京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

本日は葵祭ですが、 ヒマラヤの青いケシ、ホットリップス(熱い唇)

2020-05-15 18:18:57 | 2020 花


 毎年5月15日は葵祭の日です。
 葵祭は約1500年前に始まったとされる下鴨神社と上賀茂神社の例祭、賀茂祭です。
平安時代以来、国家的な行事として行われてきた歴史があり、日本の祭のなかでも、数少ない王朝風俗の伝統が残されています。
 5月15日には約8キロの距離を平安装束をまとった行列が京都御所から下鴨神社、上賀茂神社へと進みます。行列の花形は何と言っても斎王行列です。
私は在職中は全く行ったことがなかったのですが、退職後は足繁く見物に行っています。
 しかし今年は新型コロナの感染拡大により、行列は中止となり、下鴨神社で神事「社頭の儀」が神職や関係者だけで営まれ、勅使が国家安泰を祈る祭文を読み上げただけのようです。
 私はこの数年は下鴨神社から上賀茂神社に向かう賀茂街道で見物していました。

牛車が来ます。藤の花などを軒に飾り牛に引かせます。








斎王代列です。
斎王は平安時代には内親王が選ばれました。
現在は未婚の市民女性から選ばれるので斎王代と呼ばれます。










来年は行列が行われると良いのですが。

そろそろ植物園の高山植物エリアで、ヒマラヤの青いケシが咲きはじめる頃です。
以前この時期に撮影したものです。

ヒマラヤの青いケシ

























パパベル カングリウム(ケシ科)











ホットリップス(熱い唇)
唇に似ていますが、けばけしいと言うか、なんとも面白い植物です。
















唇の間に小さな黄色の花が咲きます。










熱帯睡蓮




















ソンベルギアカーキー





ヒギリ





アンスリウム





ホウガンの木の花と実
実は陸上競技のホウガンによく似ています。
花は可愛いです。





ハイビスカス原種








蓮華寺の青もみじと青苔

2020-05-15 06:04:03 | 2020 花


そろそろ洛北上高野の蓮華寺の青もみじも美しくなっていると思います。
蓮花寺は応仁の乱後荒廃していたのを1662年現在地に移し再興したものです。
再興にあたって、詩人・書家で詩仙堂を造営した石川丈山、朱子学者の木下順庵、狩野派画家の狩野探幽、黄檗宗の開祖である隠元隆琦や第二世の木庵性瑫らが協力しています。
本堂、鐘楼堂、井戸屋形、庭園は創建当時のままです。
2年前のこの時期に訪れた画像です。




鐘楼堂





井戸屋形










青苔





青もみじ











石畳の奥が拝観入口





ミヤマヨメマ










中に入ります。





室内からの撮影だけ可能です。










本堂















室内