tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

バレンタイン@ブリュッセル

2014年02月17日 | ベルギー





夕暮れのブリュッセル、グラン・プラス。



先週のうちにいろいろな用事が一応片づき、一山こえました~

自宅にいると、燃え尽きて引きこもってしまいそうだったので、
ブリュッセルへ小旅行に行ってきました。

ちょうどバレンタインデイと重なったので、本場のベルギーチョコで打ち上げです









グラン・サブロン広場の様子。

ここには、レストランやカフェ、アンティークショップ等が軒をつらねています。
また、有名なチョコレートメーカーもずらりと店を構えているので、
“チョコレートの聖地”なんて呼ばれることも








夫は特にチョコ好きというわけではないのですが、
ホワイトチョコと、このピエール・マルコリーニのチョコは好きなよう。

風味が豊かで味わい深いのが良いんですって。

ハートのカバーには "LOVE IS ALL" の文字。
バレンタインですなあ。。






パン屋さんのショーウィンドウ。

ハート形のマカロンが散りばめられています。






こちらはヴィタメールのショーウィンドウ。

カラフルなケーキが並んでいます






ヴィタメールでケーキをテイクアウトしてみました

右側のケーキは、たしか“メルヴェイユ”という名前だったはず。。

左側は、バレンタイン限定で出ているものです。
ピンク色なので、普通のチョコ味かな?それともラズベリー?と思っていたところ、
バラのフレーバーでした


良い気分転換ができたことですし、次の目標に向けて頑張ります!


ひとまず無事です@ブリュッセル

2013年10月15日 | ベルギー




ブリュッセル、ノートルダム・デュ・サブロン教会正面。


最初の目的地に参りました。


今回はアパートメントタイプのホテルに宿泊しているのですが、
チェックイン日であった昨日の晩、部屋のヒーティングシステムが機能していないことに気づきました。

暖房も効かず、お湯も出ません。

一般的なホテルと違ってフロントがある訳ではなく、鍵を渡されたらあとは基本的に自分ひとり、
頼みの綱の連絡先は既に営業時間を過ぎており、さてどうしたものか。。

熱を発生させようとお湯をわかしたり、ベッドから掛布団をはがしてくるまったりしていたのですが、
あまりに寒くこのままではマズイ…と思い、私頑張りました。

システムの管理盤を探し、扉を開けて見てみたところ、見慣れない機械がありまして、
地面に取扱い説明書(フランス語、オランダ語)が埃をかぶっています。

ひるみつつ、説明書を解読しましたよ…。
どうやら主電源は入っているのに動作が機能していないらしい。

もうどうしたら…;と思いましたが、身近なパソコンに置き換えて考え、
再起動してみたらどうだろうと試してみたところ、

動き出しました!


機械音痴なので、機械や電気系統に触るのには苦手意識を持っていたのですが、
やってみれば何とかなるものなのだなと。。


お陰様で、現在は快適に過ごしております。
旅程も順調です。



おまけ





ブリュッセルでのお買い物。
ドイツのロンネフェルトと並んで好きな、ベルギーのメーカーのお茶。

フレーバーティーを飲みづらく感じることが多いのですが、
ここのものはとても口に合い、本当に美味しくいただけます

自宅のストックが無くなってしまったので良いお土産になりました





ブリュッセル 2 Bruxelles 8月16日~19日

2012年09月16日 | ベルギー


フラワーカーペット編。


ブルージュに別れを告げて、ブリュッセルへと戻ります。
8月15日~19日は、フラワーカーペットというイベントの開催日でした。




以前のグラン・プラス。


こうなりました!
 ↓↓↓





市庁舎のバルコニーから撮った写真。


広場に一面、花(ベゴニア)が敷き詰められています。
面積は、2000平方メートルだそう!

