明日からアムステルダムへ行ってきます。
おおまかな予定を立てたのですが、
どうしても私の用事が多くなってしまい、
いつものこととはいえ、
付き合ってくれる夫よ、、ごめん
せめてもの埋め合わせにと美味しい食事処を探します。
これもいつものこと
私がやりたいからやっているという気もしますがね…。
まずはシーフードでしょうか。
やはり海洋国では海の幸を堪能しておきたいところです。
普段はあまり新鮮な魚介類が食べられないですしね…。
夫は生ガキが好物なのですが、夏はちょっと厳しいか…。
夏季にカキ 夏季にカキ カキにカキ
(いい加減にしろ。)
次はチーズ!
ゴーダやエダムといった街は
そのまま特産のチーズの名前になっていますよね。
オランダは海岸線や河川に面する土地が多く、
干拓地もあるため、土地は農耕に向かず畜産がとても盛んです。
プロテスタント圏は美食文化が育たないとよく言われますが、
それに加えて食材のバリエーションがあまりない土地柄、というのも
影響しているのではないでしょうか。。
特に新鮮さと風味がものをいう野菜に関して。
ちなみにドイツもプロテスタント圏だと思われがちだけれど、
実際はカトリック色が強い地域も多いです。
先代の法王はドイツ、というかバイエルン出身でしたし。。
野菜に目を向けてみると、
オランダはスマートアグリで大きな成果を出した国。
こういう感じのもの。
まさに植物の工場ですよね。
室内型の栽培施設で、スペース内の温度や湿度、肥料散布等が
コンピュータで管理されています。
天候に左右されず、人的労働力を必要としないので、
品質を保ちやすく生産性が上がることがメリット。
小さな国土の、しかも農業に不向きの土地が多い
オランダが国をあげてこのシステムを導入し、
その結果、農作物や園芸の分野で輸出国に転じたことは
大きなインパクトをもって迎えられました。
このIT技術は新しい農業のかたちとして日本にも広まっています。
農家がホワイトカラーになる日も近い…?
なんて言われているみたいですよ。
農薬の使用が最低限でおさえられたり、
有機農法が容易になったりといった恩恵もあるそうで、
オランダの農作物は安全性が高いという調査結果も出ています。
説明が長くなりましたが、
こうした野菜を使ったメニューのあるお店に行ってみようかな。
Bioブームを受けて、お洒落なカフェも増えているみたい。
昔から小麦は輸入に頼っている土地柄なので、
コナモノの名物は、パンの形状ではなく、
オランダ風パンケーキと呼ばれるもの。
日本の屋台のカルメ焼きのように小さいものや、
反対に大きく伸ばして焼いたものなどがあります。
もちろんパンが作られてこなかったわけではないでしょうが、
固めに焼いて長期保存がきくようにしたものか、
あるいは粉を保存しておいて、ささっとお焼きを作る発想でしょうか。
前に行ったお店が美味しかったので、再訪したいな
あ、でもパン屋や焼き菓子のお店も充実しているみたいだし、、
イギリスのローズベーカリーみたいな感じの流れなのかな…?
前の記事で書いたように、
ビオな食材を使って、馴染のあるシンプルなレシピを
美味しく安全に、という。
あらら、
考えだすと楽しくて止まらなくなります。。
こちらもやっぱり私に付き合せているのでしょうかねえ