最近は、セクハラに代わって「パワハラ」が話題になってきているようですね。
引退して3年ほどになりますが、現役時代に会社で問題になったことはないので、
おそらく、最近の話題なんでしょう。
今朝のネットニュースで驚いた記事をみました。
「「顛末書書き直せ」何度も命じた会社に賠償命令」というものです。
安全作業の違反をした運転手さんが、会社から4回顛末書の書直し命令を受けて、
これが過剰だと、会社を訴え勝訴したという記事です。
これ、今流に言えば「パワラハ」ということなんでしょうかね。
現場作業者の運転手さんに、文章力を求めるのは酷な気がしますが、書直しで
反省させる意図が会社にはあったのだと思います。特に運送会社ということで
安全教育は重要との認識が会社にはあったのでしょうね。
文章の書直しで思い出すのは、新人時代です。
鬼のように恐ろしい部長のもとで仕事をしていたのですが、提出した報告書など、
数度の書直しは当たり前でした。
しかも、最初の2,3回は、何の指摘もなく突き返されます。どこが悪いのか分からないので
適当に直して再提出すると、ひどく叱られて、また突き返されます。
こんなことが繰り返され、最後は直属の上司の指導ももらってやっとOKが出るといった具合です。
考えてみると、そんな教育が出来た当時は、まだまだ余裕のあった時代なんですね。
今なら、それこそ、記事のようにこれも「パワハラ」となるんでしょうかね。
4回程度の書直しで訴えられて、敗訴となると、会社での教育方法、真面目に考えると
やたら難しいものになりますね。
おそらく、回数よりも、都度安全担当者が、ネチネチと嫌がらせの様な事をしたんでしょうね。
丁寧に指導していれば、おそらく訴えるなんてことはしないでしょうから。
それと、運転手のバックに、けしかけた黒幕の存在も考えられますね。
冒頭の写真は、近くの義姉の家に咲いた「ダリア」です。昨年、私が庭に植えたもので、
今年も咲いてくれました。
だした時、若いお巡りさんがパワハラにあって
いました。
わずかな書類の書きなおしをさせられて、5度くらい
家にきました。気の毒で「上司にいってあげる」というと
勉強ですと言ってましたが、とうとう止めてしまったそうです。あれは絶対パワハラだったと思います。
パワハラ、暴力はいけませんが、理不尽なことは社会に
出ると多いので
ある程度は仕方ない気もします。
特にお客様との関係では、杓子定規にはいかないことも多いですから。
私が働いてた時などを考えると、セクハラ?パワハラ?
ソレ何?って感じですもん(笑)
ある意味、働きにくい社会になってるのかも知れませんね。
マニュアルばかり、たまには臨機応変も楽しいんだけどなぁ~
まさに、その通りですね。
欧米の商習慣や社会習慣が、世界標準の名のもとに
次々導入されていますね。
グローバル化というより、欧米化という方が正しい気がします。
合理的というのは、ある意味基準が比較的分かりやすく導入しやすいでしょうが、
「適当に!」という、実に日本的な良さが失われて行くのは残念な気がします。
欧米による日本潰しに負けないでほしいですね。
中国が自国発の世界標準を作ろうと躍起になっていますが、
恐ろしい半面、日本として大いに参考にしなくてはいけないですね。
「みんなで渡れば怖くない!」 実にいい言葉だと思いますが・・・・