たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!ドキドキ文芸部絶賛プレイ中♪

アマプラ配信鑑賞「葬送のフリーレン」。

2024年10月15日 10時50分07秒 | TVアニメ鑑賞記録
 全28話、視聴終わりました!開始したのが3月だったかな、春&夏アニメ視聴中は全く手を付けていなかったのですが、秋アニメを視聴する前に全話観ておこうと奮起し、毎日2~3話ペースで視聴しました。

 高評価の理由も頷けるクオリティーの高い映像。細部まで丁寧に描き込まれた画面と勇壮なのに優しい音楽、落ち着いた演技をする素晴らしいキャスト陣、と素晴らしい調和のとれたアニメでした。TVアニメでこの上質はなかなか出会えるものではないです。

 中心人物であるフリーレンは表情に乏しいのにその感情は実に豊かで奥深い(フェルンとシュタルクが代わりにコロコロ表情を変える♪)。この作品世界では不死に匹敵する長寿命となっていて、人間とは流れている時間の速さが違うだけの存在となっています。その違いを過去回想と現在進行形のストーリーに巧みに組み込んでいて、観るたびにうならされますね。

 過去のパーティーも、現在のパーティーも、現在進行形で見えない形をとり絡み合って、フリーレンに影響を与え続けていくところがおもしろい。

 全体のストーリーはまだ序盤を終えた感じ?原作のストックが少ない為、2期制作の発表はあったけれどもかなり先になるのでは?それまで待っていられないので、原作買って読む予定でいます(爆)。ダンナがハマってみていた時は関心を示さなかったのに、この変わりよう(ははは)
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アマプラ配信鑑賞「菜なれ花なれ」。

2024年10月08日 14時09分13秒 | TVアニメ鑑賞記録
 PAワークスの夏アニメ三作目。一番感想を書くのが難しい作品です。

 試合中の失敗から半ば休部状態になった主人公が、様々な仲間と出会い、自前のチア部(応援部)を結成し動画配信を始める…と書けば割と普通の青春学園ストーリーに聞こえるのですが。

 実際は、その他の追加要素が雑多過ぎて闇鍋みたいになっていました。冒頭から驚かされたパルクール女子、古いレコードショップの存続に固執する女子、お嬢様学校で新体操部の花形選手だけど試合いつしてるの?な女子…などが方向性の違うサブドラマを展開するものだからいったい誰視点で観ればいいのかわからなくなります。

 さらに、そこそこリアルな?学園部活ものの人間関係ドロドロに、街中をパルクールで飛び回ったり温泉露天風呂でチア練をいきなり始めたり、高校生が動画配信で一般から出前応援を募るなどの常識を超えたファンタジー(といえるかわからないけど)を混ぜてくる、考え無しの脚本にただ呆れ…。

 動画配信要素など入れずにチア部の話だけで作ったほうがまだ観られた気がする…

 かなたの演技がまたちょっと聴いていてつらい…声優さんには悪いけど。女性キャスト陣の声質が似たり寄ったりで区別がつきづらいのも欠点ですね。あと、やたらな高崎推しも。聖地巡礼は確かに意図して作るものなんですが、とにかくわざとらしい。

 脚本担当の方はもう一度最初から書き方を勉強したほうが良いと思います。はぁ、辛口になっちゃった…。
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アマプラ配信鑑賞「真夜中ぱんチ」。

2024年10月02日 19時48分35秒 | TVアニメ鑑賞記録
 夏のPAワークス3作品のひとつ。動画配信を中心にしたドタバタコメディーでしたね。

 ヴァンパイアが動画配信をしたらどうなるか?みたいな面白さを期待しましたが、意外におとなしくまとまってしまい、アニメ的には勿体ない気がします。異能禁止ルールの中で地道に動画作成のスキルを学ぶ、といったハウツーも若干入りつつの割とリアル寄りになるとは。

