tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

いろり鍋でいろいろ

2013年11月29日 | 料理、食材、レシピ



  






先日ブログにアップしたいろり鍋。


家で使うにはちょっと照れるな~と思わないでもないのですが、、

使い始めてみたところ、鍋として器として何かと便利でした。


火にかけて調理をしたらそのまま出せるので、
夫が遅くなる日には具材を鍋にセットしておき、帰ってきたらすぐに仕上げてテーブルへ運べます。

一般的な丼のサイズで扱いやすいところと、手間いらずで温かく美味しそうに見えるのが気に入いりました



11月に活用したときの写真を挙げてみます。






味噌煮込みうどん。

冷え込む夜には、ほっとするものを
お餅もはいってなかなかボリュームがあります。






つみれ、ちくわぶ、こんにゃく、じゃがいもの煮物。

エビ、豚肉、鶏肉を取り合わせたつみれが良い味だしてます






麻婆豆腐。

以前中華街に行ったとき麻婆豆腐が土鍋に入って出てきたことがありまして、
熱々の鍋から料理をいただいたのが美味しそうだったのを思い出して合わせてみました。

和っぽい雰囲気のいろり鍋ですが、案外こんな感じもいけるのではないでしょうか。
写真だと湯気がうまく写らず、残念。。






煮込みハンバーグ。

洋食はどうかな、割とまとまっているでしょうか?
レストランなどで鉄のプレートを見慣れているためか、そこまで違和感はなかったように思います。








振り返ってみると、11月のブログ記事は食べ物のことばかり

家にいる時間が長いと食が楽しみになるのはやむを得ないのでしょうかねえ。



チーズ削り器 ジロール

2013年11月27日 | お気に入り






先日ブログに写真をアップしたこちらをご紹介をします

夫の好きなものシリーズです。






彼はこんなものを見つけ、一目ぼれしてしまったようです


箱の写真を見ると何なのか一目瞭然。チーズを削る道具です。


薄く削ったチーズは、くしゅくしゅっとした形状になり、
削った状態でチーズコーナーにならんでいたりします。






スイスのテット・ド・モワンヌ(Tête de Moine)というセミハードタイプのチーズ。

スイスといっても、フランス国境に近い地域なので、フランス語の名前がつけられています。

夏に仕込みをして晩秋から市場に出まわるので、まさにこれからが食べごろですよ~


テット・ド・モワンヌという名前は、「修道士の頭」という意味で、一説では山岳地帯の修道院で作られていたことからこの名前がついたそうです。

パッケージに描かれた修道士のイラストのように、チーズも頭部のてっぺんを刈り上げたようなかたちをしています。
そう思うと、何だか可愛いですね。


切り分けて食べても良いのですが、削ると花びらのようでとても華やかになります






写真のようにチーズの中央を固定し、羽をまわして削っていきます。


削り器の「ジロール」は、フランス語のジロール茸からとっているそう。

日本ではアンズダケ、ドイツではプフェッファリンクと呼ばれ、美味しいキノコです

そう分かると、かたちがそっくりですね!

我が家のものはプラスチック製ですが、ステンレスや陶器などいろいろな素材で製造されているようです。


本来は風味、塩味の強いチーズなのですが、薄く削るとクリーミーでマイルドな味わいになります。

削りたてはしっとりとして風味が良く、軽く、ついつい調子よくつまんでしまいます

ブルゴーニュのワインともとても良く合いました


チーズを削るとき、押さえたりしてチーズ皮に手をふれてしまうと
かなり匂いがつくので、それだけ要注意でしょうか。








「お気に入り」というカテゴリーを新設しました。

お気に入りといっても、この記事の内容からも分かるように、
夫の好みが反映されたものを集めてみようかと考えています。

(夫の)お気に入り、という感じでしょうか。。


以前の記事、「渋可愛い」も、本カテゴリーに収めようと思います。



和食とワイン

2013年11月24日 | 生活









開ける予定のワインはこちらだったので、、

和食と合わせたいな~と思いました






栗原はるみさんのレシピで、銀ダラときのこの炊き込みご飯。

魚を味噌漬けにして香ばしく焼き、ご飯と炊きこむもので、本当に美味しいです





炊き込みご飯のときのおかずってどうしようかな、、といつも迷います。

ご飯自体に魚、野菜と具材がはいっていてあれこれ作るのはメンドクサイ栄養はとれているように思えるので、この日は南瓜の煮物とトマトサラダ、具だくさんのけんちん汁にしました。



それはそうと、ワインとの相性なのですが、、

ぎゃーー!! 全然あわないーーーーー (*_*;

