今回の団塊スタイルは、『資格を取ってよかった』です。
最近専門学校で、定年を前にしたシニアの方が目立つようになってきたそうです。
めざす資格は、社会保険労務士、社会福祉士、日本語教師などさまざまです。
定年後の人生を前に、まずは資格を手に入れようという訳です。
番組が行ったアンケートでも、資格に興味のある人は65%ありました。
取得の理由は以下の通りです。
お金目的が一番多いのかなと思っていましたが、結果は意外でした。
番組は資格を習得して、退職後に違う分野にチャレンジしている人たちを紹介しましす。
一人は、55歳の定年後(生命保険会社)に美容師の資格を取り、高齢者 の“訪問美容”をやっている57歳の女性の方です。資格を取るまで大変ご苦労されます。
高齢者施設を訪問者し、髪をカットします。料金は1800円です。
御高齢の女性の方がカット後に見せる笑顔はとても印象的でした。
もう一人は、人や森林インストラクターの資格習得後、学問を深めて農学博士の学位を取得、地域 の森林を守る活動を行っている69歳の男性です。
69歳とは思えないほど若々しく、エネルギッシュな方で驚きました。
放送を見て、私のことを振り返ってみました。
私は昨年3月末に60歳で定年退職する前、雇用延長するか考えましたが、雇用延長せずにそのまま退職を選択しました。
さらに、新たな資格を取ったり、別の業種の仕事につくという選択肢もまったくなく、アルバイトも考えませんでした。
私は新たな仕事にも就かず、アルバイトもせず、まだ働いている妻をサポートすることだけにしました。
長い間、家事や子育て一切を妻任せにしてきたという負い目があったのです。
でも妻も、今年一杯で定年を迎えます。
しばらくは、お互いの趣味を尊重しあい、二人で旅行などして過ごすつもりでいます。
お互いの定年後の生活が落ち着いたら、私にはやってみたいことがあります。
妻には話をしたことがあります。
みなさまには、
笑われるかもしれませんが、それは、禅寺の庭の清掃です。
剪定などはプロの庭師でないとできないですが、雑草とりくらいはできそうです。
いつか、禅寺の住職さんにお願いしてみようと思っています。