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いわゆる「盆明けの落ち込み」に。

2018-08-15 08:30:26 | 芝草「夏」にオススメの資材

 

コースで見る「トンボ」の数も徐々に増えてきました。

8月13日は72候で「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」

 猛暑の7月にはあまり聞こえなかった

セミの声も

よく聞こえるようになりました。

でも、

 8月28日「天地始粛(てんちはじめてじゅくす)」

<ようやく暑さが鎮まる頃>

9月の上旬までは

まだまだ残暑も厳しいので もうひと踏ん張りですね!

 今年の7月の平均気温は

例年より2℃前後高かったらしいです。

いわゆる「暑すぎる夏」でした。

その高温下で、病害といえば、炭疽が早めに動きました。

”赤焼け”へと発展してしまい、

落としたターフも少なくはなかったです。

スプリンクラーの不調から、散水が充分できずに

落ち込んだ場所も 見受けられます。

この先、8月後半は、いわゆる「盆明けのおちこみ」の時期

今年のポイントとしては

1)貯蔵糖分

これまでの猛暑でターフの貯蔵糖分(フルクタン)の値は

かなり低下しています。

5mgを下まわっているデータも、

何件か見せていただきました。

2)菌態活性バランス

殺菌剤も多く散布してきました。

散水も多く、表層は酸欠気味だった時間も長いです。

土壌内の良性菌が減少していると思います。

菌態活性バランス(B/Fバランス)が充分でなく、

残暑厳しい8月後半は、

さらなる病害が侵入しやすい時期でもあります。

3)秋の発根

既に、釣り糸のような白いヒゲ根が出てきていると思います。

この先、地温も徐々に下がり、

一気に、秋の新根が発根する時期です。

発根のエネルギーを補給したい時期です。

「盆明けのおちこみ」にオススメの資材があります。

1)枯渇した貯蔵糖分(フルクタン)に

「エッセンシャル・プラス」

貯蔵糖分を、

単糖、二糖(トレハロース)で

直接補給するだけでなく、

”おちこみ”を回復する上で効果的な

アミノ酸、ケルプ、ビタミンB2B6等を

バランス良く配合した資材です。

また

リグニンやセルロースは

”良性菌のえさ”として働き、菌態活性バランスを整えます。

「エッセンシャル・プラス」は

 USDA(米国農務省)公式認定の100%天然有機の資材です。



主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン、サイトカイニン)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6
です。

 ←「フミン酸」には気相持続効果も!

2)殺菌剤や散水で崩れた

菌態活性バランスを回復するには「コンパニオン」

主成分の バチルス・ズブチリスGB03は

土壌内の有機残渣をゆっくり分解しながら

表層の透水性を向上させ、

病害菌核を破壊する抗生物質”アイトリン”

「盆明けのおちこみ」を抑える

根の成長を促すオーキシン様物質を生成します。

殺菌剤との相乗効果の高い資材なので

混合散布がたいへん効果的です!

←根周囲の保護膜が病害の侵入を抑制!

3)秋の発根には「ミスト12号(3-18-18)」

 「ミスト12号(3-18-18)」は

 晴天時は、

  6%の亜リン酸を葉身から吸収し、

  雨や曇りでも

 分子の鎖の長い 緩効性リン酸 12%が

 約2週間に渡り、表層土壌に留まり、

 無駄なくリン酸を吸収し、

秋の新根を伸長させます。

さらに、

 「ミスト12号(3-18-18)」のユニークな特徴は

 柳(ラテン語で、サリチル)抽出エキスを含有しているところです!

高温多湿な表層土壌内の

雑菌・細菌の繁殖を抑制します。

 柳の樹皮の抽出物に、

 消炎効果(雑菌の繁殖を抑制する効果)がある事は

 医薬学的には古くから知られています。

よろしくお願いします!

(^。^)


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