週末のデュッセルドルフでは、
ヤーパン・ターク(日本デー)が華々しく開催された
…ことを知ったのは、パリ行きの切符を手配した後でした。
日本食の屋台がたくさん出るらしい、、
宵の空に花火が盛大に打ち上げられるらしい、、
コスプレ姿や浴衣姿の若者がたくさん集まるらしい、、、
えー…、パリに行くのは楽しみだけれど、
ヤーパン・タークと日程が被ってしまったのは残念だなぁ。。
こんな心持ちが影響してか、
日本食がとても恋しくなり、色々と予約を入れて行くことに。。
ケルン中央駅にパリ北駅行の列車がはいってきたところ。
パリへ行くには、タリス(Thalys)という国際高速列車に乗ります。
ドイツ西部、ベルギー、オランダ、フランスを結んでいます。
デュッセルドルフもタリスの路線は走っているのですが、
パリ行きの路線はケルンから発車することが多く、この日もケルンから乗車です。
同じ車両の若者たちが、とにかく元気いっぱいだったので、
食堂車に一時避難して、ひと息つくの図。
自身について、学生時代とあまり変わっていないような気がするものの、
ティーンのエネルギーを目の当たりにすると眩しいです。。
ケルン~パリまで、およそ3時間の道のりを、
お茶をしたりウトウトしたりして過ごします。
(あら、何だかお祖父ちゃんお祖母ちゃんみたいですね…
)
北駅が近づいてきました!
今回のパリ滞在では、和食を堪能しちゃいますよ~
まずは、うどんです。
オペラ大通りから一本入ったさぬき家さんへ。
ランチセットに付いてくる出汁巻玉子、からあげ、炊き込みご飯に、、
天ぷらうどん
奥は何であったか失念…。
麺がつるつるしこしこです。
エビが2尾はいっているのも嬉しいところ。
「さぬき」ということは、香川県のおうどんなのかな?
パリのジュンク堂にも行ってきました。
本の関税の高さにはびっくりするものの、
それでもあれやこれや、つい手を出してしまいます…。
こんなところにも行ってみたりして。。
Maison de la culture du Japon à Paris (日本文化会館)。
用事を済ませたら、食事はフルで日本食しばりです。
左岸にある焼肉松っちゃん。
タン、カルビ、ロース、ハラミ…、次々と運ばれてくるお皿。
お肉がじゅうじゅう焼かれて、香ばしい匂いがして、、
焼肉を堪能したのは本当に久しぶりです
そうそう、春のヨーロッパはお天気がころころ変わって、
ちょうど気温が低めの梅雨のような感じが続くのですが、
幸運なことに、旅行中はほとんど傘要らずで暖かい日が続き、
とても快適に過ごしました。
戸外のマルシェにも活気があふれています。
滞在の締めくくりは、楽しみにしていた日本料理きよ川さんへ!
六角弁当を注文しました。
ちらし寿司や天ぷら、お造り、おひたし、炊き合わせ、、
丁寧に作られたお料理が美しく器に詰められています。
お店のなかは落ち着いた設えで、まるで日本にいるみたい
店員さんたちもとても丁寧に接客してくださって、とても幸せな気分です。
ヤーパン・タークの件も払拭できました
さて、お店を出ると、そこはパリの街。。
「夢から覚めたね…」とつぶやいたところで、
ドイツ料理もフレンチも好きな身としては、
パリで和食に夢をみるとは思わなかったなあと、何だか可笑しくなったのでした。