京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

春の花 山芍薬、一輪草、二輪草、クリンソウ、ツツジ、本石楠花、イカリソウ

2019-04-18 05:33:10 | 2019 花


京都の桜はほぼ里桜を残す状況になり、気になっていた春の花を撮影しました。

山芍薬(ヤマシャクヤク)

本州、四国、九州に分布し、山地や深山に生える野生の芍薬です。










一輪草(イチリンソウ)

本州から九州の野山に生える代表的な春の植物です。










二輪草(ニリンソウ)

キンポウゲ科の春の植物で、一つ草から2つの花茎が伸びてきます。
一輪草より花は小さいです。










九輪草(クリンソウ)

日本原産サクラソウ科の春の多年草です。
花が大きく美しい山野草として人気があります。






黄梅(オウバイ)

モクセイ科の落葉小低木で、よく枝分かれして先が垂れ下がります。
梅(バラ科)とは違います。





いろいろな品種のツツジが咲いています。

ミツバツツジ(三葉躑躅)

春に咲く紅紫色の花が美しいツツジで、花が終わってから葉が出てきます。
枝先に三枚の葉がつくことからこの名前がつきました。





コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)

中部地方から関東地方に分布します。
ミツバツツジよりも葉が小さいためにこの名前がつきました。





キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)

レンゲツツジの品種で花が黄色のものです。





ヒカゲツツジ(日陰躑躅)

関東以西の本州、四国、九州に分布する日本固有のツツジで、山地の岩場や水辺に見られます。





クロフネツツジ(黒船躑躅)

朝鮮半島、中国北部、シベリアに自生するツツジで、日本には江戸時代初期に渡来したもの。
大輪のピンクの花を満開に咲かせることからツツジの女王とも呼ばれています。










キヨスミツツジ(清澄躑躅)





ドウダンツツジ(灯台躑躅)





ホンシャクナゲ(本石楠花)







バイモ(貝母)






アオモジ(青文字)











雨宝院の桜

2019-04-17 16:38:14 | 2019 桜


西陣の聖天さんとして親しまれているお寺で、こぢんまりとした境内に多くの桜を見られるのが魅力です。
本堂前に咲く八重桜の歓喜桜や、珍しい黄緑の花を咲かせる御衣黄桜、枝垂れ桜などがあります。





御衣黄桜咲きはじめです












観音桜





















観喜桜










紅しだれ桜





松月










シャクナゲ





オウバイ






植物園の里桜満開 46品種

2019-04-17 05:37:53 | 2019 桜


植物園の桜はソメイヨシノが散り真っ最中で、八重紅しだれ桜が後半から終盤、里桜が満開です。

大原渚桜





関山





太白





松月





雨宿





関東有明





紅笠





八重紅虎の尾





御座の間匂





北鵬





南殿





永源寺





麒麟





上匂






平野匂






手弱女





紋白蝶





梅護寺数珠掛桜





鬱金





泰山府君





林2号





琴平





兼六園熊谷





菊桜





高砂





武者桜





日暮





手毬





市原虎の尾





松前早咲






高森古城




糸括






八重大島






八房桜






御衣黄 開花直前






白山旗桜





弁殿





白山1号





桐ケ谷






大島桜





細川匂





小汐山





白雪





佐野桜






御室有明





ウスゲ山桜
























































北野天満宮の北野桜開花、上品蓮台寺の桜

2019-04-16 13:59:09 | 2019 桜


北野天満宮の北野桜です。

北野天満宮は梅の名所ですが、菅原道真公の生きていたころは、桜の名所として有名でした。
境内には何百本もの桜が植えられていました。
現在も梅より少ないものの、境内には枝垂れ桜、山桜などが植えられています。
また社務所前には御神木の「北野桜」の古木(樹齢120年)があり、2016年に新品種と判明しました。
北野桜はカスミザクラ系の品種でかなり遅咲きです。
遅咲きで有名な仁和寺の御室桜よりも遅いです。





まだ咲きはじめです。
ここの桜は開花直後は白ですが、六角堂の御幸桜のように次第に赤くなります。

























上品蓮台寺の桜です。

枝垂れ桜は終わりましたが、まだ八重紅しだれ桜が咲いています。















八重紅しだれ桜











寺務所前












松尾大社の山吹

2019-04-16 05:40:17 | 2019 花


松尾大社の山吹です。

ここの山吹はは関西一とも言われ、境内には約3,000株の山吹が植えられています。
境内を横切る一ノ井川のほとりの山吹がとてもきれいです。
見頃に少し早いかなと思って行ったのですが、見頃開始でした。





















白山吹















一重の山吹












































シャガ





桜は紅しだれ桜が最終です。









二条城の桜 (4/13)八重紅しだれ、里桜

2019-04-15 16:45:17 | 2019 桜


二条城の桜二回目です。





4/13桜の開花状況表示





入ってすぐ二台の車が展示されています。
13,14日は二の丸御殿中庭で「コンソルソ デレガンツア京都2019」が開催され、54台のスーパーカーやクラシックカーが集結しているそうです。





唐門前は相変わらずの人出です。





今回も二の丸御殿や「コンソルソ デレガンツア京都2019」はパスし、桜メインです。

桜の園には多くの品種の里桜が咲いています。


一葉





関山






太白





松月





東錦










有明





佐野桜





手弱女






雨宿















滝匂





駿河台匂





今回紅しだれ桜をメインに行ったのですが、紅しだれ色落ちし終盤でした。








































清流園





結婚式です。






















































二条城を出ます。










仁和寺の御室桜 見頃開始

2019-04-14 22:22:07 | 2019 桜


土曜日仁和寺の御室桜を見に行ってきました。
五分咲きの表示がでています。(翌日日曜日には見頃表示)










