京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

団塊スタイル「 終活 葬儀と墓」を見て考えたこと

2013-08-18 06:49:09 | 団塊スタイル

8月16日のNHK団塊スタイルは、アンコール放送でテーマは「葬儀と墓」でした。
最近は核家族化が進み、単身者も増えるなか、近親者で葬儀を行う 、家族葬を希望する人が増えているそうです。
放送では、葬儀準備の心構えや費用などがわかりや すくお話していました。

葬儀では、家族に迷惑をかけたくないというのが キーワードになっているようです。
家族葬、直葬(葬儀をせず火葬だけ)、無宗教葬も増えているといいます。
葬儀に参列してほしい人は(50歳以上3029人対象)アンケート
家族・親族 36%
家族・親族・親しい知人 41%
仕事関係・地域の人も 7%
葬儀の必要はない 16%
アンケート結果からは、家族・親族+親しい知人が77%と圧倒的に多いですが、
私のまわりの実際の葬儀では、仕事関係や町内の人が参列する葬儀が多いです。
実際の葬儀は、送る側の遺族の意向が強く働かざるを得ないからだと思います。
最近、エンデングノートというのが流行っているそうです。
自分の気持ちと送る側の思いを調整するにはよいツールかもわかりません。
アドバイザーの方が、大まかなことは自分できめ、あとは家族に任せるようにしたほうがいいのではないか、と言っていましたが、私もそう思います。

どんなお墓に入りたいか(50歳以上3029人対象)アンケート
代々の墓 37%
新しくつくった墓 16%
合葬墓・納骨堂など 17%
墓をもたない18% その他12% の結果でした。
私のように地方から出てきた者は、自分の墓を作らなければいけませんが、最近のお墓は、従来墓以外に、永代供養墓、合同葬、納骨堂、樹木葬なども増えているようです。

番組を見てあらためて自分の終活について考えています。
私の以前のブロブで葬儀やお墓について書いたことがあります。

私は地方出身の次男坊なので、私の墓を作る必要があります。
私の宗教観は仏教ですが、ただ現在の中国式漢字の戒名には違和感を持っています。
できれば、私の実名が入った、○○居士にできないのかと考えています。
遺族が墓参りのとき、実名入りの方が親しみがわくと思います。

私は葬儀は遺族のためのものだと思っています。
私の希望とすれば、身内だけで済ます家族葬でいいと考えています。

墓も同じ考えですが、こればっかりは、私の一存できめることはできないので、
妻との相談が必要です。
死者は土に還ると言いますので、樹木葬もいいかなと、独断で考えたりしています。
でも実は、私自身は墓にあまり執着する気はないです。
故人にとっては、墓の大小だとか、立派だろうが、貧弱だろうが、
もはや関係のないことだからです。


NHKより拝借