今日は4連休・夏休みの初日。長男一家は人が密集しない天竜川支流の沢筋へ川遊びに。一昨日2回目のコロナワクチンを接種した我々夫婦は大事をとって留守番で残った。参加したかったので残念至極。
昼頃に次男一家から電話で、浜名湖で遊んでいたらカニが獲れたいう。持って行くので処理は任せると・・・。
見たら、イシガニが5尾ばかり。小型ながら、2尾は外子を抱えていた。
茹で上げたが、さっきまで活きていたカニを食べる気になれない次男たちは敬遠、我々が賞味することになった。

夕方、長男たちが帰ってきた。竿から網からテンモクから、種々道具を持っていった成果は10cmぐらいのヒラタテナガエビが5尾。現地は空いていて、孫たちは水遊びを堪能できたらしい。

このテナガエビの仲間は、上流で孵化した幼生がいったん海や河口の気水帯まで降らないと、成長できないらしい。河口で5mmぐらいの稚エビに育ち、其処から川を遡り延々何10km。モクズガニなどと似た生活史を保つらしい。
ヒラタテナガエビの味覚に興味がない長男たちは、我々への土産のつもり。あいにくワクチン接種の副反応のせいで、私は好物を目の前に酒を飲む気にもなれない。
妻が素揚げして息子たちの食卓にもっていったら、意外に孫たちに好評だった。自分たちで獲ったモノを食べる素朴な愉しみを知る好い機会になったようだ。
海や川で得た獲物を、調理して食べるのは原始生活の擬似体験。孫たちがそれを憶える時は短い。