京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

椿の名所 地蔵院の五色八重散椿

2021-03-13 14:34:45 | 2021 花


 椿寺で有名な地蔵院の遅咲き五色八重散椿が咲きはじめました。
ここにはかつて書院の前庭に有名な「散り椿」があり、これが椿寺という異名の由来になっています。
文禄の役(1592)の際に加藤清正が朝鮮から持ち帰り、さらに北野大茶湯のときに豊臣秀吉から寺に献木されたものです。
 初代は枯死し、現在の五色八重散椿は樹齢約120年の2世椿で、京都市の天然記念物に指定されています。
1本の木に濃淡様々な色合いの花が見られ、散り際も花びらが1枚ずつ散り美しい椿です。
紅、ピンク、白、ピンクに紅や白の絞り、白に紅絞りの花が咲きます。
























































狭い境内ですが、さまざまな品種の椿が植えられています。






































































ソメイヨシノ(染井吉野)開花 

2021-03-13 06:38:45 | 2021 桜


 今年は思いの外、桜の開花が早いです。
京都のソメイヨシノの開花宣言(標本木は二条城内)はまだですが、もう一部では開花しています。
右京区天神川高辻に『区民の誇りの木ソメイヨシノ』の大木がありますが、すでに開花し、たくさん花をつけています。





























3/11、全国トップで広島が桜開花宣言発表、3/12は福岡県と、あまりの早さに驚いています。
京都は3・19という予想が出ています。
 
『ウェザーニュース 第五回桜開花予想』より

全国の主な名所の桜開花予想
 2021年のソメイヨシノの開花は、全国的に平年より早い予想です。
平年より10日前後早いところが多く、記録的な早さとなるところもある見込みです。昨年と比べると東日本や北日本では同じくらいのところが多く、昨年記録的に早く開花した関東や東北では、やや遅くなる見込みです。
 西日本では昨年よりも早く、 特に昨年暖冬の影響で休眠打破が遅れた九州南部では、非常に早くなる予想です。





近畿の開花予想

近畿では、3月19日に大阪・京都から桜の開花がスタ ートします。
「全国つぼみ調査」では、前回よりも「先が黄色に」および「先が緑に」なったつぼみが増えて、「半分以上緑に」や「先がピンクに」変化したつぼみも見られました。つぼみが着実に生長していることがわかります。
 3月の気温は平年より高くなる予想です。天気がぐずつく日があるものの、晴れる日が多く、つぼみの生長が加速します。開花の時期は平年と比べると早いから非常に早く、昨年並から早くなる予想です。
 3月19日に大阪・京都から開花が始まり、20日に和歌山が続きます。3月下旬にかけて北部まで開花エリアが拡大していき、3月中に満開を迎えるところ多くなりそうです。嵐山(京都府)では3月22日に開花し、29日に満開を迎える予想です。