テイクハウスのスマイルフェイス

家族を笑顔にすることが、テイクハウスの楽しみです。そんなテイクハウス設計室での日々のできごとを綴っていきます。

塗る、そして塗る

2016年02月16日 | takekawa
お世話になっております。

事務所の中庭では、梅がちらほらと咲き始めました。

しかしながらここ最近、暖かくなったと思ったら、また冷え込んだりと、体調崩さないように注意が必要ですね。


さて各現場のご紹介。

まずは富士宮市野中の外装リフォームのお客様宅。



身軽な足場屋さん、見事なものです。




その足場を利用して、外壁の塗装工事に入ります。

今回使用する塗料は、新築時の外壁に蘇らせ、耐久性を向上させる無機と有機のハイブリッド塗料。

ただし外壁がひどく劣化している場合には塗ることができない塗料。


今回のお客様は早めの塗替えをご希望していたことで、ご提案してみました。

通常の塗替え工事の耐用年数は、10~15年といわれていますが、

今回の工法ですと、20~25年と耐用年数が格段に違ってきます。


早めの塗替えは、ライフサイクルコストを削減し、大切な資産を長く保護することができます。



足場解体が楽しみな物件となっております。



同じく、こちらも富士宮市野中のお客様宅。

ご近所さんからお仕事をいただけることって本当に嬉しいものです。



木製門塀の改修工事です。

こちらも塗替えのお仕事のご依頼です。

塗替え工事は見ていて気持ちの良いものです。

素敵な門塀ですので、末永くご使用していただきたいものです。



続いてこちらは富士宮市上柚野の新築のお客様宅。

今月末にお引渡しとなります。

工事期間が2年と長期戦の現場でした。

ここまでの左官工事を取り入れた物件は、今までで初めてのこと。

現場では細かい作業が進み始めております。



ダイニングテーブルの脚となる箇所に石を貼っていきます。

ほとんど見えなくなってしまうので、弊社の左官小屋に在庫品として埋まっていた材料を使っての作業。

お客様のご負担が少しでも減れば嬉しいです。


そんな中、棟梁は材木屋さんへ。

大量にある木材の中から、ようやく見つけ出したもの。



杉の一枚板。


求めていた幅がなかなか見つからず、材木の山の一番下に眠っていたもの。

4.5メートルと長さ、厚みがあるものですが、片手で軽く持てるほど。

ばっちり乾燥していて、反りも少なそう。




ほかにも材木の山の中から見つけた掘り出し物を調達してくれました。

この材料を使ってダイニングテーブルを加工します。


外部ではテイクハウス左官部による、犬走り工事。



お客様を迎え入れる玄関部分は、お家の顔となります。


そこで今回は、この犬走りを左官ならではの洗い出し仕上げに。




モルタルに地元で採れた赤砂利を混ぜ合わせ、モルタル表面が固まる頃を見計らいながら、少しずつ洗い流していく作業。




洗いすぎてもダメ、タイミングをずらしてもいけないという、左官屋泣かせの地道な作業。



夜の9時まで掛かってようやく完成。



こちらの現場は、

2/20(土)12:00~19:00

2/21(日)10:00~15:00

にて完成見学会を予定しております。

詳細はまた後日お知らせします。





今週金曜日の朝刊新聞にチラシも予定しておりますので、そちらもご確認ください。

久しぶりのブログで長文になってしまいましたが、各現場順調に進んでおります。