未来への絆 【江戸っ子畳職人物語】

この物語は畳の仕事や日々の暮らしを通し
      家族の愛と信頼を
  余すところ無くブログ化したものでる。

よく頑張ったね。

2008年03月21日 18時55分49秒 | 今日のお仕事

 

痛々しい畳。私はこのような畳達に、めぐり合い自分で製作する時

畳達にいつも思う。「良く頑張ったね。良く我慢したね」 と

写真では、分かりにくいですが、前回、畳仕事をした、作者は全ての畳の製作を

「クギ」で行っていた。もちろん畳の縁(へり)もクギで付いているのである。

私は、畳の製作(表替え)等、前回の作者の意図をいつも見ている。

この写真の作者には、何の気持ちも感じない。そんな作者に作られた畳は

可愛そうだし、何より、その畳に生活する人に失礼だと思う。

誰がそこに住まわれようが、どんな単価だろうが、どんな畳だろうが

畳として、その畳に住まわれる人の事を思い、しっかり製作するのは

畳店にとって当たり前の事でもあるし、思いを込めない畳など無いと

私は考えます。そんな事を思いながら、しっかり畳に思いを込めた。

P.S 今日は長男の生後100日の「おくいぞめ」

足早に帰宅  後一つ。

本日、仕事をしていて、心に誓った思いを、明日から行動にうつしたい。