その3
1.近江路(琵琶湖東岸)での戦い7月7日、大海人軍の村国男依らは、息長横河(おきながのよこかわ、現在の滋賀県米原市梓河内付近)で官軍の将・境部薬(さかいべのくすり)を討ち取り勝利する。
7月9日、村国男依らの大海人軍が、琵琶湖東岸の鳥籠山(とこのやま、滋賀県彦根市の現大堀山)で官軍の秦友足(はたのともたり)を打ち取り勝利する。
7月13日、大海人軍の村国男依軍はさらに南下し、安河 . . . 本文を読む
気温が高くなるにしたがって、時間の進みが早まるように感じられる。桜に始まる花々が、次々と盛りを迎え、野も山も瑞々しい緑に模様替えすると、行楽への意欲はいやがうえにも増して、個人生活はイベントの目白押しとなる。
1つが終わればまた次が現れ停滞することがない。結果として瞬く間に、春は駆け抜けてしまう。
農家では苗床の整備に始まり、田植えを終えるまでは仕事に追われる。
漁業でも、魚が産卵を前に活発 . . . 本文を読む