tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

キーラーボッヘあれこれ

2017年07月02日 | ドイツの街並み




お祭りの風物詩、観覧車。


今年もキーラーボッヘを満喫しました

事前に日本領事館からテロに警戒するようにとのお達しが来たり、
例年に比べて警備がものものしかったりと、時世を感じさせる側面もありましたが、
お祭りの規模は年々拡大傾向で、新しい催しもいくつか始まったようです。






街のいたるところに食べ物の屋台がひしめき合っています。






海では、水球の試合などが開催されています。






今年はプロレスの興行が来たり、ヘビメタフェス、ヴァッケン(Wacken Open Air)が出張して来ていたりと、
エンターテイメントの充実もすごい!

昼間のうちは人出もあまり多くなく、比較的見やすかったです。

プロレス、、初めて生でみました。。迫力があった~!!






コンティ・ハンザホテルで行われていた、「キールでいちばん長いイチゴケーキ」を食すイベント。

張りきって参加しにいったのですが、もうあらかた無くなっています






こんな感じで、ケーキが敷き詰められていたみたい。

慌てて食券を買って、ケーキをゲットしました!
イチゴとカスタードクリームがフレッシュな味わいで、とっても美味しかった










今年は花火も見に行きましたよ!

そこまで大規模なものではないものの、とても綺麗でした。

六尺玉も上がっていたように思いました。







少し沖合では、ヨット大会が白熱していた模様。

日本のチームも映っていますね~ 皆かっこいい!







こちらは、「キーラーボッヘでやってみたい10のこと」。

キーラーボッヘの後で投稿された動画なので、過去形が使われています。直訳すると、「したほうが良かったこと」、「すべきだったこと」くらいの意味でしょうか。

ちなみに、“KiWo”は、キーラーボッヘ(Kieler Woche)の略です。


10、バイエルンの屋台で気分を盛り上げる
ビールを飲んだり、カントリーショーを見たり。。

9、チーズを使ったスペシャリテを試してみる
窯で焼く手作りパンのお店
各地のクリスマスマーケットでも食べられます。寒いときはまた格別。。

8、ちょっと違ったウォータースポーツ
早朝、全裸で泳いでいる人を見かけました。即行警官に捕まって怒られていたよ。。

7、たまの晴れ間に祭りを楽しむ
ここは北の大地。雨が降ることが多いのです。

6、キーラーボッヘの真の核心を発見する
1882年6月23日、ドイツの一部となったキールで、ヨットレースの大会が初めて開催されました。

5、いっちばん有名なシーフード屋台を訪ねる
主に白身魚フライを売っています。
2階で魚を揚げていて、出来上がると滑り台でお客さんの目の前に落ちてきます。

4、キール湾で自動ボートを操縦する
見るからに楽しそう!

3、良い意味で(?)人をびしょ濡れにする
私にはできないでしょう、渡る側、投げる側両方。。

2、ロマンティックな体験
気球も乗ってみたい!

1、来年もまた来る!





キーラーボッヘを振り返ってみよう 2016

2016年07月01日 | ドイツの街並み






連日、こんな気球が飛んでいました







幻想的、、まではいかないけれど、非現実的な感じがしませんか…?











いつもお世話になっている路線のバス、お祭り中は激混みするので徒歩が吉。

カンカン照りだと歩くのも大変なので、このくらいの天気が嬉しい








市庁舎前の広場では、今年は英国のフィッシュ&チップスとコーニッシュ・パイに舌鼓。

ちょうど“Brexit”が話題だったもので。。






あつあつ&ぷりぷりの白身魚フライは美味しいけれど、これだけでお腹が膨れてしまいます。。







やっぱりスペインのタパスをちょこちょこつまめば良かったかなー…なんて思ったり







アルゼンチンのバーベキューも美味しそうでした

ちなみに夫の知り合いのなかで人気なのは、フィンランドの屋台のトナカイ肉なのだそう。







エストニアを代表して首都タリンの地ビール屋台。
都市間を船が頻繁に行き来しているので、国名よりも馴染みがあるのでしょうか…?










