投稿をさぼりました。
2ヶ所の病院検査室からブランチラボ化に反対する緊急連絡の対応もあり、加えて山形へ3日、京都へ3日などと留守が続きました。
一技師が社会を変えたくても無理だとは思いますが私もがんばりたいと思います。
業務拡大を訴えるにはどうしたらよいですかね?検査技師連盟に入会して政治活動を応援するとか全体の底上げに貢献するため自分も大卒資格、修士学位を取得する位しか思いつきません。。
臨床検査は、「苦痛の原因を、突き止め」「命を測る医学的技法」との信念をもっていますが、臨床検査技師の、病院での存在感・必須機関・貢献度・信頼度、社会的認知度等々、未だ力及ばずの感があります。
「君がいてくれて、助かった」「あなたの機転で、救われた」「あの一言で、診断が確定できた」「うちの検査室は、凄い」
本当は毎日、こんな会話が交わされています。
看護の業務が、医師の業務範囲に、深く入り込もうとしています。
結果責任の重さとともに! 検査技師も、業務範囲の拡大により一層の責任を負う心構えがあってこそ、認知度も信頼感も存在感も向上します。