京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

夢の扉 巨大海上都市が人類を救う

2013-07-27 08:55:35 | 科学・宇宙・歴史


日曜日の夜 「夢の扉」という番組が放送されています。
日本人の新たな技術開発を伝えています。
時にはこんなこと本当にできるの、まるで夢物語の世界じゃないの、
と思えることに真剣にチャレンジしている開発者の姿は、とても輝いていて、
大好きな番組のひとつです。
戦後の日本人のリーダーの奮闘を描いた、NHKの「プロジェクトX」という番組を
思い出させてくれます。
今回は、その夢物語の世界じゃないのという番組でした。

番組内容は、夢の扉HPから引用します。

「赤道直下に巨大な“環境アイランド”をつくろうとい う壮大なプロジェクトが始動した!
海上に直径3kmの人工島を浮かべ、その上に高さ1000mのタワーを建て、 全体で10万人が居住する都市をつくるという「グ リーンフロート構想」だ。

今赤道直下にある太平洋の島国が、地球温暖化に伴う海面上昇で、水没の危機にある。
国土は海に削り取られ、住居 は海に呑まれていく。

そんな地球環境問題の新たな解決策として、この 構想を考案し、 プロジェクトの責任者を務めるのが、清水建設の 竹内真幸55歳。
『夢を持つことで、技術は進歩する』と、竹内は 人類の未来を見据えて語る。

巨大なタワーの構造材には、海水から抽出したマ グネシウムを使い、エネルギーはタワー下層そして、宇宙太陽光発電などを利用。
そしてタワー下層部に植物工場を設置し食糧を 自給自足し、CO2を吸収してマイナス化するとい う『植物のような都市』の建設だ。

「そんな夢物語・・」 社内からは疑問の声―。竹内は無理に説得するのではなく、夢を語り続け、周囲が『共鳴』していくのを待っ た。共鳴者を増やし、最先端の研究や 技術を結集することで、プロジェクトは夢ではな く、実現に向け少しずつ進んでいく―。

「グリーンフロート構想」に期待を寄せるのが、 水没の危機が迫る太平洋の島国、 キリバス共和国のアノテ・トン大統領。竹内は構想を大統領に直接説明するため、片道 丸2日をかけキリバスを訪れた。果たして、もう一 人『共鳴者』を得ることはできるのか―。 世界の環境問題に立ち向かう竹内の壮大な夢と、その実現性に迫る。」
というものです。

番組を見終わって、まだ夢みたいな話じゃないのと思っています。
おそらく巨額になるだろう建設費用はどうするのとか、まるで人類移住計画みたいな話だなと考えてしまいました。

でも一方で、いずれこういう世界は来るのだろうなという気もしました。




清水建設のHPより引用