tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

ドイツの片栗粉とコーンスターチ

2013年02月28日 | 料理、食材、レシピ




ドイツのスーパーで買える片栗粉とコーンスターチです


写真向かって左が片栗粉、右がコーンスターチです。

片栗粉はじゃがいものお粉、“Kartoffelmehl”と表記されています。
パッケージの写真はじゃがいものお団子、クヌーデルです。
何種類か棚に並んでいて、ケーキの写真のものもあります。


コーンスターチは、“Speisestärke”、商品名は「モンダミン」
たいへん覚えやすいです。


粉類は現地で買うととっても安いので、気兼ねなく使えるぞ~

ケーキミックスを使ってチョコレートの蒸しケーキ

2013年02月27日 | 料理、食材、レシピ





しっとりなめらかな口当たりのチョコレートの蒸しケーキです





ドイツでは、こういうケーキミックスが何種類も販売されています。

パッケージ通りに作ってももちろん美味しいのですが、
思いついたときにパパッと作れると良いな~、と思って
ルクエを使って蒸しケーキを試してみました。


ミックスには、小麦粉、ベーキングパウダー、ココア等がちょうど良い配合で入っているので、
ここに指示通りの量の牛乳を加え、溶かしたバターかサラダ油orオリーブ油(なんでもOK)を大さじ1加えます。

生地に水切りしたヨーグルト大さじ2を加えると、
よりしっとり、むちむちっとしたチョコレートのテリーヌ風になります


生地をルクエに入れたら600Wのレンジで約4分チン。
よく冷ましたら、切り分けます。

後からホイップクリームやイチゴを添えます。


ルクエ×2個分できましたよ



今回は卵は使わなかったのですが、卵入りも今度作ってみます

薄力粉(450番)でパンを焼いてみる

2013年02月24日 | 料理、食材、レシピ




薄力粉に相当するドイツの小麦粉(450番)でパンを焼いてみました


朝の楽しみと家計の節約を兼ねたパン作り、やってます



日本とドイツでは粉の分類方法が異なります。
日本では粉に含まれるたんぱく質(グルテン)によって、
少ないものから薄力粉、中力粉、強力粉と分けられているのに対し、
ドイツでは粉に含まれる灰分量(ミネラル)によって、
少ない方からType 405、550、1050…といった番号で分けられています。





こちら、ドイツで薄力粉的に使われている450番の小麦粉です


キッチンに常備しているのがこのタイプなので、これでパンが焼けないものかと思い、試してみました。


日本の小麦粉に比べるとドイツの小麦粉は全体的にグルテンが少なく、
どのタイプの粉を使ってもあまりパンがふくらまないそうです。

そもそもあまりふくらまないのであれば、
この薄力粉的なお粉でも通常とあまり遜色のないものが焼けるのではないかと



そうはいっても本当に大丈夫か?と心配になったのでネットで調べてみたところ、
薄力粉でパンを作っている方が結構いらっしゃいます。


HaniwaFactoryさんのブログ記事、「ホームベーカリーにて薄力粉100%で旨いパンを焼く10の条件」が大変参考になりました。


ふむふむ、牛乳を使って、バターを多めに。。
(早焼き機能は今度ぜひ試してみます!)
水加減はホームベーカリーのレシピ通りで、水分を減らすことなく焼いてみました。


焼きあがったものを切ってみたところが上の写真です。



ダメもとで作ったわりには、悪くありません
ふくらむことを期待していたわけではないので、見た目は普通です。
切り出しても、生焼けになっているところはありませんでした。



いただいてみた感想はですね、、

まず、やわらかい!
ふわふわ感が出ました。

パンのきめは今ひとつですね。
これはやはりグルテンが少ないゆえのものでしょうか。

味は、んー、こんなものか~という感じです。
焼き立ては普通に美味しく食べられました。
粉が少し古かったこともあって、
開封したてのお粉だったらもう少し違ったかもしれません。