中門










御室桜は日の当たるところはよく咲いています。





御室桜の入口




















入口付近は見頃ですが、中はまだツボミが多いです。





御朱印に列ができています。















観音堂





仮設の展望所ができています。





御室桜と五重塔

























出口

























金堂





鐘楼





御影堂





ミツバツツジあちこちに咲いています。





八重紅しだれ桜





引き返します。





勅使門





勅使門の前の桜は有明という品種です。
御室桜に似ています。御室桜は御室有明という品種です。
御室有明は仁和寺(御室御所)境内に多数、植えられている品種です。
花が一重咲きの株と八重咲きの株があり、八重咲きの株を八重御室有明と呼ぶこともあります。










ソメイヨシノ





八重紅しだれ桜






寝殿





御室桜 仁和寺HPより

『御室桜は古くは江戸時代の頃から庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われております。
また花見の盛んな様子は江戸時代の儒学者・貝原益軒が書いた『京城勝覧』という京都の名所を巡覧できる案内書にも次の様に紹介されています。
「春はこの境内の奥に八重桜多し、洛中洛外にて第一とす、吉野の山桜に対すべし、…花見る人多くして日々群衆せり…」と記され、吉野の桜に比べて優るとも劣らないと絶賛されております。
そして近代大正13年に国の名勝に指定されました。

御室桜の特徴

御室桜は遅咲きで、背丈の低い桜です。近年までは桜の下に硬い岩盤があるため、根を地中深くのばせないので背丈が低くなったと言われていましたが、現在の調査で岩盤ではなく粘土質の土壌であることが解りました。
ただ、粘土質であっても土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因の一つにはなっているようです。
あながち今までの通説が間違いと言う訳ではなさそうです。
詳しくは現在も調査中です。』




















京都御苑近衛跡の八重紅しだれ桜と出水の里桜

2019-04-14 17:15:30 | 2019 桜


京都御苑近衛跡の糸桜はすっかり終わりましたが、今は八重紅しだれ桜が満開です。
糸桜に劣らない美しさですが、訪れる観光客も少ない穴場になっています。
近衛跡に十数本の紅しだれが植えられてます。

4/13土曜日朝7時半頃の撮影

この紅しだれは二年前まではもっとボリュームがありました。
一昨年の台風で大きな枝が何本も折れてしまいました。
















糸桜同様高木です。






















1







































































朝陽が良く入ってきました。







出水の小川付近は多くの品種の桜が咲いています。
ここは里桜も多く、四月下旬まで桜を楽しめます。












































鴨川満開の桜が散り急ぐ

2019-04-14 12:33:30 | 2019 桜


私の好きな桜の散策コースは、上賀茂神社から北山通りまでの鴨川散策道路です。
先日も歩きましたが、土曜日午後もう一度、桜吹雪のなか歩いてきました。

まだまだ咲いていますが、少しの風で花びらが舞っています。
日曜日の雨で終わりでしょう。









































五山の送り火の一つ船形がよく見えます。














































このコースを初めて歩いたのは若いときです。
何十年も経ちましたが、今でも好きなコースは変わらないです。






平野神社の桜見頃続く

2019-04-14 05:39:25 | 2019 桜


平野神社の桜です。
魁は終わり、紅枝垂れやソメイヨシノは散りはじめですが、別の品種がつぎつぎに咲いてまだまだ桜を楽しめそうです。










嵐山

もと東京の荒川堤で栽培されていた品種で、ウィルソンが荒川堤からPrunus lannesiana form ranzan の名で報告したものはこの品種と同一といわれています。










花見茶屋

































一葉

もと東京の荒川堤で栽培されていた品種です。花の中にある1本の雌しべが葉化していることからこの名がつけられました。










衣笠










大河内山










平野妹背






白雲桜









芝山





御車返し





白雪





緑桜





楊貴妃





有明





白妙
















まだ開花していない八重桜が数品種あり、しばらく楽しめます。




植物園の桜と半木の道八重紅しだれ桜

2019-04-13 14:50:33 | 2019 桜


昨日の植物園と半木の道の八重紅しだれ桜です。
先日の水曜日に降り続いた雨と翌日の風で散りが激しく花見も終盤です。
















八重紅枝垂れ





雨情枝垂れ





海猫





咲耶姫





ミドリザクラ





八重彼岸桜





ノウベニソメイヨシノ





ヤナギザクラ





吉野枝垂れ











八重紅しだれ桜






佐野桜





松前早咲





墨染





桜以外に花モモも咲いています。
源平枝垂れ





半木の道 雲が多くなってきました。






























































南禅寺と屋敷通りの紅しだれ桜

2019-04-12 16:43:43 | 2019 桜


本日朝の南禅寺です。

境内の桜は終盤です。





天授庵





法堂横の桜










庫裏





水路閣










最勝院















最近南禅寺付近やインクラインなどで親子の猿が出没し、猿に噛まれる被害が続出しています。
あちこちに注意の貼り紙があります。






























僧堂のリキュウバイ















勅使門





野村美術館の裏は通称「屋敷通り」と呼ばれています。
紅しだれ桜がきれいなところです。

















































紅しだれ桜は満開続きですが、ここも昨秋の台風の影響でしょうか、枝が少なくボリューム不足です。