今年は、 高めの日中温度とキツイ乾燥が
梅雨明けまでの課題ですね!
高温・乾燥がキツイ時期としては
梅雨明けまで3回
(4月後半、5月中旬、7月上旬)と思われます。
例えば、「コーライ芝の穂」です。
4月後半の太平洋側では、
気温が高い傾向もあってか、
急な成長の結果、
コーライ芝が茶色い穂をつけている状況を多く目にしました。
◇
もう一つ、気になる事が、
3月下旬の「桜開花」以降、
どうも季節の展開が例年よりも10~14日早い事です。
例えば、コガネ。
関東地方のコースでは、
例年5月上旬に発生がピークになるコガネも
今年は4月後半に多発したコースが多かったような気がします。
◇
72候の5月21日頃「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」
<蚕が桑を盛んに食べる>
その頃には
大気中の湿度も適度に出てくると思いますが、
その頃迄の、
日中の気温上昇と
グリーン面のキツイ乾燥には
有効な一手を打ちたい所です。
◇
有効と思われる「高温と乾燥」に強い肥培としては
①浸透湿潤資材=「潤い」
②フミン酸系資材=「空相」
フミン酸は空相を確保し、乾燥を抑制します。
フミン酸+アミノ酸資材=乾燥からの回復を促します。
フミン酸+ケイ酸資材=葉の気孔を締め、蒸散を抑えます。
③緩効性の窒素源=「戻る力」
硝安や硫安のような速攻性のNは、ヤケ(濃度障害)の原因です。
ゆっくりと吸収できる窒素源が
乾燥したターフの回復(葉のツヤ、潤い)を促します。
◆
オススメの資材があります!
①浸透湿潤資材=「潤い」には
「ハイドロ・マックス」です。
「ハイドロ・マックス」は
北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した
100%天然の浸透湿潤資材です。
さらに、
気相を持続する フミン酸2%含有で、
三相バランスを確保、持続する資材です。
資材自体が良性菌のえさとなる 100%有機の資材です。
主な成分は
ユッカシジゲラ抽出物 90%以上
フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%
です。
②フミン酸系資材=「空相」
フミン酸は空相を確保し、乾燥を抑制します。
②-1 フミン酸+アミノ酸資材=「空相」+「回復」には
「エッセンシャル・プラス」です。
主成分は
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物(オーキシン、サイトカイニン)
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類
ビタミンB2 ビタミンB6
です。
②-2フミン酸+ケイ酸資材=「空相」+「蒸散・徒長抑制」には
「グリーン・スピード(0-2-7)」です。
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7%のケイ酸を 2%の亜リン酸と共に素早く吸収し、
葉身を硬く、細くスリムにします。
気孔を閉じて水分の蒸散を抑制します。
5%のカリウムは「ターフのこし」をつくり、
気温の高い時期の「徒長」を抑制します。
③緩効性の窒素源=「戻る力」としては
「ブランZ(10-6-5)+エッセンシャル20%」です。
主な成分とその効能です。
・完全微生物分解の超緩効性メチレン尿素を70%
・リン酸6.8%のうち、吸収の早い亜リン酸が4.5%
・カリウムを5%。徒長を抑制。
・芽数、根量を向上させるエッセンシャルプラスを20%
・鉄、銅、亜鉛、マンガンなどの微量要素
◆
是非お試し下さい!
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