ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

「仮想通貨そのものを返せ」コインチェック集団訴訟、第1次提訴…弁護団「戦後最大規模の消費者事件」

2018-02-15 18:22:37 | 社会
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仮想通貨取引所コインチェックで約580億円分の仮想通貨「NEM」が不正流出した問題を受け、コインチェック利用者の被害相談に応じる「コインチェック被害対策弁護団」は2月15日、第1次訴訟を東京地裁に提起した。コインチェックを相手取り、口座に預けていたNEMを含む13種類の仮想通貨そのもの(2月14日終値ベースで、日本円にして約1953万円相当)を、指定する口座に送信することなどを請求する。
●7人が原告に。第2次訴訟は2月27日に提起予定
第1次訴訟に原告として名を連ねた利用者は関東・東海地方の7人(個人5人、法人2社)。2月27日には第2次訴訟の提起を予定しており、原告を広く募集している(参加締め切りは2月22日)。弁護団設立以降、相談があった約1千人にメールで参加を呼びかける。今後、訴訟を進めるにあたり、仮想通貨の値下がりに伴う損害賠償請求と、取引が停止したこと自体を損害と捉えた賠償請求も追加する予定という。
●弁護団「集団訴訟で実態を明らかに」
東京・霞が関で2月15日午後に会見した弁護団長の北周士弁護士は「小口で取引をしている方が独力でやるのは厳しい。集団訴訟により、負担の少ない形で解決ができるのではないか。また実際どのような管理がされていたか明らかではない。訴訟を通じて明らかになるのではないか」と述べた。
弁護団に寄せられる相談については、長谷見峻一弁護士が紹介した。「下落時に損切りができず、値上がり時に利益も得られないという『機会損失』への補償を求めたい」「流出したNEMを日本円で補償するというがその補償基準が不十分だ」「NEM以外の仮想通貨への補償も必要ではないか」などが目立つという。
●原告男性「コインチェック信頼していたのに」
弁護団事務局長の望月宣武弁護士はコインチェックの対応について、「のらりくらりと逃げ続けられている感じがする」と指摘。田畑淳弁護士は「利用者が26万人いるということは想像を絶する数だ。自分の資産を動かせなくなっているという方がいるとすれば、戦後最大規模の消費者事件とでも言えるのではないか」と述べた。
会見には原告として名を連ねた20代の自営業男性も同席。男性は昨年夏に40万円を投じて利用を始めたという。「コインチェックだけを使っていて信頼していたので、こういうことになって驚きと不安がある。一刻も早く対応してもらえると嬉しい」と話した。
●弁護団、金融庁に情報公開請求を実施
一方、コインチェックの大塚雄介取締役は2月13日夜に開いた会見で、訴訟が提起される動きについて問われ、「そこに関しては申し訳ないと思っていて、送金と売買(の再開)を今しばらくお待ちいただきたい」と述べていた。
また、大塚取締役は補償時期のメドは立っているとしつつ、具体的な時期の明言は避け、金融庁に提出した報告書についても内容に踏み込んだ説明はしなかった。このため、弁護団は「報告書の内容が全く不明である」とし、金融庁に対して2月14日付で情報公開請求をしたことも明らかにした。

【平昌五輪】スノボ銀の平野歩夢、求道者の4年間 1日1食、「勝ち続けること」が美学

2018-02-15 18:01:27 | 社会
19歳で一日一食って?

ストイックというか自分を追い込むタイプなのか?

一食で取るカロリーは多いともいますね。

年を取ると一食でも問題ないと思いますが、、




ソースから

平野はもがき続けていた。
 15歳で出たソチ五輪で、日本人最年少の銀メダルを獲得。そこからの4年間、銀を超える輝きだけを求めてきた。
 「自分を追い詰めてまでやらなきゃいけないものを楽しさ以上に感じていた」
 命の危険がつきまとう高難度の技を究めようとする日々に「全く楽しくない」とこぼしたこともある。
 米国では若者を中心に手付かずの雪山を自由に滑る映像制作が盛んだ。競技性を究めるのか、娯楽性を追うのか。平野は技を追い続けた。
 実家は新潟県のスケートボード場。4歳からスノーボードにも乗った。父の英功さんは大きなエアマット施設を置き、空中姿勢や踏み切りを習得できる環境を整えた。父と2人、実家と雪山の往復で技を磨いてきたからこそ、競技者としての「プライドもある」。
 求道者の一念は私生活まで変えた。1日1食に徹し、飲み物は水だけ。着地の衝撃に耐えるため、時間さえあれば腹筋を鍛えた。彫刻刀で刻みを入れたような腹部は「しんどい思いをしないと勝てない」という禁欲的な春秋の産物だ。
 一昨年、未成年選手の飲酒や大麻使用が発覚し、疑いの目は平野らにも向けられた。「自分まで関係あるかのように見られ、すごく悔しかった」。一緒にするな、という怒りのこもった言葉が印象に深い。
 昨年3月の国際大会では技の着地に失敗、左膝靱帯や肝臓を損傷したが、着地点は見失わなかった。試合で誰も決めたことのない4回転の連続技を今年1月、プロ最高峰の賞金大会「冬季Xゲーム」で初めて成功させて優勝。この日も同じ技に挑み、五輪史上初めて決めてみせた。
 4年前より世界のレベルは上がり、「今まで一番の大会だった。今できる範囲では全力でやれた」。同じ銀ではない。汗と辛酸に磨かれた分、重くまぶしい。(岡野祐己)