Type 450を使うと、やわらかいパンが焼けるということが分かったので、
いろいろ試作していきたいと思います





じゃがいものパン

2013年02月23日 | 料理、食材、レシピ






スーパーに売っているじゃがいもパン用の粉を使って、ホームベーカリーでパンを焼いてみました

手ごね、マシンともに可、というミックス粉でした。



日本から持ってきたホームベーカリーだったので、こちらの粉でちゃんと焼けるか心配だったのですが、粉袋のレシピどおりの手順でこんなパンができましたよ~


あまりふくらまないですね~

バター、牛乳が入らない、食感、風味ともにがっしりずっしりしたドイツパンです。
よくこちらのパン屋さんで売っている味ですね。
じゃがいものパンのもちもちっとした感じも出ています。

一日たつと固くなってしまうので、どんどん食べましょう~



ここにバターを足してみたらどうかな?とか、ちょっと甘みがあるといいかもとか、具をいれてみたいな~、とか、、
いろいろ考えがふくらみます。(パンだけに…、なんちて~



ドイツでは小麦粉の種類がたくさんあって安いので、これからパン作りをいろいろ研究してみたいと思います

あまり売っていないふんわりしたパンも焼けるかな…?

ボルディエのバターでフレンチトースト

2013年02月22日 | 料理、食材、レシピ




お土産のバターを使って、フレンチトーストを作ってみましたよ~



フレンチトーストを作るときには、有名なホテルオークラのレシピを参考にしています。
ふわふわで、プリンみたいな感じです



シェフのこだわりレシピ、ホテルオークラ特製フレンチトーストのリンクはこちら → ☆☆☆



今回は、バニラ風味のバターをいかして、お砂糖は控えめで作りました。



● 卵2個、砂糖大匙1、牛乳1カップを混ぜ、パンを一晩ひたして卵液をよく含ませておきます。
(オリジナルのレシピでは、24時間ひたします。)

フライパンを弱火で温め、バニラ風味のバターを熱して溶かし、パンを入れたらフタをして弱火のまま片面を7~8分ほど焼きます。
ひっくり返してもう片面を同じく7~8分ほど焼きます。


はちみつと粉砂糖をふり、バターを少しのせて出来上がり!



バターのバニラが香って、塩が少しきいて、、
うま~~~い


パリ土産 ボルディエのバター、生塩キャラメル etc.

2013年02月20日 | 料理、食材、レシピ




パリの美味しいお土産です


まずは、フランス土産といったらこれ、ボルディエの発酵バター

ギャラリー・ラファイエットのグルメフロアを探索していたら、
日本語で、「フランスで一番おいしいバター!」というポップが付いていました。

人気っぷりがわかります。。


ドゥミ・セル(塩有)、海藻入り、バニーユ(バニラフレーバー)の3種類を買ってきましたよ~
ドゥミ・セルはオールマイティ、海藻入りはライ麦パンに、バニーユは少し甘めのパンによく合います。
あ、牡蠣やムール貝を食べるときには、ライ麦パンに海藻入りバターを添えるとトレビアン


これを買ってきてから、朝食でトーストが登場する回数が増えました。
バターがしっかりしているので、熱々にしたパンにバターをのせて、少しおいてからいただきます。


もう既に結構減ってますね。。



同じくラファイエットで見つけたトリュフ塩
一味ほしいときにパラパラできて便利です。


それと、モン・サン・ミッシェルで購入した「塩の花」。
ノルマンディ地方は海沿いなので、海水から精製される塩が名産のひとつです。

この塩を使った生塩キャラメルも一緒に!




モン・サン・ミッシェル寺院近くのごく普通のカフェですが、
生塩キャラメルのクレープは絶品でした

もしかしたら、この日があまりに寒かったため、
温かいもの、甘いものがことさら美味しく感じられたのかもしれませんが。。


お土産のひと瓶は、今度クレープかパンケーキにでもつけていただきます。



パリの美味しいものとショーウィンドウの写真をフォトチャンネルにまとめました。
旅行気分でご覧くださいませ~

ドイツの電気コンロでご飯を炊く

2013年02月20日 | 料理、食材、レシピ





和食たべたいね~
ということで、炊き込みご飯を作ってみました。

土鍋を使うと、“ご馳走感”がでて嬉しくなりませんか?