ベルリン旅行  2016年5月12日~17日

2016年05月20日 | ドイツの街並み






ベルリンより無事に帰宅しました。






比較的暖かく、快適に過ごすことができました






UFO的なものが映っています。

星型のシャボン玉のようなものが飛ばされていました。






自転車、馬車、自動車、もちろん歩行者も、いろいろな人やものが入り混じって
心地よさそうにまとまっているのがとてもベルリンっぽい。。と思う。






この写真もベルリン的





































空気があまり綺麗でなくて、喘息持ちには少し辛いかな。

長く住むとなったら大変なのだろうけれど、、汲み尽くせない魅力のある街です。

裏山の散歩道

2016年04月24日 | ドイツの街並み




森の入り口。


自宅の裏はちょっとした山になっていまして、そこを抜けると市街地へ出ます。

ちょこちょこ木が芽吹いてきていますね
もうすぐ鮮やかな新緑に覆われることでしょう。






緩やかな勾配を昇ると造船所が綺麗に見えます。










森を抜けると、こんな風に芝生が広がっています。






ここを通り抜けて買い物に行くと、良い運動になるのです








おまけ。

語学学校のそばの“Wasser Turm”(水の塔)という建物。

最近マンションとしてリノベーションされました。
内部はどんな感じなのでしょうか。
一度、住んでみたいです。




Selfi und Delfi

2016年04月12日 | ドイツの街並み


1か月ほど前からキール湾にイルカが泳いでいます

彼らの名前は、タイトルの「セルフィ」と「デルフィ」。
ここの環境が気に入ったのか、居着いてしまったようです。

イルカと一緒にセイリングをするのが、ちょっとしたブームになっているのだそうな。











小ニシンが好物なのですって。
ちらっと映っているのは、、まさに自宅の前

夏になったら、イルカと一緒に泳ぐのも夢ではないみたい、、!

キールの砂浜 シュトランデ (Kieler Strande)

2016年03月26日 | ドイツの街並み





今週末はイースター(Ostern)です。この季節、ウサギやタマゴを街で見かけることも多く、準備万端の様子。
土曜日の今日は天気が良かったので、バスに乗って砂浜のあるシュトランデ(Strande)まで出かけました。





湾の左岸にあるシュトランデは、オリンピック会場となった隣接のシルクゼー(Schilksee)と並んで
ちょっとした保養地となっているようです。
喫茶店やホテルもちらほら。





ドイツの海というと西の北海(Nordsee)と東のバルト海(Ostsee)になりますが、
キールはバルト海に面していながら、北海へと抜ける運河(キール運河)もあったりと、海に縁が深い街です。
シュトランデはそんなキールを代表する海水浴場と言っていいかもしれません。
泳ぐにはまだ早いようですが、散歩コースとしても人気があり、今日のように天気の良い日には割と賑やかになるようです。





海岸沿いに北上していくと、なにやら白黒の塔が。





ビュルクの灯台(Bülk Leuchtturm)というのだそうです。
中を見学できたり、下には喫茶店も付設されています。





灯台を周りこむように進むと、見晴らしの良いところに。バルト海が180度望めます。






森を抜けてさらにどんどん進みましょう。
北に向かえば向かうほど、水も綺麗になっていくような気がします。






すると突然の絶景。切り立った砂の崖が続いています。






上に登ってみたり。荒涼とした砂の崖の上には、春を感じる一面の緑。






このような景観はドイツでは北海のズュルトや東のリューゲン島などが有名ですが、まさかキールでお目にかかれるとは。






ひときわ綺麗な海ですが、景観保全地区のため遊泳は禁止だそうです。
シュトランデのバス停からここまで片道1時間半というところでしょうか。
往復で三時間・・・ものすごく疲れましたが、謎の達成感があり、満足なのです。


