未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

続 ・屋形船祭り IN (五円玉)

2008年03月19日 20時09分43秒 | 今日の祭り

 

昨日に引き続き、本日、朝より屋形船の畳搬入、完成致しました。

この屋形船、ほぼ毎日といっていいほど、エンジンの点検、並びに整備を

行っています。エンジンの場所は畳の下。

畳の下は  エンジンの熱や思いがけない

水害に対処すべく、発泡材ボードが敷き詰めてあります。その下に床があり

床の扉を開けると、エンジンがあります。

今回、床の発泡材も新規に敷き詰めさせて頂きました。

 見にくいですが、畳の位置を記載してます。

上記で述べたように、毎日の点検等、よく畳を引き上げる為、畳があちこち移動

している場合がよくあります。そのため場所が分かりやすい様に記載しました。

船宿の船頭様達は、畳屋さんの道具(畳を引き上げる道具)「手カギ」を所持し

毎日畳を引き上げているそうです。使用頻度が一般のお宅と違う為、丈夫な畳表

を使用しています。長くお客様をお迎えする畳達でいて欲しいです。

 (屋形船 艦隊 待機。)ありがとうございました。

P.S お昼にN○Kで視ました。早速私も

 一言言わして下さい。

「五円玉の穴、大きすぎる。穴の端っこでも針通ってしまいます。

五円玉を置く位置にもよりますが、穴の真ん中に針が上がらないと

雄針、雌針の関係が・・・・」私だけでしょうか?職人さんに変な目で見られた

四代目でした。