(「港の見える丘公園」の展望台より横浜港を臨む)
過去記事「秋の散策2022 ~横浜山手西洋館と秋バラ巡り 前編~」の後編です。今回は、「港の見える丘公園」内の洋館や公園の様子、また山手の街並みなどを紹介します。
くだんの横浜市のサイトより引用抜粋すると、「この一帯は開港当時外国人居留地で、丘の上にイギリス軍、下にフランス軍が駐屯していた場所」で、接収解除後、昭和37年5月に風致公園として開園しました。「以来、フランス領事館跡地のフランス山地域、イギリスの総領事官邸であったイギリス館、昭和53年に大仏次郎記念館、昭和59年に近代文学館など文化の香り高い施設が次々とオープン」したそうです。
なお、洋館についての解説をこちらで見ることができますが、下記各洋館の画像の下にもそのまま引用します。また、山手地区のマップをこちらで見ることができます。
(★これより下の画像をクリックすると大きな画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m ★撮影日は2022年10月19日です。)
秋の散策 ~横浜山手西洋館と秋バラ巡り 後編~
横浜市イギリス館
「1937年に上海の大英工部総署の設計により、英国領事公邸として建築されました。」
山手111番館
「1926年にJ.H.モーガンの設計により、アメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として建築されました。」
下段右は、建物から見下ろした沈床花壇(↓)。
イングリッシュローズの庭
「平成3年5月には、市の花であるバラの制定記念として、約110種 1,300株のバラ園が公開されました。(略)今までバラ園であったエリアは<イングリッシュローズの庭>としてリニューアルオープン。イギリス館を背景にバラ植栽を主とした英国風の庭をテーマに一年草と宿根草との混植のガーデンとなり、四季を通していろいろなバラや草花が咲き競います。」
沈床花壇
「沈床花壇は<香りの庭>として沈床花壇としての地形を活かしながら四季を通してバラや草花、花木の香りと彩りをお楽しみいただけます。」
約100種、約400株のバラが植えられています。
公園内
下段左端は「愛の母子像」。「昭和52(1977)年9月27日、横浜市緑区荏田町(現青葉区荏田北)に米軍機が墜落し、市民3人(母と幼い子二人)が亡くなりました。 生前に海が見たいと願っていたことから、この公園に愛の母子像の寄付を受け設置したものです。」との刻字があります。
上段右4枚は、横浜マリンタワー・展望台から見える東京スカイツリー・横浜ベイブリッジ・GUNDAM FACTORY YOKOHAMA。
因みに、ガンダムのモビルスーツをデザインしたメカニック・デザイナーの大河内邦男氏は、私の住む東京都稲城市出身で、稲城市の公式イメージキャラクター「稲城なしのすけ」のデザイナーでもあります。
山手市街地
ランチ&ティータイム
本当は、園外の「山手十番館レストラン」(上記画像の下段中央)で食べたかったのですが、予約なしで訪れたら満席でした(^^;
上段&下段は園内の「KKR ポートヒル横浜」にある「山手ローズテラス」で食した2,500円のランチコース2種。
中段は、横浜中華街の「聘珍茶寮SARIO」のカフェ「The CAFE」@1階で食したクリーム杏仁豆腐(杏仁豆腐の下にアイスが入っていました)とカーネーションの工芸茶「マザー・オブ・ラブ」。
「聘珍茶寮SARIO」の2階には点心のカフェもあり、こんな季節限定メニュー(↑)があるのを後で発見(^^ゞ おしゃれですねぇ...これも食べたかった(^^; いつかね。
この日は生憎の曇天だった上、12月の気温だったので、防寒対策をしながらの散策でした。また、急きょ訪れたので下調べも充分ではありませんでしたが、異国情緒漂う山の手の街で、洋館のハロウィンディスプレイや秋バラを楽しむことができました。地元に住む友人によると、クリスマスの時季がことさら美しいようですよ。いつか再訪したいです(^^)v