(yahoo画像検索より)
昨日は妻と市内の映画館で「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」という映画を観てきました。
黒木華(典子)主演、樹木希林(武田先生)、多部未華子(美智子)共演の映画で、他にも出演者はいますが、事実上この3人の映画です。
もともと、この種の映画はまず観ないのですが、希林さんの遺作といえる作品、しかも黒木華さん主演となれば、これは観なくてはと妻を誘って行ってきました。
いとこ同士の二十歳の女子大生が、茶道教室に通いだします。卒業後は美智子は就職、典子はやりたい仕事を求めてバイト生活、その間も二人の茶道教室通いは続きます。そして美智子は結婚して、その後は典子だけの茶道教室通いとなります。典子は、失恋、再びの恋、父の死などの経験を通して、茶道や人生の意味に少しづつ気づいていきます。
私は当然知らなかったのですが、ネットで調べると、エッセイスト森下典子という人の同名のエッセイの映画化ということです。希林さんの遺作ということもあるのか、森下典子さんの人気ということもあるのか、会場は中年以上の女性の観客中心でウイークデイの昼間でしたが、7割近くの入りでした。
映画は、茶道教室でのシーンがほとんどで、淡々と進む、これといった筋のない映画です。それで、終わって全くの高ぶりもなく、それでいて、何やらホッとする気分でした。お勧めの映画です。