俯瞰図

2015年05月29日 | ドイツの街並み






ハンブルクを飛び立つと、地面が黄色に染まっていました。

菜の花の季節ももうすぐ終わりです。
花が終わり、実を結び、菜種油が作られます。







ドレスデンが近づいてくると、こんな景観が広がります。
画面手前の長方形の建築群は、東独時代の住居です。
他の場所とくっきりと特徴が分かれていますね。


画面左上にエルベ川が流れているのが見えるでしょうか。
さらに近づいてみましょう。







大きく蛇行している部分の右側が旧市街です。

ひとつ前の記事では、左側から橋越しに旧市街を撮影しています



ドレスデンより帰ってきました。

2015年05月28日 | ドイツの街並み






花咲き誇るバロックの都。

ドレスデンより無事に帰宅しました。
天気にも恵まれ、充実した旅行でした。









朝に夕に、旧市街の眺め。

この前に行った時よりもお洒落なレストランやお店が増え、
観光業が好調なようでした。













ドレスデン、ノイシュタット駅構内。
マイセン製の陶板、地元のビール会社がスポンサーでしょうか。



  


街のシンボル、フラオエン・キルヒェ(聖母教会)。
左から2013年8月、2015年5月の姿です。


カメラや角度、天候等の撮影条件が異なるので、比較が難しいのですが、
修復後にはピンク色がかった大理石であったのが、だんだん変色してきています。

ドレスデン旧市街地の橋や他の建築物も黒っぽい色が特色です。
ひと昔前はエネルギーを炭に頼っていたので、その大気汚染の影響で石材が黒ずみやすかったみたいです。
今は変色のスピードも比較的ゆっくりなのかしら。。


人について言われるように街にも運命みたいなものがあるのかな、なんて思ったりします。




ドレスデンへ行ってきます。

2015年05月21日 | ドイツの街並み







土曜から数日、ドレスデンに行ってきます。






ベルリンの下方、ポーランドやチェコにとても近い旧東ドイツですね~

2013年8月に一度訪れているのですが、
この時はたいへんな猛暑で観光どころではなかったのです。

今は季節も良いし、雨さえ降らなければ旅行日和かなと思っていたのですが、
週明けまで鉄道がストライキに入るのだそう。。

あれー…、ドレスデンとは相性がいまいちなのでしょうか



※ DBのストは終了し、鉄道が使えます!
はいでぃさん、教えていただいてありがとうございました






Expoza Travelチャンネルより。


冒頭の説明で述べられているように、第二次世界大戦で都市の大部分が破壊されました。
長らく都市の復興作業は懸案でありましたが、近年急速に街はかつての姿を取り戻しています。



1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊し、1990年10月3日にドイツの再統一が成されていますが、
1980年代には、ドレスデンが州都となっている東ドイツ、ザクセン州の経済は低迷しており、
歴史的建造物の修復作業は遅れがちでした。
再統一後、財政状況が上向きになったことから市街地の復旧に力が入れられるようになり、
例えば90年にはドレスデン城の屋根が再建されています。
…それまでは、瓦礫こそ片づけられていたももの、屋根がない姿のお城だったのですね。




動画の通り、壮麗なバロック建築群が並ぶ美しい街ですが、内情は富める都市とはなかなかいかないみたい…。
地元民が抱える生活への不満は、移民に仕事を取られるのでは…という不安を生み、ペギーダ(移民排斥運動)の興隆の要因となりました。
つい何か月か前までは盛んにペギーダのデモや集会が行われていて、物騒なニュースがよく流れていました。



……
………
…………

きらびやかな表層と、内に潜む得体の知れなさ、
ホラーやミステリーの舞台にぴったりじゃないですか?

だれかっ、このイメージをバネにして創作してみませんかっ??
北欧ミステリの上を行けるかもしれませんよっっ!!


のんき虫の世迷い言です…




ともかく、土曜から行ってきます。

驚くアザラシ

2015年04月28日 | ドイツの街並み



 


キールの海沿いにある水族館、に併設されているアザラシのプール。

入館しなくてもアザラシの様子を見ることができるので、いつもにぎわっています




 


日向ぼっこをするアザラシに近づく水中の黒い影。




 


 


“ザパァァァ!”

“わぁぁぁぁ!!”



…アップにしても、いまいち伝わらないか。。







それを見ているもう一頭。