はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

「石川県で地震」で思い出した

2023-05-05 19:10:29 | 日常生活

12年と55日ほど前の東日本大震災の前日

すなわち

2011年3月10日。

私はウキウキ気分だったんだよねえ。

ゴールデンウイークのきょう

日本各地の行楽地で盛り上がる

多くの観光客のように。

 

なぜならば

将棋の女流棋士連盟の主催だったか

12年前の3月11日に

『女流棋士たちとバスで巡る故木村義雄名人を訪ねる旅』

が挙行される予定だったからだ。

10人ぐらいの選りすぐった美人女流棋士たちと

木村義雄名人の生家やお墓などを巡りつつ

指導将棋や食事などを楽しめるという。

私は2万円の参加費を支払い

参加する権利を得た。

前日は

ゴルフ好きが、明日のコンペ

あるいは

明日の遠足を指折り数えて待つ子供のように

ドキムネムネ

いや

ムネがドキドキしていた。

 

好事魔多しとはこのことですな。

 

後はいわずもがなでしょう。

仕方ないよね。

 

私は、企画のリーダーの関根紀代子さんに

「その(払い込んだ)2万円は、返却無用ですから。

震災の寄付にでもされれば」

と、繰り返し言ったのだが

後日返ってきた。

律儀なお母さんだなあ。

 

現在も元気でいらしたらいいんだけどね。

 


手術してから12周年

2023-05-03 15:17:23 | 日常生活

先日の5月1日で

すい臓+腎臓の移植手術をして

ちょうど12年の歳月が過ぎたことになる。

 

はたしてこのあいだ

ワタクシは何をなしたのだろうか

ということをつらつら考えていると

なんだか...

ため息しか出てこない。

強いてあげれば

最近、5匹の野良猫を

世話して看病して

飼い猫として送り出した。

 

その5匹の猫がそれぞれの家庭で

幸せになり

かつまた、その住人たちの

雰囲気を明るくし、幸せの増幅につながってくれればなと

切に願う。

そうなれば

私が12年前にやった手術の

少しは

やったかいがあったとはいえよう。

 

最近は

四六時中

「死ぬときは、心地よい眠りに誘われるように」

願い続けてる毎日である。

今から楽にあの世に行ける活動という意味の『終活』

というのがあれば、ぜひとりかかりたいが。

私が透析をしていたクリニックの

ベテラン看護師Kさんは

「ワタシはそういう方法(ベストな安楽死)を知ってるけど

教えないも~ん」

と言っていたが

今思えば、彼女の好きな信玄餅の詰め合わせでも持って行って

聞いておけばよかったと

つくづく後悔している。

 

もちろん

安易に死ぬわけじゃないが

そういう知識を抱いてるだけで

なにかこう心強いというのか

老後の日々のプレッシャーを緩和して生活できるような気がする。

 

さて。

今の暗いワタシの対極にいるのが

ディズニーランドやユニバーサルスタジオで

能天気に遊ぶ若者

いわゆるℤ世代だろうね。

彼らは

生れた時からインターネットがある。

彼らから見たら

 

62年の人生で

ただの一度もケータイおよびスマホを使ったことも所有したこともなく

ディズニーランド(ユニバーサルも)も行ったことのない人間なんぞ

 

信じられない!

人間じゃない!

 

と思ってるだろうな。

 

チャットGPTだと。

会社の業務の効率化で使うのは、

まあそういう技術革新だからしょうがないが

学生がレポートを書くのに是か非か議論している。

バカじゃなかろうか。

こんなの使ったら、学生が自分で考えるひつようがなくなり

すなわち勉強している意味がないじゃない。

レポートを書くという行為は

それを制作し仕上げる過程の中で

考え、反芻し、時には懊悩し

いわば、脳みそのシワを一本一本増やしせしめる効果を期待しているモノ。

まさに

脳を鍛えるためなのであって

レポート作品そのもので名声を上げようとか

そういうモノではないのである。

 