ドイツのコンロは電熱で丸い鉄?部分を熱するタイプが多いようです。
我が家は耐熱ガラスの下に熱線があります。



ガスコンロを使っていたころはよく土鍋で炊き込みご飯をしていたのですが、
電熱だと、どうも火の回りが均一にならないようで、
お米を炊くのは結構難しいです


ご飯を土鍋で炊くときには、蓋を開けない、混ぜない、と指示があることが多いのですが、
そうすると火の通りが偏って、炊きむらができてしまいます。


これを解決するために、いろいろ試していたのですが、
最初に水を沸騰させるまでは蓋をせずに様子を見ながら米を混ぜて、
それから蓋をして、ある程度水分が飛ぶまではときどき蓋を取って混ぜる、というやり方をして、
あまり問題なく炊けるようになったので、とりあえずこのやり方に落ち着いています。


お味噌汁にはゴマと飾り麩を浮かべて。

魚やらおひたしやらを用意して、イヤッホウ♪




救援物資のお漬物も添えて、和食を満喫です



パリの美味しいものをフォトチャンネルにアップしました
お楽しみくださいませ!


モンマルトルでお洒落気分

2013年02月19日 | フランス




オルセー美術館の大時計からモンマルトルの丘を眺めて


パリの中心部から少し離れた小高い丘がモンマルトルです。
ノスタルジックな街並みが広がり、またピガール周辺の夜の街と隣接しているところです。



修道院が丘の上に建ち、ブドウ畑が広がっていた(今も一部が残っています。)土地ですが、
19世紀にパリの大改造がなされたとき、中心部の家を失った人々がモンマルトルへと流入し、
この地の都市化がなされました。


ブドウ畑と修道院があるということは、そこでワインが造られていたということで、、
人口の増加とともにお酒を出す店が急増し、歓楽街の形成が促されました。

そして、物価が安く歓楽街の輝き有するモンマルトルは、若い芸術家たちを魅了することとなります。





おそらく最も有名なキャバレーではないでしょうか、ムーラン・ルージュ


ここがブドウ畑であった時代、灌漑のための風車がたくさん並んでいたため、
風車はモンマルトルのシンボルという意味があります。



 

現在のモンマルトルのシンボル、サクレ・クール聖堂。


寺院からはパリの街が一望できます。
1876年に建設が始まり、1919年に完成しました。

私たちが訪れたときにはちょうど鐘楼の鐘が新しくなるということで、
聖堂内には真新しい、大人の背丈よりも大きな鐘がお披露目されていました。



 

ゴッホやピカソといった芸術家たちのアトリエが点在し、まだいくつか風車も残っています。

なんというか、アコーディオン弾きが似合う街角というか。。
パリジャン、パリジェンヌが歩いていそうというか。。

シャンゼリゼ通り~凱旋門と並ぶ、パリのイメージのような気がします。



 

地元の中腹の商店街にはこんなお店も。
クレーム・ブリュレといったら、あの映画。。





今だ人気おとろえぬ『アメリ』に登場するカフェ、レ・ドゥーム・ムーランです。


通りかかったのは偶然でしたが、ここはミーハーに徹しましょう~

クレーム・ブリュレをパリパリしてパリジェンヌ気分
 …って、喜んで注文したのは夫のほうなんですけどね



可愛らしい街の散策を楽しみました
写真をフォトチャンネルにまとめましたので、お楽しみくださいませ!

