キュートなバアサンになるために

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『ライオン 25年目のただいま』

2017-04-07 22:16:11 | 映画
                      公式サイト
 インドに住む5歳のサルーはシングルマザーと兄グドゥ、妹たちと貧しい生活を送っていた。
兄グドゥは家族のために深夜の仕事に出かける。サルーは兄に無理やり頼み込み兄の仕事について行った。 ところが眠くて寝てしまったサルーを乗せ回送電車が出発してしまう。
サルーが気付いた時にはまったく知らない町に来ていた。保護施設に入れられたサルーはオーストラリアの夫婦から養子として引き取られ 愛情いっぱいに育てられた。
 成長したサルーはタスマニアを出てメルボルンで暮らすが そこで知り合ったインド人の友人の家で揚げ菓子を見た途端、自分は迷子だったことを思い出す。 しかし、母の名前も自分の住んでいた町の名前も思い出すことができなかった。 すると友人からグーグルアースで町を探してみてはどうか、と言われる。 そこから彼の故郷探しが始まる。

 今日から封切られた映画です。 これは実話です。 私は知りませんでしたが彼が本当に家族を見つけ出した時にはかなり話題になったようです。
家族が自分を待っているに違いない、という強い思いで彼は25年かけて自分の家を探し出しました。
 お母さんも息子が戻ってくることを信じ遠くには引っ越さなかったそうです。 そのお母さんの強い思いと養父母のやさしさ・・・・すべてが彼に幸せを運ぶめぐり合わせでした。

 俳優さんもステキでした。 『スラムドッグミリオネア』で主演したデヴ・パテルさん、養母役のニコール・キッドマンさん、今までとちょっとイメージが違うような・・・
強くてやさしいお母さんでした。 そして なんといっても子役のサニー・パワールくん、目だけで思いを表現するすごい子役さんでした。
 上映館が少ないかもしれませんが ぜひこの奇跡の物語、ご覧ください。
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