このフラワーカーペット、
2年に1度の催しで、1971年から続いています。
年によって、異なるテーマや図案が設定されており、
2012年のテーマは「アフリカ」でした。




図案、全体図です。




制作委員会によるメイキング動画です。




夜10時~、「音と光のショー」が行われ、
幻想的なライトアップと音楽が楽しめます。

歓声があがります







深夜まで熱気冷めやらぬ会場でした。


他の写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ。


ブルージュ Bruge 8月14日~16日

2012年09月16日 | ベルギー




8月14日からは、
ベルギーの水の都、ブルージュへ向かいます。

街の名前は「橋」に由来し、
その通り、街中に張り巡らされた水路に
たくさんの橋が架かっています。


ブルージュは、9世紀頃から街が拡大し始め、
13~15世紀には、北海を経由してイギリス、北欧とヨーロッパ内陸を結び、
金融、貿易の拠点として繁栄しました。
裕福な市民たちは、大鐘楼を建設し、自分たちの成功の証としました。

しかし、15世紀以降、港や水路に土砂が蓄積したために水深が浅くなり、
大型商船が運行できなくなってしまいます。
水路という生命線を絶たれたブルージュは急速に衰退しましたが、
後に都市が刷新されることもなくなり、
中世の街並みがそのまま保存されることになりました。

現在では、レース編みが主要産業のひとつとなっていて、
古い町並みにレースショップのディスプレイが華を添え、
ロマンティックな古都として、ヨーロッパ有数の観光地となっています。




ブルージュの中央広場。
州庁舎をを正面に、右を向くと…。




鐘楼(Belfort)がそびえています。
高さ88mの塔へは、366段の階段で上ることができます。




中庭からの眺め。
時刻を告げるカリヨン(carillon; 組み鐘)が鳴り出すと、
思わず足を停めて聞き入ってしまいます。




運河沿いは、人でいっぱい。
熱波の来襲により、皆、涼を求めております。。




夜になると、ライトアップを楽しめます。
ブルージュは治安が良いので、女性の一人歩きも比較的安心です。
(でもじゅうぶんに気をつけて。)




お菓子だって美味しいのです
これはブルージュのチョコレートショップ、
スュケルブック(Sukerbuyc)のティーサロンでいただいたケーキ「メムリンク」。
カラメルのムースにチョコレート、なかには洋ナシのコンポートが入っています。
繊細な味わい。

ケーキにフルーツを盛り合わせてくれるのも嬉しいところ。
はぁぁ、口福口福


お店のHPは、日本語にも対応しています。
リンクをクリックすると、サイトへ飛びます。
(音がでます。)

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Sukerbuyc
Katelijnestraat 5, Bruge
(ティーサロンは道路を挟んだ向かい。)
open 9:00~18:00(月曜休)
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ブルージュの写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ。

ルーヴェン Leuven 8月13日

2012年09月15日 | ベルギー




北方ルネサンスの面影を求めてルーヴェン(Leuven)へ。
織物産業の恩恵を受けて興隆し、15世紀には力のピークを迎えた都市です。




美術品もさることながら、
15世紀半ばに建設された市庁舎は、
フランボワイヤン(炎の)・ゴシック様式と呼ばれ、
その名前の通り、まるで建物が炎に包まれているように見えます。

精緻の極地。。
華やかで繊細な宮廷文化を体現しています。


街並みをフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみください。

ブリュッセル 1 Bruxelles 8月12日~14日

2012年09月15日 | ベルギー




アントワープからの車窓とダイヤモンドチョコレート(こちら)を楽しみ、
ベルギーの首都、ブリュッセル(Bruxelles)へ。
さすがに首都だけあり、街の規模が大きく見所がたくさんあります。

また戻ってくることを考えて、
この期間で、まずはざっくり街を観光することに。




街の中心の大広場、グラン・プラス(Grand Place)から出発します。

向かって左の、塔のある建物は市庁舎で、15世紀に建てられました。
正面の建物には、カフェや銀行が入っています。
右側の建物は、王の家(Maison du Roi)と呼ばれる建物で、
現在は市立博物館として使われております。

写真に鉄骨が見えませんか?

8月18日から、ここでフラワー・カーペットという催しが行われることになっていて、
その準備がされているのです。
広場がどう変身するかは、後の記事をお楽しみに!




