人はなぜ働くのか
5年前の夏、姜尚中著「悩む力」を読みました。
その第6章は、何のために「働く」のか…というものです。
姜尚中は自分自身に「私はなぜ働いているのか」といろいろ考えた挙句、次のような答えに辿り着きます。
「地位や名誉はいらないと言ったらウソですが、やはり、他者からのアテンションが欲しいのです。それによって、社会の中にいる自分をを再確認できるし、自分はこれでいいのだという安心感が得られる。そして、自信にもつながっているような気がします。人間というのは、自分が自分として生きるために働くのです。自分が社会の中で生きていていいという実感を持つために働く…」文中より
なぜ、急に5年前に読んだ本の話を思い出したかというと…。
11月20日。福祉センターで「特性を理解してかかわりを見直そう…発達障害について」というテーマで、勉強会があり参加しました。
大場龍男先生(翔和学園、川崎市北部リハビリテーションセンター勤務)のおはなしです。
発達障がいを持たれている方の特性を、まわりのみんなが正しく理解することが、スムースに共生していける第一歩であることを、参加者みんなで再確認した時間でした。
そして、私の心の中には「それは働く環境においても、まわりの理解次第で、受け入れる範囲がもっと広がるのではないか」そんな思いが残りました。
障がいを持たれている方々が、働くことを通して、姜尚中の言う「他者からのアテンションを受け、自分はこれでいいのだという安心感が得られる…自信が生まれる」そんな鎌倉でありたいと思います。
12月4日から、12月議会が始まります。
5年前の夏、姜尚中著「悩む力」を読みました。
その第6章は、何のために「働く」のか…というものです。
姜尚中は自分自身に「私はなぜ働いているのか」といろいろ考えた挙句、次のような答えに辿り着きます。
「地位や名誉はいらないと言ったらウソですが、やはり、他者からのアテンションが欲しいのです。それによって、社会の中にいる自分をを再確認できるし、自分はこれでいいのだという安心感が得られる。そして、自信にもつながっているような気がします。人間というのは、自分が自分として生きるために働くのです。自分が社会の中で生きていていいという実感を持つために働く…」文中より
なぜ、急に5年前に読んだ本の話を思い出したかというと…。
11月20日。福祉センターで「特性を理解してかかわりを見直そう…発達障害について」というテーマで、勉強会があり参加しました。
大場龍男先生(翔和学園、川崎市北部リハビリテーションセンター勤務)のおはなしです。
発達障がいを持たれている方の特性を、まわりのみんなが正しく理解することが、スムースに共生していける第一歩であることを、参加者みんなで再確認した時間でした。
そして、私の心の中には「それは働く環境においても、まわりの理解次第で、受け入れる範囲がもっと広がるのではないか」そんな思いが残りました。
障がいを持たれている方々が、働くことを通して、姜尚中の言う「他者からのアテンションを受け、自分はこれでいいのだという安心感が得られる…自信が生まれる」そんな鎌倉でありたいと思います。
12月4日から、12月議会が始まります。