第3回臨床検査問題全国学習交流集会が、27日~28日、熱海の「大野屋」で開催され、北海道から沖縄まで、103名の新進気鋭の若い臨床検査技師が集い、熱気のある交流集会となりました。
記念講演「臨床検査の光と影」副題「DPC/PPSからDRG/PPS時代へ]と題して1時間30分。
人の命を測る医学検査、とりわけ検体検査を、アウトソーシングすることの弊害と、その対応策について問題提起をしながら、米国で失敗した疾病群別診療報酬支払制度導入の危険性、とくに年寄りや慢性疾患患者切捨てや、診療内容の省略などの危険性を訴え、医学検査の丸投げや下請けでなく、病院が全責任をもって自前で行うことの必要性を強調して終わりました。
特別報告では、どのようにして、自前の病院検査室を取戻し、構築したか、患者さんのためにある病院検査室、自信と誇りある検査室を作り上げた経験などが報告され、大きな感銘と元気を受けました。
その後、3つの分散会に分かれて、熱心な学習交流集会となり、懇親会の延長は深夜まで及びました。
帰宅して、少しばかり激しい咽頭炎に罹り、昨日1日寝てしましいました。
この報告をブログにアップしてから、また寝ます。
明日はきっと、元気を取戻します。