京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

早咲き桜開花 カラミ桜、東海桜、オカメ桜、シナオウトウ×染井吉野、啓翁桜

2021-03-09 14:41:32 | 京都めぐり


 春の代名詞とも言うべき桜は、10種の野生種と数百に及ぶ栽培品種があります。
京都の植物園には約170種、500本という多くの桜が植栽されています。
植物園の早咲き桜は今つぎつぎ開花中です。


カラミザクラ(唐実桜)
中国原産で実は食用になります。別名としてシナミザクラ(支那実桜)、中国桜桃などの名前があります。
雄蕊が長く、中国では桜桃と呼ばれています。





















東海桜
カラミ桜系の栽培品種。
福岡県久留米市から広まった啓翁桜の実生から選抜された。
薄ピンク色のかわいい花です。


























オカメ桜





染井吉野Xシナオウトウ開花
日本原産で、バラ科サクラ属の園芸品種。
ソメイヨシノ(染井吉野)とシナオウトウ(支那桜桃=シナミザクラ=カラミザクラ)の交配種です。





















啓翁桜
福岡県久留米市でシナミザクラ台木にコヒガンを接ぎ木して作出した吉沢啓太郎に因んだ品種名。