今日は朝からソワソワしていまして、、
クラフトビール(地ビール)のイベントに行ってきました
“KIELER CRAFT BEER DAY”
キール(近郊の)クラフトビール・デー!
小規模ながら特色あるビールの醸造所が集まって、
来場者は飲み比べを楽しめるというものです。
クラフトビールって何か定義があるのかな?と思って調べてみたところ、
日本ビアジャーナリスト協会ホームページで
アメリカのビール醸造関係者の組合が提唱している概念が分かりやすくまとめられていました。
サイトの記載によると、クラフトビールとは以下の3点を満たしているものだそうです
・小規模であること
・独立していること
・伝統的であること
ふむー、、何となく分かるような曖昧なような。。
どこまでが伝統的な製法であるのかといった線引き、
例えば醸造の際に木樽を使うのか、ステンレス製の樽は「伝統的」と言えるのか、
企業から資金援助を受けていたり、他の機関とのコラボレーションという形態の場合にはどうなるのか、、
ともかく、大企業の製品に対抗する概念ということなのかな。
ドイツの街を歩いていると醸造所兼ビアレストランを目にすることがあります。
生産量が多くなく流通も地元に限られているので、
こういったイベントは、近隣の醸造所の情報が得られるチャンス!
会場へ入場しましょう。
受付で入場料(4ユーロ)を支払うと、手にスタンプが押してもらえます。
一度外に出ても、これを見せれば再入場できます。
デポジットを払い、グラスを受け取ります。
グラスを返せばデポジット分の料金が戻ってきますし、そのまま持ち帰ることも可能です。
ジョッキもあったのですが、グラスのほうが雰囲気が出るかな?
会場は熱気がすごい!盛況です。
それぞれの醸造所や生産者のブースがあって、そこで好きなビールを注文します。
基本的には、0.1リットルで1ユーロ、0.3リットルで1.5ユーロ。
ビールだけでなく、ウィスキーやリキュールが並んでいるブースも。
種類がたくさんあって、選ぶのが難しい~
キール市内の醸造所は3か所ほどだったでしょうか。
北ドイツ各地やデンマークの作り手の方も来ていました。
売り手のお兄さん、とっぽい(死語?)ですね~
小規模生産のものは、お洒落なイメージやBioやスローフード的なライフスタイルと親和性が高いですが、
ドイツだと割とこんな「ちょっと不良っぽいカッコよさ」というイメージも入っているような気がします。
Bioショップに集う人々が皆見事に革ジャン、モヒカンだったことがあって、あらここはどこの世紀末都市かしら?
なんて。ふふっ
白ビール、ピルスナーといった明るい色のビール。
黒糖のような、ミルク味のある、という風に、驚くほど香りに違いがあります。
同じ黒ビールでも色味が全然違いますね。
ローストされた味わいが強かったり、コクがあったり、こちらも特徴がはっきりしています。
ひと通り試してみて、気に入ったものもあったのですが、
写真がたくさんあり過ぎてどれがどれやら。。
各醸造所のパンフレットを持ち帰ってきたので、時間があるときに訪ねてみたいです。
地ビール醸造所の一覧を作れたら良いな
帰り道。
ワンちゃんにも上機嫌が伝わっているっぽい。