(ノルウェー・ベルゲンにて)
『今朝の天気』
(7:00頃)
今朝の温度(5:30) 室温 リビング:24.8、洗面所:26.5 湿度(リビング):45%
(昨日の外気温 東京、最高気温:21.2 、最低気温:15.5
本日の予想気温 最高気温:20 、最低気温:16 )
私には懐かしい会社の名前がTVニュースで登場しました。しかし、最近頻発するメーカーの検査データ改ざん不正という残念なものでした。
油圧機器の大手、自動車用ショックアブソーバー(緩衝器)では日本一、世界的にもトップクラスのメーカーです。私が勤めていたメーカーの最大のライバル会社でした。
今回の不正は、建物などの免振・制振用の油圧ダンパでのことのようですが、私が13年半通っていた自動車用部品の工場の比較的近くにも、その工場がありました。
自動車部品の工場に勤務していた終わりころには、広島の自動車メーカー(マツダ)へ部品を納めている協力会社の組織があり、幹事会社に当時の私の会社がなっており、私はその責任者でした。メンバー会社には、問題の会社も入っていました。そのライバルの会社のメンバーの方は重役クラスの方で、比較的中小企業のメンバー会社が多い中で、大手の2社だったこともあり、組織運営は二人で相談して進めていったのをよく覚えています。
確か幹事会社としての期間は2年間だったと思います。私は途中でIT企業へ転職して役目を抜けることになったので、電話でその旨を伝え、後日挨拶状を出しましたが、その方からその後半年ほどして、その会社を定年退職したとの挨拶状をいただいたのをよく覚えています。考えてみると、もう20年も前のことです。
懐かしい会社の名前ですが、いいニュースだとよかったです。それにしても、電子機器と違って、機械系の機器の品質の安定は難しいですね。同様の工程で日々造っているので品質は同じはずですが、部品のバラツキや機械の調子などで微妙な変化が出ます。検査規格は、通常200%程度の安全係数をかけているので、おそらく実用上の安全性から全く問題ないはずですが、規格値がある意味厳しすぎ、それがかえって、この程度なら大丈夫と、結果「不正」に繋がることになるような気がします。
こんなことがあると、元の会社も、と心配になりますが、そんなことがないことを祈る気持ちです。