チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

covid-19 追悼の十字架

2021年04月02日 | チェコ プラハ日常
旧市街広場の「covid-19 犠牲者追悼の十字架」を見てきました。
チェコで最初の、covid-19の死亡者が出て1年目にあたる3月22日に、舗装に(スプレーで)描かれたもの。当日朝の時点で死者は24,810人でしたが、勢いが衰えていないからか、描かれた十字架は25,000でした。



近づいてみると、大切な人を亡くした人たちが、十字架に名前を書いたり、


花やロウソクの火を手向けたり、ぬいぐるみやおもちゃもありました。


一つの十字架の前に座り込んで、携帯で写真をじーっと見ている若い女性がいて、悲しみに暮れている様子が切なかったです。

広場近くの有名な「カフェ・オリエント」の下の階に近年オープンした「Cerna Madona」では、ワクチンとウイルスにみたてたケーキが売られています。
話題作りでしょうが、あの十字架や遺族のメッセージを見たあとでは、悪趣味としか思えません。


他のケーキを買っていただきましたが、今度はやっぱりカフェオリエントに行きたいな。

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