この写真、何だか分かるでしょうか?
太陽光が強すぎて、画像が白飛びしています。
この日あたりから、ぐんぐん気温が上昇し、
戻ってきた時には、軽く35度超えになっていたという。。

聞くところによると、スペインでは47度をマークしたそうな




こりゃ~堪らんと、
ギャルリー・サン・チュベール(Gelerie St. Hubert)に逃げこみます
1879年に完成したヨーロッパで最も古いパッサージュ(アーケード)で、
とても雰囲気があります。




皆、避難してきて、お茶を飲んだりゆっくりしています。

ちょっと休んだら、こんなものも見ましたよ。



小便小僧(Manneken Pis)、通称ジュリアン君です。
すごい人垣ができていました。
自分ひとりであったなら、おそらく立ち寄ることはなかったと思われます。
夫に感謝…なのか、どうなのか


写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ。

ゲント Gent 8月10日

2012年09月15日 | ベルギー

アントワープから日帰りでゲント(Gent)へ。


ベルリン旅行が迫っているため、
取り急ぎフォトチャンネルに写真をアップしました。
      ↑↑↑
リンクをクリックすると、「夏のゲント」へと飛びます。

フォトチャンネルを整理することだけでも終わらせたいものだ。。


この記事を書いている9月中旬は、
デュッセルドルフはもうコートが必要なくらい寒いくらいです。
9時を過ぎても明るかったのに、7時には暗くなるようになりました。

秋が足早にやって来て、すぐに過ぎ去ろうとするのを目の当たりにすると、
北国に暮らしているのだということが身にしみます。

アントワープ Antwerpen 8月9日~12日

2012年09月15日 | ベルギー


オランダ観光を終え、ベルギーへと国境を越えます。
まずは、ベルギー北部の魅力的な都市アントワープ(Antwepen)へ。
ロッテルダムから1時間ちょっと電車に揺られると到着です。




アントワープの中央駅は19世紀末に建てられたアール・ヌーヴォー様式のもので、
とても重厚な雰囲気です。




街から駅を望んで。
オフィスビルやデパートが並び、賑やかです。


アントワープの歴史は古代ローマ時代まで遡ります。
ヨーロッパの地理的中心であり、港や交通網に恵まれていた地理的利点もあって、
15世紀からは商業や金融の中心地として栄えていきます。
17世紀には、画家ルーベンスが活躍しています。




中央広場には、大聖堂をバックにルーベンスの像が。
彼はフランドル(フランダース)の外交官でもありました。




看板ねこちゃん?
まるで置物のようにちんまり座っています。




アントワープといえば、のフランダースの犬の記念碑。
日本での人気ぶりから、日本語のものが作られていました。

「フランダースの犬」
この物語は
悲しみの奥底から見出す
事の出来る本当の希望と友情であり、
永遠に語り継がれる私達の宝物なのです。


アニメはハウス名作劇場?だったかと思うのですが、
放送時に小さかった為か、フランダースの犬はほとんど記憶がございません。
トラップ一家物語やロミオの青い空なんかは覚えているのだけど。。




歩き疲れたら、ベルギー名物チェリービール(Bellevue Kreek)で乾杯!
綺麗なチェリーレッドでほんのり甘くて爽やかで、、
夏にぴったり。美味しい~




夕食後、シュヘルド川沿いをぶらぶら散歩しました。
だんだんと夏の日が暮れていきます。

アントワープの名前は、巨人アンティゴーンと英雄ブラボーの伝説に由来するといわれています。
川岸の城に住む巨人が城付近を通り過ぎる船からアコギに通行料をとっていたところ、
ローマの兵士ブラボーが巨人を倒し、手を切り落として河へ投げ捨てたことから、
手(hand)+ 投げる(werpen)→アントワープ(Antwerpen)だそうです。




巨人の像がそびえています。
(ちなみに市庁舎の前には、ブラボーが今まさに巨人の手を
投げ捨てようとしている場面の彫刻が設置されています。)




おまけ。
アントワープはダイヤモンドの街でもあります
世界中のダイヤモンドが集まり、研磨され、取引されています。
本物は買えないな~、ということで、
ベルギーの有名チョコレート店、デル・レイのダイヤモンドチョコレートでゴザイマス


写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ。