随分前から本屋さんに行くと必ず手に取り、ま、次回買おう、と思い続けていた本です。
やっぱり読んでみたい、と思ってやっと買ってきました。
定年退職した剣道の達人キヨは幼馴染で柔道の達人居酒屋のシゲ、町工場の経営者でメカに強いノリを誘い ご近所を守る正義の『オッサン』となった。
三人は 夜になると町内を見回り、キヨの孫祐希、ノリの娘早苗を巻き込みご近所の問題を解決していく。
三人のオッサンの活躍と共に祐希と早苗のかわいらしい恋物語も楽しいです。
自分が５０代になるまでは６０歳は『お年寄り』だとなんとなく思っていたのですが 還暦が近づいてきたら あんな赤いチャンチャンコなんて着たくないなあ、と
思うようになりました。
キヨたちも６０歳になり 家族に年寄扱いされ憤慨します。
そりゃそうだよね、と素直に思います。
自分たちの若い頃とは世間は変わってきていることもあるけれど 変わらないところもあります。
それぞれの特技を活かしてオッサンたちは大活躍です。
作者の有川浩さん、次々とヒット作を出している方です。
たしかにおもしろいです。
そういえば 今年に入って『三匹のおっさん』はテレビドラマになっています。
まだ観ていないのですが 観てみようかな
