tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

通ってしまう理由

2014年12月14日 | 生活






居心地の良いカフェ…。




もう一度、写真をご覧いただこう。












何かいますね。







ここん家のコですよ。
セリーっていいます。

もう結構な歳みたい、ゆっくり近づいてきて挨拶してくれました。







いや、お目当てはこっち…?

グラスにはいっているのは、クヴァークというミルクを発酵させたものです。

フランスのフロマージュブランのような感じで、酸味はなくクリーミーな食感。
苺のソースがかかっています。






やっぱりクヴァークに釘づけのよう。

ご飯にもらっているのかもしれませんね。
ソースかけちゃったから、キミには甘すぎるかな。






たぶん他のお客さんに比べて私たちの声は小さくて良いのでしょう。
セリー、くつろぎだしました。

アザラシはドイツ語で「ゼーフント」(=海犬)と以前に書きましたが、
この角度、ふむ。




動物、アレルギーがなければなぁ。
帰りの電車でゴホゴホしながら余韻に浸るのでした。。


リューベックのクリスマスマーケット

2014年12月11日 | ドイツの街並み





リューベックのクリスマスマーケットに行ってきました

リューベックはハンザ同盟の盟主として国際貿易を展開し、
商人が都市の繁栄を築いたことから北のヴェネツィアとも称された都市です。

近年は観光に力を入れていて、
「七つの塔が聳える街」というキャッチフレーズで親しまれています。

名前の通り、印象的な尖塔を持つ建築群が目を引きます。









地図で見るとこんな感じです。
貿易で発展した都市らしく、街を水路がぐるりと取り囲んでいます。
バルト海からここまで船で物資を運びこんだことがよく分かります。

地図上の、「-」のところをクリックすると遠景が見られますよ!
キールからは、電車で1時間10分ほど。










中央駅舎、重厚ですね。





市街地へ向かう途中の橋の上、人物の足元に注目してみると、、






にゃんこです。珍しいですね。
ご主人を見上げているのでしょうか、ちんまりとした足が可愛い。





リューベックのランドマーク、ホルステン門が見えてきました。

1464~78年に建てられたもので、レンガ壁の厚さは3mを超えるそうです。
あまりに重く、この写真でも傾いているのが分かります。





市街地側からの景観。
あちこち陥没して、ゆがみを生じていることが
波打つ壁の様子で伝わると思います。








いちばん大規模な市は市庁舎前の広場で開かれています。








にぎわっていますね!






大きな釜でプンシュが温められています。

“Apfelpunsch”(アプフェルプンシュ)というのは、
濃いアップルジュースにアルコールが入った感じの飲み物です。
ショウガが加えられているものもあって、
飲みやすく、お腹のあたりがぽっぽして温まります





さらに奥へ進み、マリーエン教会の近くに来ると、
中世マーケットが開かれています。

屋台の店員さんたちは皆、
舞台上で歌っている人たちのような扮装をしていました。






昔風、手作りのパン。
どうやら馬鈴薯粉で作られているらしいモチモチ感です。

これにチーズやマッシュルームといった具を載せて温めてくれるのです。
チーズがとろけて美味しそう!
次に来たらぜひ賞味したいものです。





ハチミツ酒やら、薬草ワイン。

ポーションにしか見えません。
ファンタジーRPGの世界が此処に…。






「メルヘンの森」というマーケット。
屋台と並んで、童話をモティーフにした人形が展示されています。






『長靴を履いた猫』。






『ツグミの王様』。






『三人の糸繰り女』。
どれも手が込んでいます。






『カエルの王様』。
この少女のお人形だけ他と雰囲気が違ってドキっとしました。






ハンザ都市の特徴的な建築。

こういう段々になっている屋根、
同じくハンザ同盟の一都市であったミュンスターでもよく目にしました。

あんなに内陸まで貿易路が発達していたのですね。。






“Wunschbaum”(願いの木)。

願い事が書かれた紙がモミの木につるされています。
ちょうど日本の絵馬のような感覚なのかな…?


リューベックはとても歩きやすく、美しい街なので、
とても楽しく見てまわることができました






おまけ






ワンちゃんもおめかし。

12月のあれこれとクリスマスマーケット

2014年12月01日 | 生活





12月、年の瀬です。
駅前のプロムナードは、クリスマスマーケットでにぎやかです。







紅葉シーズンも終わり、、






すっかり冬景色です。




キールでは最低気温がマイナスを記録し始めました。
海沿いは風が強いので、体感温度は-5度くらいになります

とにかく寒い…。
でも、寒冷地出身のクラスメイトに言わせると、
これでも、まだまだ暖かく感じるのだそうで、、どうりでいつも薄着だものね


日照時間も短く、12月1日の日の出時刻は07時06分、日の入りは16時16分。

デュッセルドルフでは昨年の冬至でさえ、
日の出は8時39分、日の入りは16時22分だったというのに…。

ずいぶん北に来たものだなぁ。。


あ!冬の装備については、また記事にしたいと思います。
来年忘れないように。。



クリスマスマーケットの写真を撮ってきたので、
現地の服装と合わせてご覧くださいませ!














屋台では、グリューワイン(ホットワイン)のほか、
“Punsch”(プンシュ)という赤ワイン、キルシュヴァッサー(さくらんぼのお酒)、
アマレット、砂糖と各種スパイスを割ったものも人気があります。


何でも地方によって混ぜるものが違うのだそうな。
ウィーンでは、ラム酒を入れるのだそうな。。


北欧の言葉も聞こえてくるのですが、
皆さんかなり強いアルコールを飲んでいます…。

お子さまには、ノンアルコールプンシュをどうぞ!






カップも手に入れましたよ~

キールの街がモティーフになっています。
色合いが可愛い!


屋台で飲み物を買う時には、カップのデポジットも一緒に支払います。
カップを返却すると、デポジット分が返ってくる仕組み。






美味しそうな匂いもただよい。。






暗くなってくると、さらに雰囲気がでますね。