私塾 成趣館

広島県東広島市の古流沖縄空手道場。稽古日は火・金。幼年部5時~少年部6時半~一般部8時~10時。(木)7時半〜中高生の部

4/5(木)次の世代へ

2018-04-06 00:19:46 | 空手
みなさん、おはこんばんにちは。オフィス北野の社長の森昌行です。(・ω・)ノ

今年度もいよいよ始まりました。
本日、4月入ってから、最初の稽古です。
先週は年度末稽古で、少年部で幼稚園児から小学6年生まで一斉に集まってもらったのですが、今日からまたクラス別稽古です。木曜日は緑帯以上のクラスなので、スムーズに稽古は進んでいきます。その中に一人青帯のKタロウがいますが、彼は6年生なので、集中して一気に上達出来ると踏んで、参加させました。今後のこのクラスに期待です。
さて、3月で卒業していった生徒はみな道場も同時に卒業してしまい、少々寂しくなってしまいましたが、この4月より新しいクラスを設置することになりました。
木曜日7:30より中学生の部、スタートです。
今現在、生徒数は一人。中3の女の子です。実はこの子、2年前まで少年部に通っていたMカゲです。
以前のブログで小学6年生組手強化のため
協力してもらったあの彼女です。

前回の年度末稽古が終わってから、ヒョッコリ顔を出して、また空手を続けたいと言ってきたのでした。マンツーマン指導になってもやりたいと言うのです。
妹分であるRリカが大会で優勝したのに刺激を受けたというのもあるようです。
それなら、ということで、本日より中学生の部開始です。
考えてみれば、この道場は、一人の中学生が空手を教えて下さい、と頼んできたことから始まった道場でした。
あれから10年、今やこの狭い場所に30人以上が常時所属する道場となりました。
しかし、小学校を卒業すると同時に空手をやめていくというのも決まった流れになっていました。
そろそろ、少年部が一般部へ移行するための受け皿が欲しいなと思っていたタイミングでのMカゲの申し出でした。今度もまた中学生一人、しかも女の子相手という中でのスタートです。さて、どうなっていくことやら?
自分で言うのも何ですが、どうも私は人生(大袈裟か?)を展開するタイミングに恵まれているように思えます。いつも何気なくグッドタイミングにいい話が向こうからやって来るのです。その時はそうは思わないことでも、後から考えればあれは良いタイミングだった、ということがよくあります。

さて、せっかくまた空手を続けたいと言ってくれた中学生です。しかし、中学生は子供ではないが、かと言って大人と言い切れるかといえば、大人というにはまだ幼い、一番難しい中途半端な時期とも言えます。これからどう指導をするか、また試行錯誤の連続になるでしょう。

取り敢えず、今日から姿勢を一から作り直し、技の出どころ(重力落下)の説明に実演を交えながらの指導に終始しました。
まだ、こっちも指導が手探りですし、Mカゲの受け取る容量も把握しきれてませんが、私の「難しいけど、分かるか?」との声に「う〜ん、大丈夫!出来る、出来る!」と少し頭を悩ましながらも、難しい内容にもついてきてくれるようです。
当分はマンツーマンでの指導となりますが、次世代へ繋げれるような道筋は作ってやりたいと思います。
写真:新しい道衣に身を包み掃除をするMカゲ。
稽古が終わってからは学校や部活の話、進路の話をして帰っていきました。中学生らしい悩みを持ちながら日々生活をしているようです。
また高校に進学したらどうなるか分かりませんが、上手く一般部と少年部の架け橋になってくれればと思います。

おわり(=゚ω゚)ノ