国立自然史博物館、進化大陳列館 Gran Galerie de l'Evolution

2013年02月18日 | 美術館、博物館




この展示を見たい!という夫のリクエストで、
進化大陳列館(Gran Galerie de l'Evolution)に行ってきました。

展示方法が変わっていて面白いのだとか



 

パリの文教地区、カルチエ・ラタンの一角には広大な敷地があり、
国立の自然史系博物館群が置かれています。

敷地内は公園のようになっていて、人々が憩っています。
写真で見えるでしょうか?動物園もありますよ~ (・(ェ)・)




現在パリで見られる最古の鉄骨建築(エッフェル塔や水晶宮の仲間!)である大温室(Grande Serre)。
熱帯のジャングルが再現されています。




鉱物陳列館の門です。
巨大な水晶が。




進化大陳列館はもともと動物学館であったのですが、
1994年にリニューアルされ、動物(というより生物)の進化の過程を体感できる展示になりました。

「進化」を焦点としたこれだけ大規模な展示はなかなか見つからないのではないでしょうか?


 

魚類、海洋生物のコーナー。
模型、剥製が混在しており、生態に即した標本を見ることができます。

1階から3階まで展示が行列状に続きます。


 
 
                                               「?」

階段を上がると、スペクタクルな景観が!
シカ?レイヨウ?と目が合います

古代生物から微生物まで。
一日の時刻の移り変わりを再現したライトの変化も見ていて飽きません。


 

絶滅してしまった生きものたちの展示も。


生物の進化そのものはもちろん、
それらを通して地球の環境や生態系の保全等、いろいろなテーマが設けられていました。



フォトチャンネルに写真をまとめましたので、お楽しみくださいませ




2013年ドイツ旅行のモデルプラン

2013年02月15日 | その他

夏に家族が遊びに来てくれるということで、1週間のモデルプランを考えてみました


日本からの直行便が発着するフランクフルトやミュンヘンから
鉄道でデュッセルドルフへ向かうとなると結構たいへんなので、
デュッセルドルフにくるのであれば、飛行機を乗り継ぐことになります

チケットを取るときに、どこで乗り継ぐかが決まってきます。
(フランクフルトやロンドンで乗り継ぐことが多いかと思います。)

デュッセルからは、オランダやベルギーにすぐに出ることができ、
またパリへも3時間程度なので旅程に組み込めます。


また、南ドイツにはロマンティック街道やノイシュバンシュタイン城をはじめとする
いわゆるドイツらしい見所が点在しているので、
ミュンヘンを拠点として見てまわるというのも一案です
(ミュンヘンへは直行便で飛ぶことができます。)


ちなみに、飛行機の乗り継ぎは難しくないですよ~
乗り継ぎの空港に降りたら、"TRANSIT"(乗り継ぎ)の表示に従って進み、
電光掲示板で目的の飛行機を探してゲートへ向かえばOKです
妹ちゃんが一緒なので、問題はないかと思います。


どちらに行くかで航空券が変わってくるので、
行ってみたいところを相談してみてくださいな


とりあえず、ざっくりした旅程例を挙げてみます。
18日~だと記憶していましたが、17日だったら訂正してください。


デュッセルドルフプラン

7月18日(木)成田 → フランクフルト?ロンドン? → デュッセルドルフ
7月19日(金)デュッセルドルフ
7月20日(土)デュッセルドルフ → ケルン → パリ
7月21日(日)パリ又はブリュッセル(ロンドン観光も可。)
7月22日(月)パリ又はブリュッセル
7月23日(火)パリ又はブリュッセル
7月24日(水)パリ又はブリュッセル → デュッセルドルフ
7月25日(木)デュッセルドルフ → フランクフルト?ロンドン? → 7月26日(金)成田


南ドイツプラン

7月18日(木)成田 → ミュンヘン
7月19日(金)〈ロマンティック街道へ〉 ヴュルツブルク
7月20日(土)ヴュルツブルク → ローテンブルク
7月21日(日)ヴュルツブルク → ミュンヘン
7月22日(月)ミュンヘン
7月23日(火)ミュンヘン
7月24日(水)ノイシュバンシュタイン城、ヴィース教会
7月25日(木)ミュンヘン → 7月26日(金)成田


こんな感じです。
ガイドブックを見ると地理が分かりやすいかも。
ここに訪れたい!やこれがしたい!等のリクエストがあれば、教えてくださいね