チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

5か月目を前に~旅立ちのこと

2011年09月15日 | 最愛の夫を亡くして
明日16日は、ダーリンひでの月命日。
ダーリンに会えなくなって、5か月が過ぎようとしています。

昨夜も、パソコンの前でお線香ショップなどチェックしているうちに朝を迎え、6時前からコーヒーを持参して墓参り。
昼間はぼーっとして、夕方から墓へジョギング。
ダーリンがいない1日が、また過ぎていきます。

偶然見つけた、お葬式屋さんのブログ。「また会おうね。」と再会を誓ってお別れした遺族は、心おだやかに過ごせるのだそうです。

先ごろ知り合ったかたも、意識をなくしていたお母様が、突然目を覚まして手を握り、「ありがとう」と言って旅立ったとか。

手を握るどころか、視線さえ合わせることなく、旅立っていったダーリン。
私がいつまでも立ち上がれないのは、この別れ方のせいかもしれません。
感謝を伝えたかった。また必ず会えると信じて生きていくと伝えたかった。これまでの闘病をねぎらって、「もう頑張らなくていいんだよ。」と声をかけてあげたかった。後悔は尽きません。


ダーリンのお墓の前で、聞いてみました。
「もし、病気で旅立ったのが私だったら、5か月後に、あなたはどうしているかな。ずっと泣いている?それとも笑顔を取り戻していると思う?」
そして、死んだ私はどうでしょう。何だか忘れられたみたいで寂しいかしら。それとも、あなたが元気になっていたほうが嬉しいかしら。

いずれにしても、私にはもう少し時間が必要なようです。

※申し訳ありませんが、コメントへのお返事は休ませていただきます。

 

1 コメント

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別れ方・・・ (マックスパパ)
2011-09-17 09:59:15
お久しぶりです。

別れ方と言うのでしょうか、その方の旅立つ時、きっとどのような別れ方をしたとしても、後悔は残るものだと思います。

犬の話で恐縮ですが、まもなく三回忌を迎える愛犬マックスの旅立つ瞬間が近づき、私は、何日も添え寝を続けていた。しかし、月曜の朝はやむなく出勤したら・・・職場に付いた瞬間に息子から連絡が入った。
まるで、私に見られたくないような、いなくなるのを待っていたように思えた。

そして、3月に旅立った母の時も、なかなか病院に来ない姉夫婦を迎えに病室を出て、ロビーに出かけて戻ってきたら、旅立っていた。
今は、そんなものなのかなぁ~と深く考えないようにいました。

ターニャさん自身もわかっていると思いますが、別れ方じゃなくて、今までのお二人の心のつながり、愛情の深さ・・・そして、旅立った後も、今まで同様に、変わらぬ心のつながり、愛情の深さが大切だと感じます。
今までは、何時でも何処でもキャッチボールのように、戻ってきた返事・・・
お墓の前に立ち、何を聞いても、返事が聞こえない。その寂しさが和らぐには確かに時間が必要ですね。
でも、長年連れ添ったお二人の愛情は、お二人だけのものです。
これまで長年の会話、長年の信頼関係があるからこそ、返事が聞こえなくても、いつか、堂々と、これからの道を歩んでいくようになるのでしょうね?
それまで、時間がかかっても良いじゃないですか!
私にはお二人がそのようにみえます。
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