覚悟の日

覚悟の日がとうとうやってきてしまった。

兄がついに亡くなってしまった。
満59歳一期として旅立ってしまった。
近いうちにこの日が来るだろうことは、分かってはいても、悲しいね。

大して仲のいい兄妹とは言いかねる兄妹ではあっても、そこはやっぱり兄妹。

私は、本当は３人兄妹です。
妹がいて、彼女は小学校３年生で早世、生きていれば５３歳のおばちゃんになっていたはず。兄は昨日７日になくなってしまい、
三人兄妹、残るは私のみになってしまった。

私の両親にしてみれば、３人の子供のうち２人までが、親より先に逝く不幸。
親の気持ちを察すると、もっと悲しい気持ちになってしまうし、
親不孝な奴等め！！とも思う。

せめて私だけは、親を見送ることが出来るように、生きます。

それにしても、悲しいね。
そして、用事が押し寄せてくる。
少し、気がまぎれる。
この時間になり、静かになると悲しみが押し寄せる。