こういうものを使ってなぜ悪いなんて述べる

安直なアメリカの大学生に

日本の学生は見習わないでほしい。

でも

Z世代はチャラっぽいからな。

すぐとびつきそうだな。

 

『ドラえもん』の作者の藤子・F・不二雄氏だっけ。

私の愛読書の『21エモン』という隠れた名作の中で

ボタンポン星とか

ボタンチラリ星の住民が

「1+2=」の問題を解けずに悩んでいたが

やがては

世界、日本もそうなる運命なんだろか。

 

それにしても

藤子不二雄さんの先見の明はすごいですなあ。

 

ところで

チャットGPTで

官能小説書かせたら

どうなんだろう。

宇能鴻一郎の文章よりも

エロいんだろうか。

 

 

あ~すごいんです。

先っぽから汁が流れて...。

 

部屋の壁に逆立ちしながら

玉子アイスをガジガジ噛んでいた

小学生の私でした。ガクッ。

 

 

 

 


もう12年

2023-03-11 03:10:45 | 日常生活

12年前の午後2時46分。

あのときは、あわてて庭に出て

庭の真ん中にある桃の木に、しがみついていた。

グワングワン揺れる大地

ジリジリジリジリ...

家全体がアブラゼミの鳴き声のような

うめき声のような、きしむ音を響かせている。

恐ろしかったです。

「早く静まってくれ」

心の中で念じながら

顔をこわばらせてた。

一度目が終わりホッとしたのもつかの間

二回目の揺れも大きかった。

 

12年なんて早い。

この家は当時すでにガタが来ていたのだが

ユルユルの柱が逆に

地震の揺れのエネルギーを分散し逃がし

倒れずに済んだんだと

勝手に解釈している。

私は我が家屋を

『こんにゃく住宅』と呼び愛している。

 

さて。

大人社会における

人間関係も

自分のミスによる後悔も

思春期の悩みも

相撲の立ち合いの相手のツッパリも

 

まともに胸で

その負のエネルギーを受け止めちゃダメだ。

上手に、すかすというのか流すというのかしなくちゃ。

真面目な性格はいいんだけれど。

 

これからの人生で

いろんな困難があるかもしれないが

それが

できるかどうかが

幸せかどうかの分かれ道だと思う。

 

ただ...

マイナンバーカードの登録申請の手続きを忘れ

結局

マイナポイント2万円分をもらうチャンスを逃してしまった。

悔しい。

いつまでも

悔しい気持ちが残って

ストレスが溜まっている。

 

いかんいかん。

たった今

困難を上手に流すと

誓ったばかりではないか。

なんだ2万円ぐらいで。

 

でも...

痛い!

 

 

追伸.電気料金の値上げも!

 

 

 

 

 

 


12億円①

2023-01-19 13:58:54 | 日常生活

アメリカの宝くじに比べれば

お話にならないくらいに少ない金額だけど

それでも12億円は魅力的だよねえ。

 

もし当たったらどうしよう。

まず預金通帳を開いて

12億円の数字を眺めますね。

何桁になるの?

えーと。

 

 

約30分。

お気に入りのコーヒーを飲みながら数字を眺めます。

そのコーヒーの旨いこと。

 

『ウルトラセブン』のダン隊員が

雪の中で四苦八苦して

ようやく怪獣のガンダーから逃れて

ウルトラ警備隊基地で飲んだであろうコーヒーより

旨いと思う。

 

よく「宝くじに当たったら他人に言うか言わぬか」

という問いがされるけど

むかしラジオで、立川志の輔が

「そりゃ当たったら自慢したくなりますよ。言っちゃいますよ。みなさんもそうでしょ?」

と、リスナーへ述べていたが。

ずいぶん能天気と言うか自慢しいというべきか

セキュリティ意識の欠如というのか

『目立とう精神』が旺盛なのか

そんなさあ

この物騒な世の中で

自分に大金が転がり込んだことを

宣伝するバカがどこにいるかっての。

詐欺してください強盗してくださいと

言ってるようなものだ。

むろん私は絶対に言わない。

 

