たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第534沼】AUTO YASHINON-DX 50mm F1.7 先部分が銀色の前期タイプ

2016-02-18 22:57:44 | YASHICA

 

この個体は、オークションで落札したヤシカが届いてました。YASHICA J7とAUTO YASHINON-DX 50mm F1.7です。

同じレンズは持ってるんですがこの個体は先端部分が銀色なんですよ。シリアル番号も一桁少ないのでこっちの方がかなり古そうです。前期型或いは初期型に相当すると思います。

 

後玉に汚れと後玉群の絞り羽辺りにカビがあります。分解して掃除しなきゃですが一番後ろのレンズの外側は、カビキラーで拭いただけで奇麗になります。

 

押さえリングを外して一番後ろのレンズだけ外してみましたがカビはその奥だったのでレンズを戻してゴムで後玉群全体を回して外します。

 

ここにカビはありました。カビキラーで掃除します。6枚の絞り羽です。

すっかり綺麗になったんですが、残念なことに絞りマニュアルとオートの切替レバーのカバーがなくなってます。内側の金属板は残ってるので操作はできますが・・・

NEX-C3 絞り開放F/1.7 1/640秒 ISO-200 最短撮影距離05mの画像です。たぶん富岡光学製のこのレンズの解像感は非常に良いと思います。ピントッキオ君はとても小さいので最短距離の画角だとこんな感じです。縮小サイズだと分かり難いので

この画像は上の写真の切り出し画像です。かなり引き伸ばしても耐えれます。

NEX-C3 絞り開放F/1.7 1/250秒 ISO-200 この絵は更に接写リングを使ってぶつかるくらいに近い位置で撮影したものです。先端が黒いシンプルなAUTO YASHINON-DX 50mm F1.7の記事はこちら

【第451沼】AUTO YASHINON-DX 50mm F1.7 真っ黒シンプルなレンズ

 屋外でも撮って見ました。NEX-3 での撮影です。

NEX-3 1/3200秒 ISO-200 無限も出ているようです。

NEX-3 1/2000秒 ISO-200 くっきりした感じも出ているので屋外でもいい感じで使えそうですよ。

NEX-3 1/1000秒 ISO-200 目で見た以上のインパクトがなきゃね。

 

 


【第533沼】tamron 35-80mm F2.8-3.5 zoom MACRO BBAR MULTI 鮫肌タムロン

2016-02-18 00:10:34 | tamron

 

tamron 35-80mm F2.8-3.5 zoom MACRO BBAR MULTI を紹介します。

tamron 35-80mm F2.8-3.5 zoom MACRO BBAR MULTI
レンズタイプ  直進式ズーム 開放F値 F2.8-3.5
フォーカス  MF たっちゃん評価  ☆☆☆☆
レンズ構成 13群13枚 対応マウント アダプトール
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 62mm
焦点距離 35-80mm 最大径×長さ 66.5X80.5mm
最短撮影距離 1.3m  重量 522g
最大撮影倍率 1:2(マクロ時) 発売 1978
    モデル名 QZ-35M 

このレンズはフリマで見つけて300円で救出しました。カビや汚れはありません。

 

この鮫肌風のゴムが巻かれたタムロンアダプトールマウントのレンズ群は、これまで試写してみたりすると非常に好感触です。アダプトールマウントの状態で買いました。アダプトール2のマウントにも取り付けられて使えます。使えるといっても現代のデジタルカメラで使う際には、絞りの連動機構は使わないので取り付けられれば絞り優先モードかマニュアルで使えるのでしぼりの連動機構が正確に機能しているかどうかは分かりません。

  

前玉が外径いっぱいの大きさなのでなのか、レンズ名や製造番号は端部の外側に刻印されています。まさに鮫肌風滑り止めゴムですが、これは写りが良い昔のtamronレンズの証です。

 

マニュアルとオートの切替が可能です。通常位置からボタンを押して白い三角マークを黄色文字のMACRO側にまわすとマクロ域に入って1:2の最大倍率まで任意な倍率で接写撮影が楽しめます。

直進式ズームなので80mm時はここまで伸びます。今回はM42用アダプトールⅡマウントをつけてNEX-M42マウントアダプターでNEX-5につけて試写してみました。

NEX-5 F/2.8 1/30秒 ISO-200 通常域です。それにしても良く映るコントラストも十分です。

NEX-5 F/2.8 1/30秒 ISO-250 これはマクロでの画像ですが、すでに接写リング級の倍率になってますね。MF zoomレンズの中では傑出した写りです。はっきり言って当時の一流メーカーの純正ズームレンズより良いと思います。タムロン鮫肌ズームは良い写りです。

 SONY α100 1/2500秒 ISO-100 今年は暖かいので2月末なのにもう桜が咲き出しました。今日は天気も良く暖かかったので刀に乗って出かけたんですよね。この写真はマクロ域の低倍率で撮影しています。

SONY α100 1/2500秒 ISO-100 無限も出ているようです。このころのtamron鮫肌ズームレンズは皆マクロ機能が付いていてこれ一本もって行けば、普通の景色から超アップの接写まで出来ちゃって非常に便利なんです。

SONY α100 1/160秒 ISO-100 無限も出ているようです。丸子宿の奥の奥にある歓昌院です。山門前にいっぱい赤い毛糸の帽子を被った羅漢さんがおられます。500体とはいきませんが、全部表情や形が違うようです。

SONY α100 1/80秒 ISO-400 山門の柱に飾られている狛犬もなんか魅力的。

SONY α100 1/500秒 ISO-100 山門を過ぎた階段の途中にあった小さな花です。マクロ域でかなりの接写です。開放でマクロ最大倍率付近だと、なんとも不思議な描写になってきます。

SONY α100 1/250秒 ISO-100 この羅漢さんは手を広げて話をしているようです。

SONY α100 1/80秒 ISO-100 境内にあったアオキの赤い実です。指の先くらいの大きさがあって奇麗な赤い色をしています。このレンズはマクロ域で少し、バブルぼけっぽい感じもあって楽しいです。

SONY α100 1/160秒 ISO-100 院の裏手の山の木々もなかなか魅力的なんですよ。

SONY α100 1/2000秒 ISO-800 α100は残念ながらISO-800で画質荒粗ですね。丸子はなかなかいいですね。