暦の上では、
8月23日「処暑」(ようやく暑さが鎮まる頃)
なのですが、
依然として、まだ「熱い」。
夏の落ち込みを回復させる上でも
秋の新根を成長させる上でも
夏越し後の
酸欠気味の表層土壌を
ムクで刺し、
表層の三相バランスを回復させたいところです。
ムクのタイミングは
いつごろがベストなのでしょうか?
◇
今年は
5月の強烈な乾燥や
7~8月の超高温により、
貯蔵糖分(フルクタン)は
かなり枯渇傾向にあるので
完全に涼しくなるまでは
グリーン面にストレスをかけたくはないです。
一体、いつ、涼しくなるのでしょうか?
72候で
8月28日「天地始粛(てんちはじめてしゅくす)」
<ようやく暑さが鎮まる頃>
9月8日「草露白(くさのつゆしろし)」
<大気が冷えてきて、露ができはじめる頃>
とあります。
これが、一応の目安と思います。
◆
秋の更新作業(コアリング)時期に関してはどうでしょうか?
秋霖(しゅうりん、秋の長雨)
夏の間、日本を覆っていた太平洋高気圧が後退し、
大陸から移動性高気圧が日本を通るようになり、
新鮮な冷たい空気が流れ込んできます。
いわゆる秋雨前線です。
最近は、秋の長雨による日照不足が顕著です。
日照不足=光合成不足では
活性も鈍く、穴のふさがりも遅いです。
秋の長雨(秋霖)が収まるのは、
早くても
72候でいう
9月23日「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」
<雷が鳴り響かなくなる頃>頃
です。
そして、台風
「梨や栗の収穫が多い年は台風が多い」
という諺があるそうです。
みなさんの地域ではどうでしょうか?
また、
10月10日頃までは
秋雨前線と台風が重なり
記録的な豪雨になる心配もあります。
この辺りを考慮して
コアリングの時期を決めたいところです。
◆
秋の長雨、台風の影響で
日照不足しがちなこの時期に オススメの資材があります!
「グルタミン酸」と「核酸」を主成分とする
「ターフバイタル・プロ」です。
植物は通常、光合成で 炭酸同化作用し、タンパク質合成を行い、
細胞を成長、活性を持続しています。
「グルタミン酸」は
日照不足で光合成が鈍った場合に
ターフが直接摂取する事で
タンパク質合成を代行し、活性を回復・持続できるんです!
←「グルタミン酸」が炭酸同化作用を代行する
トップアスリートが
疲労回復、筋肉痛解消に「アミノバイタル」(味の素)を
使用するメカニズムとほぼ同じです。
また「核酸」は根の細胞分裂を刺激するので、
グリーン面の 発芽・発根で回復をはかりたい
この時期にたいへん効果的です!
←「核酸」が根毛と根量を増やす!
◆
よろしくお願いします!
(^。^)
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