家でぼけ~としていても詰まらないので山王川を偏光グラス片手に見に行った、昨日の晩の雨も何の影響も無い、水位も平水、濁りも無し、ただ例年と違い石のくすみが多く綺麗に磨かれた石は少ない、何時もなら護岸の部分もぴかぴかに食んでいるのだが今年はまるで食んだ様子は無い、家の脇から下流方面へと見たんだが肝心な鮎はわずか数匹確認出来ただけ、見えるのは鯉ばかり、チョッと綺麗な石に焦点を合わせじっと覗いていると鮎の姿は見えなかったが何やら長い物が…、一瞬鰻か…、って思ったがそうではない、尻尾の方は長細くくねくねとなじりながら泳いでいるが頭の部分がポチャっと太い、何だなまずだ、アシの際を泳ぎ中に消えて行った、鰻はたまに見るがなまずは見た記憶がないな~、この川も色々な魚が暮らしているもんだ、今度は病院の脇を見に行くと右岸は砂が溜まっているが左岸には少ないがチョッと大きめな石が入っていて其処にはそれなりの鮎の姿が確認できたな、小さかったけど跳ねもそこそこ有った、この場所は以前私が生簀を埋けていた場所だ、時間に余裕が無い時にはこの生簀の所で友を引いて生簀の中の囮を交換したっけな、また泳がすと良く釣れたんだよ、川に浸けておく生簀で水通し良いように穴をいたるところに開けて有るから日の光が満遍なく入るので中で鮎が泳ぎ廻り鼻先をこすって剥けてしまう、無論年中取り替えるほど釣りには出られなかったし…、ただその頃親父も友を引いていたので囮の回転は速かったけどね、まだその生簀は裏にほっぽってある、さて今日は飯泉に出かけよう、早く行ってもしょうがないのでゆっくりと出かける事にしよう。