 りぶ、譜風、苺子、十景、しげゆきの5人とも、性質だけヴァンパイアであとは普通、アクの強さもなくその辺も作品が目立たなかった理由でしょう。みんないいキャラだったけど。譜風のおまけ動画は羊宮妃那さんの熱演でとてもおもしろかったので、おまけで終わらせず前面に出しても良かったような。

 主人公?の真咲がその分のおもしろを引き受けていたのかな?対人関係を築くのが苦手なのに、直情的かつ口より手が先に出る、かなりはた迷惑なキャラクターに描かれていました。動画配信者になるっていうのは、職業なのか仕事なのか、未だに自分にはわかりません。真咲は自己承認欲求の為にやっていたみたい。それで収入を得て生きていけるのかどうか。あ、フィクションだからそこは触れないほうがいいのかも(汗)

 りぶが真咲に固執する理由を最初に明かさずにクライマックスへ持ってきたおかげで、いい話として終われましたね。100万人達成の為の生配信を描いた最終回は「生」っぽくどう転ぶかわからなかったです。まさに終わりよければすべてよし。
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アマプラ配信鑑賞「天穂のサクナヒメ」。

2024年09月30日 17時11分40秒 | TVアニメ鑑賞記録
 原作ゲームをやり込んだこともあり、期待と不安とで視聴していました。シンプルとはいえ、シナリオのボリュームは1クールで収まりきらないのでは…というのが一番の懸念でした。

 しかし、予想以上に終盤の数話はきれいにまとめてあり、ゲームを知らない人でも十分に楽しめるものになっていました。石丸の悲しき人生を大きく取り上げることで、ラスボスの悪ぶりが強調され、タマ爺との別れも含めラストバトルはそれなり盛り上がりを見せたと思います。

 ただ、ゲームをプレイした身とすれば、この作品のテーマである「米は力だ!」の描写が弱過ぎたと感じます。1クールに収める為に、米作りの過程を端折ってしまったのは痛いです。良いお米を作ることでサクナのステータスも上がる=強くなるところを見せないのはさみしい…。その点でいうと、ストーリー前半をもう少しお米作りに割いて欲しかったですね。ゲームではとても苦労してやっていたので。

 あとは、アクションシーンがつまらない。頑張っていたのは理解出来なくもないですが、実際のゲームでのスピーディーな羽衣さばきはあんなもんじゃなかった。サクナとココロワの百合シーン(ココロワの出番めちゃくちゃ増えていた)に力を入れるくらいなら、鬼とのバトルシーンをこだわらないと。

 声優さんの演技は、ゲームからの引継ぎということもあり、とても良かったです。特にサクナの大空さんは生き生きとサクナを演じており、悲しいシーンにはグッときてしまいました。主題歌はOPが作品と合っていなくて最後まで好きになれませんでした。EDはまあまあ。田植え唄が唯一の救い。

 ゲームのアニメ化、本当に難しいですよね…。期待し過ぎてはいけない、というか不安なら観ないほうがいいかもなぁ。
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アマプラ配信鑑賞「鬼滅の刃 柱稽古編」。

2024年07月09日 17時29分48秒 | TVアニメ鑑賞記録
 5月放映開始で第1話はSP、第7話と最終話は放映時間延長と、破格のVIP待遇を受けての柱稽古編でした。

 もうこの先は最終決戦しか残っていない!自分的にはようやくここまで来たか~という感じです。制作会社のufotableさんずっとこれしか作っていないよね。すごい。

 今作は最終決戦に備えて特訓!特訓!な中で、炭治郎と柱達のやり取りがメインの箸休め的なエピソードでした。ストーリー全体が血みどろバトルなだけに、キャラクターの明るい表情が見られて良かったのではと思いました。ただ、何話も続き、7話の頃には若干飽きが(汗)。

 最終話はそんな呑気ムードを一瞬で凍えさせる鬼舞辻無惨の登場で一気に引き締まり、決戦への流れになりました。最終章が映画三部作になることを考えてもしっかり引きを作ったのは上手かったです。

 ここまで付き合ってきたから、最後まで観ていきますよ~!完結まで何年かかるかしら…?(汗)
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