先日、初めての確定申告(還付請求)に行った日、真冬とは思えない暖かい陽射しに、急きょ散歩の足を嵐山までのばしてみようと思い立ちました。
1月真冬の平日ですから、観光客も少ないだろうし、のんびりと静かな嵐山の風情でも味わいながら散策しようと思った次第です。
ところが、渡月橋に着いた途端、観光客の多いことにびっくりです。
あちこちで外国語が飛び交っています。
渡月橋から嵐山
昨年の台風による災害で傷んだ護岸の修復工事が行われています。
散歩は、渡月橋から亀山公園を通り、大河内山荘前から常寂光寺、落柿舎、二尊院、清涼寺という、私の定番コースの予定で考えました。
途中、時雨殿 で『百人一首を彩る女流歌人たち』が開催されていましたので、立ち寄りました。
この企画展は、百人一代表する女流歌人・小野小町を取りあげ、近世に描かれた華麗な歌仙絵や小町伝説の絵画などが展示されています。
さすがに亀山公園の方は観光客が少ないのですが、大河内山荘あたりで観光客の多さに驚きです。
竹林は修学旅行生、外国人の集団でいっぱいです。
さすがに観光シーズンのような混雑さではないものの、静かに風情を楽しもうとした思惑は完全にはずれ、定番コースは諦め、竹林を通り、帰途につきました。
どうも行き先を間違えてしまったようです。
広沢池か北嵯峨方面の方がよかったかもしれません。
こちらは、観光客は少ないので、本来の嵯峨野の風情が味わえます。
こんど菜の花が咲き始める頃にチャレンジすることにします。