まず

引っ越す準備だな。

今度は将棋道場のすぐ近くに住みたい。

だって今、一番近いめぼしい道場って

柏で

常磐線で片道1時間40分ですよ。

冗談じゃないです。

将棋連盟は

茨城県

とくに茨城中央部に将棋道場を作ってほしい。

以前は石岡にあったようですが。

 

それから

犬の散歩代行の店を開きます。

一人でも常連客ができれば御の字

なにせ

12億円あるから

うっしっし。

 

で。

 

スーパーの総菜売り場のパック寿司で

十分満足なので

いつもより豪華なネタのやつ、加えて

バッテラも。

サバって旨いよねえ。

 

パックの寿司っていえば

このまえ

親戚一同で同じパックの寿司食べてたんだけど。

 

ところで

俺ってさ。

物心ついたころから

最後に食べるのは決まって『エビ』なんだけど

俺のことを毛嫌いしている姪っ子も

大体俺と同じ順番でネタを食べていって

最後に食べたのがエビだったんだよね。

思わずムフフと笑った。

コレも隔世遺伝というのかなんかわからないけど。

 

寿司も食べたい。

ニッポン放送の

いまにてつお氏のように『上寿司』じゃなくてもいいすから。

 

今現在、使用している肌着の

ブリーフのほとんどがゴムがユルユルだし

穴が開いてるの

青カビも生えているのもある。

これらを全部捨てて新しいのを買うね。

中国製のブリーフは、しまむらで

2枚750円だけど

イトーヨーカドーで

日本製のグンゼの

1枚800円のブリーフ買うね。

中国製のやつって

腰回りのゴムが細くてウエスト肉に食い込むから嫌なんだよ。

グンゼのは、幅が広いゴムなので

ウエストに食い込んだりしないしフィットする。

そうそう。

まず

引っ越しより

下着を新調すべきだな。

 

あと。

アジア各国で売られている

いろいろな『出前一丁』を取り寄せ

食べ比べる。

 

デート代とか

婚活資金はだって?

 

そんな

くそくだらだいことに

貴重な金、使うわけないだろう。

アホか!

まったく。

 

 

 

たまに風俗には行くかもしれないけど。

 

 

 

 

 

 


つい今しがた

2023-01-17 17:31:24 | 日常生活

スーパーへ行く途中

目の前を

買い物袋を持って歩いているジイサンがいた。

すぐそばをビュンビュンクルマが通り過ぎている。

 

かけ寄り、肘を掴んだ。

「危ないですよ。ベニマルに行くんですか」

「ああ。はい...わし、目が見えないんじゃ」

「じゃあ入り口までこのまま引いてゆきましょう」

私が言うと

「申し訳ない」

そう答えた。

ゆっくり二人で歩く。

 

 

ジイサンの

メガネのふちが目の周りに食い込んでいる。

顔は俳優の...えーと

アレほら、チー坊のやつ

石立鉄男が杉田かおるに

口をすぼめて

「ちーぼー」

っていうドラマの

お父さん役だか

おじいさん役だったか。

いや違うな。

つらつら考えていたが

どうしても名前が出てこないので

「おじさん。突然だけど、ん~

むかし誰か俳優とかに似てるって言われませんでした?」

と尋ねると

ニヤリと笑ってこう述べた。

「ふっふ。実は、花沢徳衛に似てると言われたことがあるんよ」

あーそうそう花沢徳衛だわ。

「花沢徳衛なんて知ってるかねえ。むかし『おてもやん』ってぇ

のに出演していたんだが」

 

おてもやん?

そんなドラマあったかなあ。

 

その後、無事にベニマルの入り口まで到着し別れた。

 

 

 

後で調べてみると

『おてもやん』ではなく

おそらく

『おはなはん』

のことを言い間違えていたのだろうという結論に達した。

 

 

 

 

 

追伸.『パパと呼ばないで』当時の花沢徳衛と

   今の私の年齢が同じぐらいだなんて!

   なんてことだ。