和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

デジタル写真展

2009-05-30 15:32:11 | カメラ
本日、2回目の更新です。
今日は写真展に行ってきました。
豊田定男さんの『四季大和路&デジタル夢工房作品展』です。
デジタル写真をいかに表現するか、デジタルで撮影されているカメラマン必見の写真展です。
場所は奈良市のアートスペース上三条です(無料)。(詳しくは上の文字をクリックして下さい)
和尚は幸運にも豊田さんとお話をすることが出来ました。
内容はここで書くよりも、見ていただいた方がいいと思いますので、
是非、行かれることをお勧めします。
残念ですがあと一日しかありません。明日、日曜日までです。


低気圧に覆われた中でのつかの間の晴れ間。
今日朝は透明感がありましたね。
デジタル写真の空の色でした。
明日香細川


明日香上(かむら)


明日香上(かむら)上部

工事中の道路があいていましたので、談山神社まで車で行けました。

細川の棚田を見る


透明感がありましたので、三輪さんの展望台からも望みました。




ついでに穴師兵主神社にも行きました。
そこで見つけたものは

桑の実です。
白→赤→黒
黒になったら甘くなります。

食べると郷愁が広がります。

昨日、報道ステーションで箸墓古墳出土の土器を炭素測定法で
年代測定の結果、卑弥呼の時代と一致したというニュースが流れていました。
箸墓古墳



発掘できたらいいのになー(宮内庁が発掘OK出したら)

日本ダービー

2009-05-30 04:36:58 | カメラ
明日、日曜日に日本ダービーが行われます。
正式には東京優駿競走(日本ダービー)です。
一般にはダービーで通用します。
日本の競馬は英国の競馬体系を模して編成されています。
英国;2000ギニー、ダービー、セントレジャーSが三冠競走です。(Sはステークス)
これをクラシック競走といいます。
日本;皐月賞、東京優駿、菊花賞が三冠競走です。(競走距離も似ています)
三冠競走は日本ばかりでなく、
国や地域でも設定されています。
米国ではケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSが三冠です。(Sはステークス)
三冠競走馬になることは大変名誉なことです。
しかし近年、英国の三冠競走は半ば形骸化して、
有力馬はダービー以外出なくなりました。
そのかわり国を越えてダービー、キングジョージ6、凱旋門賞に出るようになってきています。
(日本の三冠馬ディープインパクトは凱旋門賞に挑戦しましたが3着に敗れています。)

日本の三冠競走馬としてセントライト. シンザン. ミスターシービー. シンボリルドルフ. ナリタブライアン .ディープインパクトの6頭がいます。
セントライト. シンザンには名誉をたたえ、冠競走まであります。
シンザン記念、セントライト記念がそうです。
今年の三冠競走馬の可能性は皐月賞を勝ったアンライバルドだけです。
日本ダービーは勝てるでしょうか。
皐月賞と日本ダービーを勝った馬は多いのですが(21頭)、
三冠を制したのは前述の6頭だけです。
 
さて
競馬は血統のスポーツと言われています。
それも父系重視です。
ただし母系にいい馬がいないといい競走馬は生まれません。
今、活躍しているサラブレットの血統(人間では系図)をさかのぼると、
3頭の馬に辿り着きます(辿り着きますがまだ先があります)。
その3頭を三大始祖馬と言います。
それはダーレイアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリータークの3頭です。
1700年前後に活躍した馬です(江戸時代ですね)。
ダーレイアラビアン、ゴドルフィンアラビアン、バイアリータークの3~5代後子孫に活躍した名馬がいます。
それぞれエクリプス、マッチェム、ヘロド(種馬成績が良かった)です。(他にもいますが顕著なのがこの3頭です)
サラブレットの血統を遡る時、3代始祖馬の代表として、
活躍した名馬の名前をとってエクリプス系、マッチェム系、ヘロド系として表現されることがあります。
なかでもエクリプスは18戦全勝、エクリプスの後ろには何もいなかったと言われています。
和尚は若い時にエクリプスが小鳥と遊んでいる絵を見た記憶があります。
エクリプスは子孫にセントサイモンやネアルコを持ち、
ネアルコはナスルーラ、プリンスリーギフトを持ち、
始祖までいかなくても、近い先祖の名をとって、ネアルコ系、ナスルーラ系などと言っています。
その他にノーザンダンサー系、リボー系、ファラリス系など多くあります。
この系統(エクリプス系)は日本だけでなく世界の競走馬の一大勢力になっています。
日本ダービーで一番人気になるであろう皐月賞馬アンライバルドは
6代遡ればネアルコにたどり着きます。
そこで
歴代三冠馬を見てみますと、
セントライト、シンザン、ミスターシービー. ナリタブライアン .ディープインパクトはエクリプス系(ダーレイアラビアン)
シンボリルドルフはヘロド系(バイアリーターク)
三冠馬ではないですが、クライムカイザー(ダービー馬)はマッチェム系(ゴドルフィンアラビアン)
今ではエクリプス系(ダーレイアラビアン)が95%を占めているらしいです。
明日のダービーに出走の18頭はすべてエクリプス系です。

出走表の血統欄には父、母、母の父(ブルードメアサイアという)が記されています。
血統能力を見る時には父母はもとより、母の父を重視することがあります。
出走馬の成績を中心に騎手、父、母、母の父の成績(血統)、脚質、距離適性、馬場の状態などを考えて、
勝ち馬の検討にはいります。

今年は18頭中13頭におじいさんがサンデーサイレンスです。
サンデーサイレンスは米国から輸入された種牡馬で日本で大成しました。
13年連続種牡馬NO1になっています。
和尚がダービーを予想してみましょう。

1着ロジユニヴァース
2着セイウンワンダー
3着アンライバルド

三連単1-11-18、1-18-11で行きましょう。