もう少し濃いめのものか、いっそ白ワインが良いのかもしれません。
…というより、おとなしく日本酒にしておけということか。。






ダメだこりゃ~ということで、

ご飯はご飯でいただき、食後にチーズを用意しました



渋可愛い

2013年11月21日 | お気に入り






なんともひなびた風情、いろり鍋。


お願いされるがまま購入してしまいました。

要望したのは、、夫です


どうも彼は可愛げのあるものに惹かれるよう。

もちろんドイツの我が家に囲炉裏はありません。
そんなことは彼にとってきっとどうでも良いことなのです。


どちらかというと全体的なことが気になる性分の私にとっては、夫の欲しがるこまごまとしたものには「えっ!」となることもあるのですが、

こんな顔で喜んでいましたyo 。。


家のなかには他にもお気に入りのものがあるので、機会があればブログにアップしてみようかにゃ~…


とはいっても、このお鍋を夫が気に入ったのも何となく分かります。
渋い鉄製の鍋ですが、丸っこい形が可愛くて温かみがありますよね


さてどうやって使いましょうかねえ、本来の用途からいって冬にぴったりのはず。
活躍してもらいましょう!








「お気に入り」カテゴリーを新設したので、本記事をこちらに振り分けました。








オーバーハウゼンのクリスマスマーケット Oberhausen

2013年11月20日 | ドイツの街並み






デュッセルドルフ近郊のオーバーハウゼンで開催されているクリスマスマーケットの様子です。





オーバーハウゼンには“CentrO”という近代的なショッピングセンターがあり、その周辺で大規模なクリスマスマーケットが開かれるとのことで行ってきました
(ドイツ観光局サイトのリンクです。 → ドイツ観光局「オーバーハウゼンのクリスマスマーケット」


「山のクリスマスマーケット」、「サンタの村」、そして「こびとのマーケット」という3つテーマをもった市が立ち、150軒以上のクリスマス屋台が並ぶのだそう!






デュッセルドルフ中央駅からオーバーハウゼンまでは近郊列車で20分ちょっとでした。





駅からはバスか市電で「ノイエ・ミッテ(Neue Mitte)」へ向かいます。
区間は3駅分だったかな。

街は最近再開発されたらしく、駅もショッピングセンターもとても新しく綺麗でした。





ゆるやかな曲線をえがくショッピングセンターを取り囲むようにクリスマスマーケットの屋台が並んでいます。







ここは山のクリスマスマーケットかな?





チロル地方の屋台で農家風サンドイッチを試してみました。

大きな半円形のチーズが溶かされていましたよ~
ライ麦パンにとろけたチーズと生ハムがはさんであって、幸せになれます





ここはサンタの村でしょうか。






屋台はちょっと凝った感じのところが多いような。




ショッピングセンター側には様々なレストランやカフェが並んでいます。




工業地帯っぽいエクステリアですね~







こびとの村…?

不思議なキャラクターは常設のもののようです。






ショッピングセンターのなかのイルミネーションも華やか!



歩きやすくて楽しいクリスマスマーケットでした。

テーマレストランや映画館、アリーナ等、いろいろおもしろそうな設備がそろっているので、また時間のあるときに訪れたいな


ムール貝の楽しみ

2013年11月17日 | 料理、食材、レシピ






冬のお楽しみ、ムール貝。 


2キロで5ユーロ前後と手ごろなのも魅力です。
リクエストを受けて白ワイン蒸しを作りました


以前レシピをアップした記事はこちら →「ベルギーのムール貝とムール・マリニエールのレシピ」

前菜、メインどちらにも使えて、便利です。


美味しい出汁がとれるので、貝の身と一緒に盛りつけてパンにひたしていただく他、パスタやラーメンのスープ、炊き込みご飯といろいろ活用ができます。






翌日はこのスープでパエリア風のご飯を炊きましたよ~


なぜパエリア「風」かというと、サフランが手元になくて入れられなかったからです…


具材は、キッチンにあるものなら何でも!
今回は、エビ、サバ、そら豆、トマト、玉ねぎでした。

レモンを絞っていただきます。


ムール貝の出汁がよくきいていました






鶏むね肉の赤ワイン煮

2013年11月15日 | 料理、食材、レシピ






先日の赤ワイン煮込みが会心の出来ではなかったので、もういっちょ!


開ける予定のワインが繊細な感じのものだったので、鶏肉で作ってみることにしました






以前、鶏むね肉のクリーム煮を御馳走になったことがあったことがあって、
しっとり仕上がったむね肉に濃厚な旨味が加わり、とても美味しかったのが印象に残っています。


肉が硬くならないように気をつかいましたが、結構いい火の通し加減になったと思います

いんげんをもう少し中央に配置すれば綺麗だったかな…。






煮こみを作るときに、最初に煮て濾したあとの野菜ってどうしていますか?


ちょっと気になってしまい、捨てるのは何となくシノビナイ…、

ほうれん草をホワイトソースで和えたものと重ねてグラタン仕様にしてみました。


良いリメイク方法を考えていきたいです。






ワインはこちらでした。

鹿肉とプラムの煮込み

2013年11月10日 | 料理、食材、レシピ






ひと月ほど前、ブルゴーニュから配送したワインが到着したので、合いそうな料理を作ってみましたよ。


ちょうど冷凍の鹿肉が手に入ったので、ジビエにしました

ドイツの森には野生のシカが多数生息しているとのこと、
鹿肉も高級食材としてとても人気があるのだとか。


どうやって料理しようかと考えたのですが、
食べたことのある鹿料理というと、カルパッチョやパスタソース、ロースト系、、

家でもうまくできて赤身をいかす調理法が良いかなぁ…ということで、赤ワイン煮にすることに。
プラムを一緒に煮込んで風味を加えてみました。





鍋のなか。


が、しかし、、

解凍を急ぎすぎてしまい、肝心のお肉が硬くなってしまいました

思い通りにはいかないものです。しょんぼり…。


ソースはとても美味しかったので、翌日ポークソテーにかけて、そして残った肉はほぐしてラグーソースにしました。。






コクのある肉の使い方としては王道ですな…。

美味しくいただきました。






合わせたワインはこちら。

煮込みにもはいっています。贅沢!


大根もち風ライべクーヘン?

2013年11月07日 | 料理、食材、レシピ


食欲の秋です。

ドイツ風を意識したスナックを試作しました。







ドイツのお祭りやちょっとしたイベントに行くと、ライべクーヘン(Reibekuchen、またはライプクーヘン Reibkuchenともいう)というお好み焼きかパンケーキのようなものを売る屋台をよく目にします。

じゃが芋を主体に、玉ねぎや卵を加えて揚げ焼きにしたもので、スーパーにも並んでいます。
付け合せになり、おつまみになり、おやつにもなり、主食としても可。
使い勝手が良く、とてもポピュラーに食べられています。


モチモチした粉ものが食べたいと思い、大根もちや昔ながらのお焼きの食感に近いようにアレンジして写真の様になりました


具は薄切り玉ねぎとかりかりに炒めたみじん切りベーコン。

薄力粉:片栗粉=1:1 のお粉と具材をよく混ぜ、生地がもったりするまで水を加える。
(ドイツで手に入る片栗粉の代用食品、じゃが芋粉の「モンダミン」を使用しました。)

フライパンにゴマ油、サラダ油を合わせて風味よく焼いたら出来上がり!


ネギを飾って、無国籍風です。


ライプクーヘンにはりんごのピューレを付けることがありますが、ここでは酢醤油でしょう


表面がパリッ、なかがモチモチ、ムチムチして美味しいです。
具もいろいろ応用がききそうです。


最近、粉類の保管について話題になっていますが、開封したお粉を使いきってしまいたいときにも便利かもしれません。


また作りたいレシピでした。



ビルケンシュトックのファクトリーストアに行ってきました

2013年11月05日 | 






先日ドイツ、ボン近郊にあるビルケンシュトックのファクトリーストアで夫のシューズをゲットしてきましたよ


こちらにいると、靴の痛みが早い、、という話は前に書きましたが、
気づくと彼の冬用靴が一足のみとなっていまして…。


その一足が駄目になったら、履ける靴なくなっちゃうじゃないですか。。
あまり着るものにこだわらないとはいえ、必要なものは教えて頂戴な…。



そこで、興味のあったビルケンシュトックの生産工場兼販売所に出かけたというわけです。


道中も楽しかったので記録できれば良かったのですが、カメラを忘れてしまいました…残念無念。


行きは Bad Honnef から徒歩で。
駅にかかる橋を渡って、乗ってきた電車の進行方向に歩いていきます。
迷うこともなく、15分ほどで着きました。


倉庫のような店舗にビルケン系列の靴がサイズ別でずらっと並んでいます。
奥がアウトレットコーナーになっていました。

セルフサービスで試着できるのが嬉しい。
ここの靴はサイズで迷うことが度々あって、お店だとなかなか長い時間悩みづらいのですが、こちらではゆっくり検討することができます。

めずらしく彼も選ぶのが楽しかったみたい


購入した靴はこちら!





footprints というラインなのかな?定番の品のよう。

寒いのでブーツがあるといいねと話していたのですが、ぴったりのものが見つかったみたい。






コロンとして可愛い靴ですねえ。

アウトレットコーナーで 109.95ユーロ → 76.97ユーロ。
春~初夏にも良さそうな感じです。






ウミガメちゃん模様

来年の夏用だそうですよ。
こちらもアウトレットコーナーにて 49.90ユーロ → 34.93ユーロ。


今すぐ活用できるのは、一番上のものでしょうか。
とりあえずは、履き替えられる靴ができて良かったね



アウトレットコーナーには、型落ちのモデルの他、仕上げが完璧でない等、いわゆるB級品も置かれているようです。
実際に靴を履くと小さなキズや汚れは目につかないこともあるので、気にならない&気に入ったシューズがあればとてもお買い得だと思います。



帰りはライン川を渡し船で横断し、Rolandeck 駅から帰ってきました。
船賃はたしか 1.7 ユーロだったような。。

この近辺は車が通行できる橋が無く、車を乗せて船が行ったり来たりしていて、そこに歩行者や自転車も乗り込むことができます。
ちょっとした御当地アトラクションのようで楽しいです。